2023-2024シーズン終了

明日のグランドセミファイナルを戦わずして2023−2024シーズンが終了した。先週のTaipo Dragons戦を42−22で勝利して勢い出てきた雰囲気だっただけに棄権という結果は試合をしたかったなぁという残念な気持ちと突然の連絡で拍子抜けしてホッとした気持ちが入り混じった変な感じだ。

2011年の11月にGaiWu Blossomsに参加して今年で12シーズン目だった。それ以来今年で12シーズン目だった。実は今シーズン、僕は全試合に出場したのだ。出場したと言っても前半15分、後半15分程度のプレイではあるけれど自分なりに年間を通してやり通した達成感がある。体調優れないとか出張などの都合で欠席をしていたのだけれどそれらの都合を乗り越えての皆勤だった。それだけに明日のグランドセミファイナルまではたとえ15分だけでもプレイをしてシーズン終了を迎えたい気持ちが強かった。きっとピッチにたってもろくな動きはできなかっただろうしボールを触ることも無かっただろう。前半だけの15分だったかもしれない。ただ正直な気持ちでいうと試合終了のホイッスルをピッチの上で迎えたかった。

明日はhong Kong Football Club へプレミアリーグ、プレミアリーグA、それから女子プレミアリーグのHK Gootball Club vs Valley Fort 試合が組まれている。来週にはグランドチャンピオンシップだ。4月第一週末には世界最大の7人制ラグビーのお祭りhong Kong Sevensが開催される。そして香港のラグビーシーンは全てのシーズンを終える。来シーズンの練習再開は4月かな?頑張れるかなぁ〜少しゆっくりしようと思っている。

恭賀発財 & 春節初戦

勝利快楽

広州Rocksの木内さん、厳しいタックルで何度もチームを救ってくれました。多謝 多謝

2024年(旧暦)の春節明けの初戦 vs TAIPO DRAGON、お蔭様で22-17と勝利することが出来ました。春節のお休みの週末ということもあって主力を欠くなか香港GaiWuからと広州Rocksからも4名もの力強いサポートが参戦してくれた。この試合を最後に香港を去るメンバーもいる。彼らのためにも何とか勝利をと臨んだ春節明け初戦だった。前半は2トライを決めて12-7と5点のリード、迎えた後半じりじりと攻め込まれて正面右にディフェンスの隙間を抜かれて同点に追いつかれた。その後、1トライづつを取り合って迎えた試合終了間際、自陣10mスクラムから右に展開、SOから第一センターを飛ばして2センターから右ウイングに繋がった。ライン際を駆け上がって追いかけてくるディフェンス2人からタックルを受けながらも滑り込んでトライ、キックは決まらずに試合終了のホイッスル、劇的な勝利だった。GaiWu Blossomの久しぶりの勝利だ。よかった。本当に良かった。俺はというと前半20分をロックでプレイさせてもらった。後半はいつもの右プロップでピッチに立たせてもらった。チームには特段目だった貢献は出来ていない。と反省しつつも何とか今シーズンの全試合出場を維持している。もう少し走れるようになってラックのそばで本来のプロップとしての仕事ができるようにならなきゃなと反省中、それにしても相手のスクラムは結構きつかったなぁ~(><)

試合結果はこちら

 

苦い初戦 in 2024

首の骨からギギギっと音がした

何年もぶりだろう。DAIGAOが帰ってきてくれた。後半開始早々にレッドになって退場のおまけつき 🙂

マジに死んだと思ったわ。(生きてます :))後半早々の相手陣地に入ったところでのマイボールスクラムだった。レグリーのセットの合図でヒットししてすぐに相手1番の頭が僕の胸の下まで入り込んできた。故意に斜めに首を押し込んでいる。ボールインするまでの間、僕はさらに低い姿勢で対応しようと背骨を張って顔が地面に近づくくらいまで下げ込んだ。次の瞬間、相手が我慢できずに崩れた。それにつられて僕も地面に突っ伏した。右肩を下にして突っ伏した僕の頭の上に両チームの2番がガシッと乗ってきた。頭が真横に押し込まれた。耳の奥から「ギギギ」っと骨がきしむ音が聞こえてきた。4年前に右足首を骨折した時、足首から頭まで骨伝いに聞こえてきた嫌なあの音と同じ音だった。「あっ!やってしまった」「首折れたな」ブレイクの声がして折り重なったフォワードメンバーが僕の上から起き上がっていく。立てなかった。先に起き上ったフォワードのメンバーらが声をかけてくれた。「大丈夫?」差し出された手を引いてなんとか立ち上がってすぐにピッチの外にでた。寝転がって首の様子を自分で確かめる。「あれ?大丈夫そうだな」幸い変な痛みは感じない。タイマッサージで首をグきっとされたようなすっきりした感じだ 笑)しばし大の字に寝転がって空を見渡した。すっきりと晴れ渡った青空と白い雲が見えた。「俺ラグビーしてる」なぜかそんな思いが自然とこみあげてきた。「Are you okay. Sir?」すぐに駆けつけてくれたチームのフィジオだった。「I’m okay」と笑って答えると座れるか?と聞かれて手を借りながら状態を起こした。前に座ったフィジオが僕の両頬を両手で優しく持って「Turn?」「yes」両頬を持ったまま頭を左右にゆっくりと回して痛みがあるか確認する。名前は?ここはどこ?何をしていたの?Shek Kip May(ラグビーグランドがある地名)。ラグビーの試合、Scotish(相手チームの名前)全部の質問に答えるとフィジオはOkayと笑ってベンチの方に戻っていった。あの嫌なギギギという音が体の中から直接聴こえた時は本当にやばいと思った。

広州 ROCKSからサポートにきてくれた Li君、時間の都合がつく時はまたきてくれるとこと、待ってるよ。

vs スコティッシュとの2024年の初戦はGai Wu Hong Kong やわざわざ広州ROCKSからも応援サポートしてもらったにも関わらずに惨敗した。約2ヶ月近くもの間、何も準備していなかった僕はピッチには立っていただけで本当に何もできずに前半15分、後半5分で今年の初戦を終えた。今シーズン残り3戦、もう一度、心の準備をし直して臨もうと思っている。

2024 New year’s day Youth Rugby

U19 Hong Kong Dragons vs Oversea Lions

毎年恒例の New Year’s Youth Rugbyが今年も無事に開催されました。U16、U19 のBoys と Girls の計4試合です。2時ころに会場のHong Kong Football Clubにつくとすでにバックスタンドはほぼ満員でした。通常であれば香港内のクラブチームから選抜された男女のプレイヤーが Hong Kong Dragonsと Kowloon Lions に別れて対戦するのですが今年はコロナの影響もあってかプレイヤーが少なかったらしく海外帰省していたプレイヤーを募っての Oversea Lions とうチーム編成でした。ももかはこの Oversea Lions のHO PRとして選ばれました。

15:10 KO、スターターではなく後半からの参加でした。ボール持ったら前な!とそれだけアドバイスして送り出しました。ラック周りで3人でポッドを敷くことはチームのルールとなっていたらしく常にAポジションで手を挙げてボールをもらっては数メートルをゲインしてポイントを作る。そんなプレイを何度も繰り返していました。地味なプレイですがグッドジョブでした。

新年の目標は前に出てタックル出来るようになる事だそうです。前から来る相手に肩からタックルに行くことはできるようになったので次のステップとして走り込んで相手を倒すタックルを出来るようになることが今年の目標と言ってました。それを聞いて目を細める父なのです。2024年いい一年になりますように 🙂

2024 New Years’ day Youth Rugby U19G

Photo by Panda Man Chung Yan / Takumi Images. All rights reserved.
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2023年練習納め

一年間の無事を感謝です。

先週末土曜日に2023年の練習納めで10人ほどがリニューアルしたハッピーバレーピッチ#6に集まりました。2011年にGAI WU Blossomsに参加して12年が経ちました。大きな怪我もすることなく15分だけではありますが、試合にも参加させて頂いておりチームとラグビーの神様、それから奥様に心から感謝です。2023ー2024シーズンは年明け1月13日から再開されます。どうぞ来年も元気で楽しくプレイ出来るように頑張ります。一年間、お世話になりました。どうぞ良い年をお迎えください。

2023-2024 シーズン前半終了

いい感じの暫定4位 🙂

シーズン前半戦8試合を終えて3勝5敗ながら暫定4位につけています。チームとしては限られたメンバーの中、香港チームからの助っ人の効果もあって善戦していると言ってもいいんじゃないでしょうか?中でも暫定首位のTin Shui Wai RFC 3Bには後半ギリギリに逆転されたけど4点差の敗戦、暫定2位のKowloon Brothers には3点差と僅差での敗戦でした。2試合共に勝てそうな雰囲気だっただけに惜しい試合でした。今週末の他のチームの結果次第で前半戦の最終結果が確定します。
個人的には初戦から毎試合出場の皆勤賞です。前半後半を15分程度ではありますが、中には前半だけ15分程度の参戦といった程度の試合もありますが 🙂 8試合全部に出場させてくれたチームに感謝です。シーズン後半は1月中旬から始まります。何とかシーズン続けて皆勤賞を取りたいと思っています。15分間の貢献を目指して!

6戦目 vs Tin Shui Wai RFC3B 15-19 Shek Kip Mei 前半 15分のみ
7戦目 vs Dac Kowloon Brothers 26-29 Kowloon Tsui Sports Ground 前半15分、後半15分
8戦目 vs TinShui Wai RFC 3A 42-31 TinShui Wai Community Ground 前半15分、後半15分

 

 

追記)仲間がチームを去ります。寂しいものです。一緒にボールを追いかけた仲間です。元気で、またいつか一緒にラグビーしよな 🙂

 

やったぜ!嬉しいシーズン2勝目

2勝3敗で暫定4位

初戦 vs POLICSは70分、2戦目 vs Typhoonは後半からの出場で35分、3戦目 vs City は後半10分過ぎに人数不足のため試合放棄で45分、4戦目 vs Scottishは後半からの出場で35分、5戦目 vs Tipo Dragons は後半から20分の出場、なんと初戦から連続5試合出場の皆勤賞を継続中なり 🙂 今シーズンは出させてもらって試合ではスクラムとぢフェンスに注力していこうと心に決めて臨んでおります。5戦目のDragons戦では20分間でタックルは自分の中では2勝1敗、ラックからボールをもって一番デカイ奴が勢いよく目の前に!ちょっと怯みそうになったけど何とかへっぽこタックルで止めることが出来た。一敗はディフェンスのギャップを突かれてきれいに抜かれてしまった。
この試合、ずっとスクラム組んでた印象だ。後半の20分の間でも5回は組んだと思う。2回は押し切って潰せたし、まぁ合格点かな!何とか勝ててよかった。2勝3敗で4位、限られたメンバーの中で香港GAIWUのサポートもあって何とか踏ん張ってるな!いい感じ、いい感じ 🙂

おめでとう スプリングボクス

傷だらけの Blossoms (><)

試合終了後に南アフリカのキャプテン シア・コリシが真っ先に向かったのはデリバティブノッコンでイエローカードを受けて10分間の退場を命じられてピッチの外にいたWTBチェスリン・コルビだった。ピッチの横に用意された椅子の上でジャージの中に頭を隠して試合を見ることが出来ずに小さくなっていたコルビ、テレビの画面に大きくズームアップされていた。南アフリカは14人で残りの7分間を耐え抜いて1点差を守り抜いた。そして大会初の4回目の優勝を決めた。コリシキャプテンは力強くコルビを抱きしめた。抱きしめながらコリシキャプテンは171cmの小柄なスピードスターにどんな言葉をかけたんだろう?泣けた。51日間、48試合の戦いが終わった。次のオーストラリア大会は現地で観戦したいと思っている。
感動的なフランスワードカップの決勝前、我らがGaiWu Blossomsはシーズン3戦目を戦った。結果は途中棄権 0-15 で2敗目だ。こうして結果だけを書くと喪失感もあるが決して落ち込むことはない、限られたメンバーでよく戦い抜いたと思えるいい試合だった。試合前、香港チームから助っ人が一人来てくれて16人で臨んだ vs City RC Quakes戦だった。前半序盤、自陣左5m相手ボールのラインアウトでこぼれたボールをうまく拾われてアンラッキーな先制トライを奪われた。その後はいつもどおりにラック周りのディフェンスに注力しながら相手ゴールまで押し返したりもして一進一退の試合展開だった。ハーフタイムで助っ人の香港人が抜けた後、リザーブ無しのがけっぷちで後半へ突入、10分過ぎた相手陣地に入ったあたりでのスクラム、レフリーの「セット」の声でガツンと肩を合わせたあとHOが崩れおちた。スクラムをブレイクすると顔をしかめて声を押し殺して必死に痛みに耐えていた。プレイは無理だとすぐに分かった。ロックの若手をプロップにあげてその場のスクラムは何とか乗り切った。が、すぐにもうひとりが古傷の悪化でプレイ出来なくなってしまった。レフリーに進言して試合放棄、負けを認めた。限られたメンバーのみで臨んだ試合ではあったけれどその内容は決して見劣りするようなそれではなかったと思っている。よく耐えたし、よく走っていたと思う。まだ3戦目、シーズンは始まったばかりだ 🙂

コンバージョン 2点の重み

いつも笑顔のヨッシー・ポラード

2点ビハインドで迎えた試合終了3分前、土壇場で逆転勝利を狙う49mのペナルティキックだ。草ラグビーでも緊張するこの場面、それを4年に一度のワールドカップの準決勝でショットクロックを20秒以上も残して決めて見せたスプリングボクスのハンドレ・ポラード!最初のセレクションで漏れたポラードはマルコム・マークスの怪我による戦線離脱によって急遽、チームに召集された。この準決勝でもスターターではなく前半の後半からリボックに変わっての途中出場だった。 こんな痺れまくるPGを決めて見せたポラードに引けを取らない奴が GaiWu Blossoms にもいる。写真の男、ヨッシー・ポラードだ。
2023-2024シーズンは10月14日 vs Police Panthers との悔しい敗戦から始まった。シーズン初勝利を目指して第2戦目 vs Typhoon だった。前半フォワードとバックスがうまくかみ合って左隅にトライで先制、難しい角度からヨッシー・ポラードが見事にコンバージョンを決めてくれた。続けて前半に1トライに1コンバージョン、おまけにもひとつ1PG、17-0とリードした。いい感じで前半終了 🙂 後半に入ってディフェンスラインのギャップを突かれて一つ目のトライ、ひとつ返した後にさらにワントライを重ねられて試合の流れが大きく振れた。そんな中、心の支えになったのが ヨッシー・ポラードが決めてくれたすべてのコンバージョンとPGで上げた9点の重みだった。試合中スクラムを組ながらまだ勝ってる。ここでとつトライをとられてもPGの3点差がある。そんなことを考えていた。自陣10mに入ったところでのスクラム、ポイントを示しながら「2minutes」とレフリーが言う。スクラムがブレイクして顔を上げると攻め込まれながらも必死のディフェンスが続いていた。相手のノックオンで試合終了!「勝った」 24-14、ヨッシー・ポラード、どんなに心強かったことか!僕の中では間違いなくこいつが今日の Man of the match だ。

 

 

涙のQUARTER-FINAL

バンディ・アキ、ジェームス・ロー、そしてギブソン=パーク

私の勝手な思入れの試合予想は1勝3敗となりました。予想は大きく外してしまいましたがどの試合もその内容は素晴らしいものでしたね。試合終了間際にインターセプトからの勝利を決定づけたアルゼンチンのトライは5点差を必死に追いかけていたウェールズの戦意を打ち砕きました。80分を超えてフェーズを繰り返すアイルランド、その数は30を超えました。最後はマンオブザマッチに輝いたNo.8アーディ サベアのジャッカルがそのフェーズに終止符を打ちました。精魂尽き果ててて地面に崩れ落ちる選手たち、フィジーはこの大会では私の目には「ツキ」の神様の気まぐれさに振り回されたようだった。最後の試合終了のラックもどことなく不運な印象だ。一点差の敗戦、開催国フランス、ほほ骨の骨折から復帰したアントワーヌデュポンだったが・・・4点ビハインド後半71分のPG,賛否両論あるだろう。タッチに蹴りだしてトライを取りにいって欲しかったなぁ~そう思った。どれも素晴らしい試合だった。中でも私が印象に残ったのはアイルランド vs ニュージーランド戦だ。SH ギブソン パーク、CTB バンディ アキ、WTB ジェームス ロー、この3人はどういう思いでニュージーランドの戦いの舞カパオ・パンゴを見つめていたのか?試合終了のホイッスルのあとグランドに倒れて何を見て何を思っていたのだろうか?世界ランキング1位のアイルランド代表にいて、この3人はニュージーランド出身だ。きっと子供の頃にはあの真っ黒のジャージを着てワールドカップに出場することを夢見ていたはずだ。この試合に臨むその複雑な思いは計り知れない。3人ともすでに30歳を過ぎている。恐らく年齢的にもこの大会が最後のワールドカップのはずだ。アイルランドは意外にも過去の大会でベスト8が最高戦績だ。決勝どころか準決勝にも進んだことはない。試合後に赤く目を腫らしたジョナサン・セクストン、そのすぐ脇で同じように涙を流す息子の肩を抱いて歩く姿が印象的だった。2019年日本で開催されたラグビーワールドカップ、横浜国際競技場に響き渡ったアイルランドコールを今でもはっきりと覚えている。

IRE vs NZL