HKFC vs SOCIETE GENERALE VALLEY

今日は気分を切り替えてラグビー観戦!Hong Kong Football Club vs Societe Generale VALLEY のプレミア、プレミアA そしてWomenプレミアをフットボールクラブで観戦した。例年春節明けから少しづつ暖かくなる香港なのに今日は異常な寒さ、午後3時KOした時点では14度前後だった。厚手のパーカーの上にジェンバーを羽織ってまるで冬場の秩父宮みたいだ(笑
実はHKFCにもVALLEYにもそれぞれ友人が多くプレイしている。プレミアのVALLEYには香港代表でもあるLUKE VD SMITがNo8でスターターだ。相手のHKFCには超イケメンのニュージーランダーSmithがいる。残念ながら今日は怪我でブースターにも名前なし、試合は逆転、逆転の面白い試合展開で進んで20−23の僅差でVALLEYが勝利を収めた。プレミアAのVALLEYにはカツヤがNO9でスターター、No。1にはケンも名前を連ねている。前半は一本差で食い下がったVALLEYだったが後半に一気に崩されて大差で敗退。女子プレミアでは娘が所属するうU18のチームコーチや顔馴染みのプレイやだらけだ。相手のVALLEYには娘の高校の先生もプレイしている。見どころの多い3試合を存分に楽しんだ1日でしたぁ!

やっちまった(><)

腰痛は突然に!

先週末の金曜日にとった勝手にプライベート夏休みがよくなかった。9時過ぎに起きて「そうだッ!練習行こう :)」と思い立って西貢にあるKaw Sai Chau Publoc Golf clubに練習に行ってきた。数日前から少し腰に違和感は感じていたのだけれど「まぁいいか」と押し切ったのがよくなかった。ゴルフの練習ではスイング改善に大きな閃きもあって納得しているのだけれど一時間以上に渡って腰に負担をかけてしまった。土曜日の朝からシャキッと立てなくなってしまった。垂直方向へ上下運動は問題ないのだが少し前傾するだけで腰に「ピキッ」と電気が走る。「トホホ、参った」
日曜日、GaiWu Blossomsの練習は13時30分からHappy Valley Pich #5だ。少し早めに家を出て娘が練習しているFootball Clubを覗いてみた。メインピッチに男子、女子が分かれて炎天下のもとボールを追いかけている。最近は娘も練習を見られるのが嫌らしく遠くからこっそり様子をうかがうことにした。数か月ぶりにあうチームメイトたちと楽しそうだ。見つかる前にFootball clubを出てHappy Valleyに向かう。LukeがVally Fort U16のヘッドコーチを任されたと聞いていたのでそれも見に行くことにした。遠くからみてもその体形でLukeだとすぐに分かる。ニコニコしながら近づいてきていつもの低い声で「Hey Haruuu」と手を出してくる。少し話をして暫らく練習する様子を見ていた。西洋人が中心のチームだ。U16、横幅はないが身長は大人とさほど変わらない。スキルを身に着けて体重が付いてくるとすぐにラグビー選手っぽくなるはずだ。きっと数年後には香港のラグビー男女共に強くなる、僕は強くそう信じている。
さて、我GaiWu Blossomsの練習だ。腰痛で見学です。今月末にプレシーズンフレンドリーマッチが組まれるらしい。練習内容も少しづつ実践形式の内容が盛り込まれる。ヘッドキャップとマウスガードをつけて「ガチ」のあたりも始まる。2022-2023シーズンは来月10月から始まります。

久しぶりにルークに会った!

さらにデッカくなっていた 🙂

2023年フランスで開催されるラグビーワールドカップの最終予選。香港代表は、7月4日の韓国戦をロスタイムでのPGで23ー21で勝利した。その翌日にはシンガポール経由でオーストラリアへ移動してトンガとの予選に臨んだ。買ったチームがワールドカップへの出場権を得る大事な試合だった。残念ながら香港代表は44ー22の大差で敗れた。香港は敗者復活戦のひとつの枠をかけてアメリカ、ケニア、ポルトガルと11月のトーナメントに望みをかけることになった。

この2試合にナンバー8で出場したルークと久しぶりに会った。練習などのピッチでは立ち話し程度には会っていたがこうして食事するのは去年、家に遊びに行って依頼だから1年ぶりだ。間近で見て改めて思った。デカッ!早速トンガ戦について聞いてみた。「Very fast」そして「strong」だったそうだ。香港代表はセットピースやポイントからの攻撃をじっくりとスローテンポにして自分たちのペースで戦うとう戦略を持って試合に臨んだそうだ。それが全然できなかったと言っていた。トンガはとにかく早かったそうだ。全く歯が立たなかった。それでも韓国に勝利したおかげで最後のひと枠を目指す敗者復活戦がある。ルークの活躍に期待したい。

奇跡の出会い (Luke Vander Smit)

余談だが、韓国戦のあとオーストラリアまでの飛行機での移動の際、韓国から中継地のシンガポールまでは乗客も少なく3つのシートに横になってのんびり移動できたそうだ。しかし、シンガポールからオーストラリアまでの7時間は3列のシートにルークと大柄なプロップ2人が割り当てあれて肩を窄めての7時間フライトだったそうだ。めっちゃ苦しかったそうだ 🙂

会食はTsim Sha Tsui EASTにある「和牛焼肉 純」日本の農林水産省が援助している(?)焼肉店だ。たまに家族で訪れる美味しいお店です。是非、一度お試しください。

和牛焼肉 純 (Tsim Sha TSui ERAST)

和牛焼肉 純 (Causeway Bay)

 

 

Hong Kong Rugby Premership 2020-2021

このブログを始めたきっかけは、私が偶然知り合った南アフリカ出身のラグビープレイヤー Luke Ban Der Smit(ルーク・バンダー・スミット)をいろんな人に知ってもらう事が目的でした。いつの日か日本のトップリーグでプレイすることを夢見て今は、ここ香港のプレミアリーグでプレイしています。すでに代表選手としての条件もクリアしていて、普段は自身が所属する「Herbert Smith Freehills HKU Sandy Bay RFC」でプレイしながら代表としても練習も参加して毎日、忙しくラグビー漬けの生活を送っています。先週の土曜日にシーズン2戦目 vs Bprreli Walsh USRC Tigers RFC 行われました。ご興味がおありの方は下記のリンクからどうぞ!残念ながら試合には僅差で敗れました。次の試合に期待です!頑張れルーク!

https://www.facebook.com/watch/?v=697216880936480

BRAAI. it’s Southafrican BBQ

久しぶりにルークに会った。試合の応援や練習の見学では会ったりしていたけど、こうしてゆっくりと話しをしながら会ったのは去年、一緒に焼肉を食べた以来だと思う。思った以上にデカくなっていた(笑今月26歳になる若者だ。ルークとの出会いがこのブログをスタートさせたきっかけなのだけれども、早いものだ。ルークとの奇跡の出会いはこちらからどうぞ:奇跡の出会い
ルークからはずっと家に遊びに来いと誘われていた。お互いのスケジュールをが合わずに延び延びになっていてやっと家にいくことが出来た。夕方、6時に駅で待ち合わせした。なんと買ったんだというHONDA 600ccにバイクで迎えにきてくれた。自分の車は今、点検に出しているそうだ。大きなバイクもルークが跨ると小さく可愛く見える。南アに住んでいた頃から乗っていたそうだ。それでもすごく丁寧にゆっくりと走ってくれた。30年以上ぶりに乗ったバイクは楽しくて嬉しい気持ちにさせてくれた。

ルークが借りている家は3階建ての2階と3階の広いベランダだ。インスタでみたことはあるベランダだったが実際に行ってみるとめちゃいいところだった。家の周りは森に囲まれているだけで近くのバス停まで歩くとなると15分以上はかかる場所だ。それでも26歳の若者が「静かでいいだろう」と納得したようにいう姿をみて私が持っていた20代の若者とは違った印象をもった。きっと自然が好きなんだろうなとそう思った。ベランダに置いてある大きなバーベキューセットに大きな袋から取り出した炭に着火剤で手際良く火をおこした。だんだんと炎が大きくなる。するとルークが手をコンロの上において1、2、3 と数えた。「HARU、(ルークは私のことをそう呼ぶ)知ってるか?」「何を?」と聞くと自慢げに「コンロの上に手を置いて1、2、3 と熱さを我慢できたら、火加減がいいという証拠なんだ。すぐに我慢できずに手を引っ込める時はまだ火が出来ていない証拠なのだそうだ。そしてもういちど手をコンロの上に掲げて、1、2、3 と数えて、パーフェクトといいながら大きな肉の塊を焼き始めた。南アでは「BRAAI」ブラーイと言うそうだ。週末になると家族や知人たちと長い時間をかけて話しをしたりラグビー中継をして過ごしていたそうだ。ビールを片手に肉の塊の焼き具合を確かめながらいろんな話をした。一緒に暮らしているパートナーのIshikaのこと、愛犬のBLUEを飼うことになった経緯などなど、最初会ったときは私の英語のレベルでは会話になっていなかったけど今日は会話できてるねと言って笑っていた。ルークは今、香港のナショナルチームのメンバーとして政府のコロナ対策の規制を守って練習を続けているそうだ。来港して8月で3年経つ、晴れてキャップを得る条件をクリアできることになる。頑張ってほしい。ルークと最初に会った時日本でプレイしたいんだという夢は今も心に持っている。Luke, there is nothing I can do for you. 私がそう言うと何とも言えない笑顔で何か言ったように見えたけど私にはよく聞き取れなかった。これからも応援していくつもりだ。頑張れルーク!秩父宮でトライを決めるまで!

ルーク

2018-2019 シーズンが終わって久しぶりにルークにあった。South China Tigers の試合であったのが最後だから2ヶ月ぶりくらいかな?ルークは一回り大きくなっていた。デカッって感じだった。昨シーズンのMVPにも選ばれて、いいシーズンになったと思う。でも今時点で日本でプレーする機会はまだない。バンコクで買ってきたペアの帽子を被って喜ぶルークとイシカを見ているとこっちまで嬉しくなってくるわ!
ちっと気になるニュースをネットで見つけた!ラグビーのプロ化構想を清宮副会長が発表した。2021年からのスタートを検討しているらしい。ルークが日本でプレイできる可能性が広がってくれるといいなぁと思う。
ニュースのリンクはこちら:https://www.sanspo.com/smp/rugby/news/20190728/ruo19072821110005-s.html?fbclid=IwAR0Dd5yOv7ctRiawaHFSRMQDs-sd9aPSDPYNs-sAg2L6P5tms1qVUY-sxu8

Island vs Peninsula on Mother’s day

South China Tigers vs Western Force Show case series U12G Island vs Peninsula
12時過ぎに家族3人で家を出た。会場へ向かう電車の中でも特に緊張している様子もなくリラックスしているみたいだ。集合時間の1時15分前にグランドの正面ゲートに着くとゲイリーコーチがすでに着いていて笑顔で迎えてくれた。それから続々とチームメイトが集まってくる。到着した順番にVIPロッカーに入っていく。チームユニフォームが配られるらしい。しばらく家内と一緒に待っているとニコニコしながら新しいユニフォームを来て出てきた。ユニフォーム姿がサマになってきた。ラグビーウーマンになったなと思う。3年前に Hong Kong Football Club 無理やりに参加させてもらったのが始まりだった。満足に英語も話せずにボールを追いかけてもボールには触ることすらできずにいたのに、今日こうして Island Team の選手としてプレイさせてもらうことに感慨深いものがある。

1月に行われた Island vs Peninsula の試合は Peninsula が勝利したと聞いた。ゲイリーコーチによると今回はその時のチームよりも much better だから期待しているとのことだった。試合は Island ペースで始まった。ラックでポイントを作ってゲインする、これを繰り返しながら少しづつ Peninsula のゴールラインに迫っていく。もう少しというところまで行ったが一瞬のラン反撃にあって先制のトライを許してしまった。U12G を侮るなかれ!しっかりとタックルにも行くし、ラックから持ち出してゲインしては、すばやくバックスにボールを展開して攻める。間違いなくラグビーをやっている。ここ数年で香港のラグビーは男女共に大きく成長していると思う。先制トライを許したあとも Island の攻撃は変わらない。ラックでポイントを作ってバックスに展開して攻めていく。試合前の練習でフォーワードで攻めるときは、「サンダー」バックスに展開して攻めるときは「ライトニング」と声をかける約束だった。その攻撃をしかけているのだろう。No.8 のオリビアがボール抱えて飛び込んで同点のトライを決めた。その後、お互いに1本づつトライを決めて前半が終了!
ももかは後半から、3番プロップで出場することになっていた。グランドに立つ後ろ姿が頼もしくさえ見える。成長したものだ。
後半が始まってもお互いに攻めあっていたが相手チームのキック攻撃にあってトライをゆるしてします。これで3-2とリードを許してしまう。試合終了の時間が迫る。前半と同じようにサンダーとライトニングでフェーズを継続して敵陣へ入っていく。敵陣左手前のラックからももかにパスが出た。右手で脇にボールを抱えてステップを踏んでゴールに迫っていく!相手も必死にとめようとタックルしてくる、相手に掴まれて動けなくなったところでオフロードパス、ボールをジャクリーンへ渡す。ジャクリーンが得意のステップでフェイントをかけてゴールラインへ飛び込んで同点のトライ!メインスタンドが大きく揺れる!チームにしっかりと貢献してくれた。「MOMO!ナイスプレイ」とチームメイトの親たちが声をかけてくれる。普段はももかに厳しい嫁さんも、ももかの成長したプレイに嬉しそうだった。その後、試合終了間際にゴール前のペナルティからトライを奪われて試合には負けてしまったが、本当にいい試合だった。これからもずっとこのメンバーで、Island vs Peninsula の戦いが続いていくことだろう。その中にももかがい続けてくれることを願っている。

試合のあとの両チーム一緒になっての写真、みんな素敵な笑顔だ。ノーサイド!勝ったほうも負けたほうも一緒に、これがラグビーだ。本当にいい仲間たちと出会えて、いい経験をさせてもらったMother’s day だった。大切な仲間たち本当にありがとう!

 

2018-2019シーズンは、敵同士として戦っていた HKU SANDYBAY の JESNIA ちゃん (右)と、ももかのチームメイトでな仲良しひょうきんな SIERRA (左)ちゃん!チームメイトして同じチームでプレイする。なんて素敵なんだろう!余談だけど、SIERRA のお父さんはスタンドでレフェリーの判定に納得いかず終始、怒りまくってたなぁ〜〜〜

ももかのナイスアシストはこちら(2:58頃だよん):https://www.youtube.com/watch?v=DBiu_7WfVnI&t=201s

試合前半①:https://www.youtube.com/watch?v=3jRSVyh427k
試合前半②:https://www.youtube.com/watch?v=WwCByfX_rFI&t=5s
試合後半①:https://www.youtube.com/watch?v=cH93dKunHPU
試合後半②:https://www.youtube.com/watch?v=DBiu_7WfVnI&t=178s

ルークも元気にプレイしていた。途中交代していたので大丈夫かと聞くと、首を少し痛めたと言ってたけ。まぁ大丈夫だろう。 香港のクラブチームに2018-2019シーズンが終わって、South China Tiegrs に選ばれたらしい。先週はシンガポールで試合して最終戦が今回だった。少し太ったみたいだなと聞くと、彼女の Ishika が笑って、お腹出てるというと怒るのよと教えてくれた。
来週、一緒にご飯行こうと約束して別れた。Ishika はルークのパートナーだ。南アフリカからルークだけを頼って香港まで来たらしい。今は香港の小学校で英語の先生をやりながらルークと一緒に夢を追いかけている。

今日の試合でルークと同じようにSouth China Tigers に選ばれたいつも陽気なサモア出身のSolomona !ちょっと前に子供が生まれてとっても嬉しそうだ。日本のチームに紹介したい選手の候補だ。

Hong Kong Football Club でU14B と、U16G のヘッドコーチの Wesley さん。お昼前からここでずっとここにいて試合見れてないと怒りながら大会のサポートしてた。顔を見かけると必ず寄ってきて「HARUKI saaaan 」とお辞儀をしてくれる。ナイスなガイだ(ˆˆ)
香港ではいつもみんなが笑顔で接してくれる。このラグビー環境を大切にして行きたいと思う。ありがとうラグビー!ありがとう香港!ついついそう言いたくなってしまう、そんな2019年の Thanks Mother’s day でした。

2019年 初戦 vs Kowloon Beavers

2019年が明けて、初戦は King’s park での、Kowloon Beavers だ。
昨年末に Hong Kong Football Club に敗れてから約一ヶ月ぶりの試合だった。
35-24 見事に年明けを勝利で飾ることが出来ました。
来週は、2018-2019 シーズンのリーグ戦最終戦だ。
勝って決勝トーナメントに進みたい!

 

 

 

 

 

この日、久しぶりにルークに会った。元気にプレーしていました。

 

 

 

 

 

初戦の様子はこちら https://www.youtube.com/watch?v=3gEfpcry8LU

Oさんと香港で再会

Oさんが南アフリカからの帰りに香港へ寄ってくれることになった。6月16日、午後を半休して宿泊先のホテルへ向かった。ロビーの椅子に座って待っているとニコニコしながらエレベータから降りてきた。オレンジのTシャツにキャップ、リュックと有楽町であった時と同じ格好(当然、Tシャツそのものは違うけど)だ。手には南アフリカのお土産だよって、ライオンズのキャップにスポーツタオル、それに美味しそうなワインまで持ってきてくれた。申し訳ない!
夕方のルークとの待ち合わせまで香港の観光地を案内することにした。最初に軽くランチということで中環にある「正斗」へお粥と雲呑麺を食べに行った。家族でもたまに行く香港ローカルのレストランだけどいつも昼時は混んでて並ばないと入れない人気店だ。

正斗粥麺専家:https://www.openrice.com/en/hongkong/r-tasty-congee-noodle-wantun-shop-tsim-sha-tsui-guangdong-congee-r104615

 

エージェント O さん

5月末、福岡のKさんから紹介してもらったエージェントの O さんとメールでコンタクトすることができた。ルークの CV は、K さんを通して O さん宛に先に送ってもらっていた。O さんはその CV を南アフリカの本社へ送ってくれていた。そして南アフリカの本社のデータベースには履歴のない新しい選手だということまで確認してくれていた。それから数回のメールのやり取りをして、本業の日本出張のスケジュールを調整して、6月15日(金)10時に有楽町の国際フォーラムの地下にあるコーヒーショップCafe LEXCEL で会えることになった。正直言って面会の約束をもらってからは安心した気持ちと、本当にルークのことを面倒みてくれるんだろうか、半信半疑だった。少しでも何かの足しになればと思って、3月頃からコンタクトしてきた各チームとのやり取りをまとめた資料を事前に送っておいた。
6月15日、午前10時少し前に国際フォーラムの地下のコーヒーショップについた。少し時間もあるしと思ってカフェラテを頼んでテーブルについて O さんを待つことにした。10時になった。それらしき人は現れない。メールのやり取りから受けた印象では時間に遅れるような人という印象はなかったので変だなぁと思いながら、ふとお店の入り口の横の椅子にリュックを背負った半パン姿の浅黒い人がいた。確か自分が店につく前から座っていたはずだ。まさかと思って恐る恐る声をかけた。
O さんだった。大変失礼しましたぁ〜って感じだった。まさかキャップを被ってTシャツに半パンにリュックを背負ってくるとは想像していなかったもので・・・
そんな服装のせいもあって、さっきまで変に緊張して少し落ち着かなかった気持ちが溶けた。まず、自分がナニモノで何故にルークを応援しているのかを説明するところから始めた。初対面にも関わらず O さんは真剣にそして興味を持って俺の話を聞いてくれた。そして O さんからは過去にニュージーランドにラグビーを経験しに行ったことや、トップリーグのチームで通訳兼トレーナーとして働いた経験を経て今の南アフリカのエージェント会社の日本支部として活動していることを丁寧に説明してくれた。そしてルークが日本でプレーできるように力を貸してくれることを約束してくれた。嬉しかった。大きな前進だ。ルークには事前に O さんに会って話をしてくることは伝えてあったが、エージェント契約を結んでくれるかどうかは分からないよとも話しておいた。O さんが選手とエージェント契約を結ぶ上で一番重要視しているのがダブル契約していないかどうかという点だった。たまに内緒で複数のエージェントと契約をしている選手もいるそうだ。選手にしてみれば軽い気持ちでオプションを多く持つくらいの感覚なのだろう。でも、一番大切な「信頼関係」を失う行為であり、ルークにおいても今現在、どこのエージェントとも契約をしていないかどうか、その点はくれぐれも確認してほしいと言われた。そして、更に嬉しいことに O さんは近々南アフリカ本社へ出張の予定がありその途中で香港に寄ってくれることになった。行く途中に寄るか帰りに寄るかは本国との調整で決まるので追って連絡をくれるという約束をしてその日は別れた。