Public viewing in Hong Kong

香港全域の電車がストップしている中、ももかと一緒にセントラルの FUNZONE に行ってきた。ニュージーランド vs ウルグアイ戦!試合内容はニュージーランドの選手層の強さが際立った試合だった。途中、豪雨にも見舞われたが久しぶりにももかと一緒にふたりでお出かけできて楽しい時間でした。最近はよく一緒にラグビーを観戦するようになった。私の横で「今のはオフサイドや」とか「ノットリリースや」とか言っている。今のは何の反則なん?「アブストラクションだわ」ボールを持っている人の前に味方のプレイヤーが居てディフェンスがタックルに行けなかったから、反則や!と説明するとそうなんかぁ〜 こんな具合だ。

 

 

ラグビーへの興味がどんどん大きくなっているように見える。今、日本中でワールドカップのお陰でラグビー熱が高まっている。ラグビーというスポーツがもっている人と人とを繋げる特別な魅力を肌で感じてほしいと思っている。ずっとラグビーというスポーツを続けてほしいものだ。

 

FANZONE Hong Kong

平日練習

毎週木曜日の練習は欠かさず参加している。しかも嬉しそうに!ももかの木曜日は少しハードだ。朝、7時40分前には家をでる。電車に乗って3駅目が学校の最寄り駅だ。授業が終わるのは3時30分、それから電車を乗り継いで Causeway Bay まで行って1時間の塾(KUMONにいくもん)通い。5時過ぎには終わって Football club で 18:00から19:30までが練習だ。 そこに行くと楽しい仲間と一緒にラグビーあが出来る。とても楽しそうだ。私も嬉しい。最近はひとりでラグビー中継を見ながら「今のはノットリリースや」とか、「あれはオフサイドやわ」とか一緒に見ている嫁さんに解説してくれるらしい。たいしたもんだ。
それにしてもここ香港のラグビーが出来る環境はすばらしいと思う。ももかは今シーズンはU14としてシーズンを通してリーグ戦を戦う。香港ラグビーユニオンが運営しているリーグ戦だ。おおよそ20近いカテゴリーに分かれていている。最上位はプレミアリーグ、その中から香港代表が選ばれている。このブログを始めたきっかけでもある「ルーク」は今年から代表に選ばれている。そのカテゴリー分けの一番下に位置する「Under 14 Girls League」が、ももかが戦うリーグだ。
夕方からピッチは複数のチームの練習で混雑してきた。U14 Girls の横ではU16が練習してしている。奥のほうではU16 U19 Men、時間が遅くなるにつれて大柄な男達が続々とピッチに姿を現してくる。香港のラグビーは強くなるだろうなぁ~間違いなく強くなるだろう。そう思う。

HKRU : https://www.hkrugby.com/pages/under-14-girls-league

私がピッチに到着したのは7時前、U14 Girls はタッチゲームをしていた。タッチゲームでもどうやって攻めるかチーム内で話し合うように指示がでる。遠めで見ている私には当然、何を話し合っているのかは聞こえない。話しているリーダーの声にみんなが頷いている。リーダーは身振り手振りでみんなに激を飛ばしている。ラグビーで欠かせないチーム内でのコミュニケーション。この年代から習慣付けているのかもしれない。すばらしいと思う。

悔し涙か?

「パパ、後ろのお兄ちゃん泣いてるよ。」ももかが言った先を振り返ると、少し赤くなった目を見開いてグランドを見つめる青年がいた。モスグリーンのスプリングボクスのジャージを着ている。負けた試合で泣いている。しかも自分自身の試合ではなく国の代表の試合をみて涙を流している。どれほどに強い思いなのか?私は少し驚いた。最近、私はとくに涙もろい。高校野球を観ていても試合の最後には負けた球児の思いを想像しては涙する。ただ、自国代表の負け試合を観て泣いた記憶はない。2015年の南ア戦に勝利したときは夜中に一人大泣きした。勝って泣いた。感動して泣いた。今でもヘスケスの逆転トライのシーンをビデオで観ただけでうるっとくる。でもこれは勝った試合だ。感動の涙だ。繰り返すが負けた試合を観て泣いた記憶はない。

少し話はそれるが、私は香港で日本人ラグビーチームに所属していて今でもプレイを続けている。沖敬三郎というスタンドオフがいた。心からラグビーを愛していた気持ちのいいやつだった。子供が生まれたらすっぱりラグビーは止めて子供の世話をしますよと言って笑っていた。沖のポジションはスタンドオフ、あいつがボールを捌くと選手が生き生きと動けた。ボールが動いた。最高のスタンドオフだった。4、5年前のリーグ最終戦、試合が終わったあとで沖が泣いていた。勝ちたかった。悔しいと言ってグランドの隅で泣いていた。すでに香港から日本に戻っていると聞いた。南アのジャージで涙しながらグランドを見つめる青年をみて、ふと沖のことを思い出した。敬三郎にもう一度会いたいものだ。そう思う。

日曜練習

9月に入ってもまだまだ暑い香港、11時30分にメインピッチ集合したメンバーはアップを兼ねての鬼ごっこで体を暑さに慣らしたあとコーチを中心に集められた。そこで、一人づつ名前を呼ばれてバックスとフォワードに分けられた。ももかはフォワード、事前に選手から提出されていた希望ポジションのリストをもとにコーチスタッフが割り振りをしていたようだ。ももかは希望していたフォワードに割り振られた。U14チームは総勢、約30人ほどだ。遠目にみていてフォワードに割り振られたのは12〜13程度に見えた。家の中では態度も体もでかくなったと思ってみてたけどチーム、特にフォワードの中に入ると小さく見える。少し余談になるが、香港のラグビーのレベルは近い将来間違いなく世界レベルに追いつくと思う。それは男子も女子も、15人制、7人制のどちらもその可能性は高いと思う。ももかが所属するここ、香港フットボールクラブだけでも男子は1000人以上の子供達が整った環境のなかで平日、週末と練習に励んでいる。女子も人数こそ男子ほど多くはないが下はU6、8からU16、19と多くのクラブチームが活動をしている。日本との大きな違いは体格だ。西洋人の子供たちが日本人の年齢の概念とはまったく合致しないくらいデカイ!それは男子もそうだが、ももかが所属するU14の女子は半端なくデカイ、170cm以上ある娘が3人もいる。背が高いだけじゃない、サイズもある。この娘たちが本気でラグビーに取り組み始めたらと思うとワクワクしてくる。バックスとフォワードに分かれての初めての練習だ。フォワードは最初にスクラムの基本姿勢を教わっていた。四つん這いになって背骨を反らせてルックアップとコーチから声をかけられては基本姿勢を試されていた。途中、コーチからお尻や背中を押されてはみんな姿勢を崩れないように耐えていた。昨シーズンのU12では、試合は10人制で、スクラムはほとんどノーコンテスト状態だった。今シーズンのU14からは15人制で、本格的なラグビーだ。当然、スクラムも押し合いになるんだと思う。スクラムの基本姿勢を教わったあとはラインアウトをお試しでやリ始めた。体の小さなももかは大きな選手がリフトしてボールをキャッチする様子を横でみていた。横の写真は仲良しのオリビアだ。フッカーを希望していてラインアウトもスローワーをやっていた。それにしても暑い、気温は30度を超えている。たまたま今日は湿度はさほど高くなく屋根のしたの日陰は天井にある大きな扇風機のお陰で暑さはさほど感じない感じ(笑 でも、グランドは相当に暑いだろうなぁ〜休憩で水を飲みに戻ってくる娘たちの頬っぺたは赤く火照っていた。ご苦労様って感じだ。長めの休憩をとったあとは、全員を2つのチームに分けてタッチ形式の AD が始まった。タッチされるとコーチの笛に合わせてラック、スクラムハーフからボールが出されてゲインしていく。これを繰り返す。U12の時と違って横に走り回る娘はほとんどいない。ボールを持って前にゲインしてラック、スクラムハーフがバックスへ展開していく。それなりにラグビーの形になっている。このチームの中で頑張ってレギュラーを勝ち取ってほしいものだ。頑張れッももか!

練習が終わってお昼を食べたあと、コーズウェイベイを歩いていると多くの星条旗を掲げたデモに出くわした。ランチをした店の人によるとデモの影響は大きく て大打撃とのことだった。気持ち的には応援するが、なんとか出来るだけ早く平和な香港に戻ってほしいものだ。

Sunday training Ver.2

今日は新しいシーズンが始まって、
2回目の Sunday Training だ。今は木曜日の夕方に平日練習も始まってて嬉しいことに自分から進んで通うようになってくれた。練習メニューも先週と比べると少しラグビーの練習っぽくなってきた(笑
4人でのランパス、途中からコーチがディフェンスとして前に立つ、声を出してボールを呼べと指導される。休憩後の集合では、10秒で集まれなかった選手はグランドの端まで走れと言われる。いい感じだ。昨年のU12までの子供ラグビー気分では通じないことを少しづつ覚えさせていくんだろう。
チーム構成は、2006年と2007年生まれで今年13歳と12歳になる選手で総勢30名くらいだ。U14と言っても、ももかは11月生まれで実際はまだ11歳だ。1歳違うと体格の大きな差がでる。外国人と日本人の体格差は歴然で少し心配になったりする。さぁこれからもっと本格的にラグボーが始まる。頑張って!

U14 Girls season has been begun.

U14 Girlsの2019ー2020シーズンが始まった。
ももかにとってはフットボールクラブでプレイする3シーズン目になる。今日開かれたフットボールクラブとしての初回ミーティングでは、U14、U16、U19のマネージャー、コーチ陣が父兄に対して紹介された。香港代表経験者やワールドレベルのA級コーチライセンスなど期待できる布陣だと思った。残念ながらももかは日本に居て今日は欠席だ。それでも昨シーズン一緒に戦ったチームメイトたちが私を見るたびに「Where is Momo?」と声をかけてくれた。ミーティングの後、簡単な練習をして新チームとしてのジャージ、練習用シャツ、パンツにソックスをもらった。自分がプレイする訳ではないが嬉しくで気持ちが高ぶってくる。頑張れぇももか!

Island vs Peninsula on Mother’s day

South China Tigers vs Western Force Show case series U12G Island vs Peninsula
12時過ぎに家族3人で家を出た。会場へ向かう電車の中でも特に緊張している様子もなくリラックスしているみたいだ。集合時間の1時15分前にグランドの正面ゲートに着くとゲイリーコーチがすでに着いていて笑顔で迎えてくれた。それから続々とチームメイトが集まってくる。到着した順番にVIPロッカーに入っていく。チームユニフォームが配られるらしい。しばらく家内と一緒に待っているとニコニコしながら新しいユニフォームを来て出てきた。ユニフォーム姿がサマになってきた。ラグビーウーマンになったなと思う。3年前に Hong Kong Football Club 無理やりに参加させてもらったのが始まりだった。満足に英語も話せずにボールを追いかけてもボールには触ることすらできずにいたのに、今日こうして Island Team の選手としてプレイさせてもらうことに感慨深いものがある。

1月に行われた Island vs Peninsula の試合は Peninsula が勝利したと聞いた。ゲイリーコーチによると今回はその時のチームよりも much better だから期待しているとのことだった。試合は Island ペースで始まった。ラックでポイントを作ってゲインする、これを繰り返しながら少しづつ Peninsula のゴールラインに迫っていく。もう少しというところまで行ったが一瞬のラン反撃にあって先制のトライを許してしまった。U12G を侮るなかれ!しっかりとタックルにも行くし、ラックから持ち出してゲインしては、すばやくバックスにボールを展開して攻める。間違いなくラグビーをやっている。ここ数年で香港のラグビーは男女共に大きく成長していると思う。先制トライを許したあとも Island の攻撃は変わらない。ラックでポイントを作ってバックスに展開して攻めていく。試合前の練習でフォーワードで攻めるときは、「サンダー」バックスに展開して攻めるときは「ライトニング」と声をかける約束だった。その攻撃をしかけているのだろう。No.8 のオリビアがボール抱えて飛び込んで同点のトライを決めた。その後、お互いに1本づつトライを決めて前半が終了!
ももかは後半から、3番プロップで出場することになっていた。グランドに立つ後ろ姿が頼もしくさえ見える。成長したものだ。
後半が始まってもお互いに攻めあっていたが相手チームのキック攻撃にあってトライをゆるしてします。これで3-2とリードを許してしまう。試合終了の時間が迫る。前半と同じようにサンダーとライトニングでフェーズを継続して敵陣へ入っていく。敵陣左手前のラックからももかにパスが出た。右手で脇にボールを抱えてステップを踏んでゴールに迫っていく!相手も必死にとめようとタックルしてくる、相手に掴まれて動けなくなったところでオフロードパス、ボールをジャクリーンへ渡す。ジャクリーンが得意のステップでフェイントをかけてゴールラインへ飛び込んで同点のトライ!メインスタンドが大きく揺れる!チームにしっかりと貢献してくれた。「MOMO!ナイスプレイ」とチームメイトの親たちが声をかけてくれる。普段はももかに厳しい嫁さんも、ももかの成長したプレイに嬉しそうだった。その後、試合終了間際にゴール前のペナルティからトライを奪われて試合には負けてしまったが、本当にいい試合だった。これからもずっとこのメンバーで、Island vs Peninsula の戦いが続いていくことだろう。その中にももかがい続けてくれることを願っている。

試合のあとの両チーム一緒になっての写真、みんな素敵な笑顔だ。ノーサイド!勝ったほうも負けたほうも一緒に、これがラグビーだ。本当にいい仲間たちと出会えて、いい経験をさせてもらったMother’s day だった。大切な仲間たち本当にありがとう!

 

2018-2019シーズンは、敵同士として戦っていた HKU SANDYBAY の JESNIA ちゃん (右)と、ももかのチームメイトでな仲良しひょうきんな SIERRA (左)ちゃん!チームメイトして同じチームでプレイする。なんて素敵なんだろう!余談だけど、SIERRA のお父さんはスタンドでレフェリーの判定に納得いかず終始、怒りまくってたなぁ〜〜〜

ももかのナイスアシストはこちら(2:58頃だよん):https://www.youtube.com/watch?v=DBiu_7WfVnI&t=201s

試合前半①:https://www.youtube.com/watch?v=3jRSVyh427k
試合前半②:https://www.youtube.com/watch?v=WwCByfX_rFI&t=5s
試合後半①:https://www.youtube.com/watch?v=cH93dKunHPU
試合後半②:https://www.youtube.com/watch?v=DBiu_7WfVnI&t=178s

ルークも元気にプレイしていた。途中交代していたので大丈夫かと聞くと、首を少し痛めたと言ってたけ。まぁ大丈夫だろう。 香港のクラブチームに2018-2019シーズンが終わって、South China Tiegrs に選ばれたらしい。先週はシンガポールで試合して最終戦が今回だった。少し太ったみたいだなと聞くと、彼女の Ishika が笑って、お腹出てるというと怒るのよと教えてくれた。
来週、一緒にご飯行こうと約束して別れた。Ishika はルークのパートナーだ。南アフリカからルークだけを頼って香港まで来たらしい。今は香港の小学校で英語の先生をやりながらルークと一緒に夢を追いかけている。

今日の試合でルークと同じようにSouth China Tigers に選ばれたいつも陽気なサモア出身のSolomona !ちょっと前に子供が生まれてとっても嬉しそうだ。日本のチームに紹介したい選手の候補だ。

Hong Kong Football Club でU14B と、U16G のヘッドコーチの Wesley さん。お昼前からここでずっとここにいて試合見れてないと怒りながら大会のサポートしてた。顔を見かけると必ず寄ってきて「HARUKI saaaan 」とお辞儀をしてくれる。ナイスなガイだ(ˆˆ)
香港ではいつもみんなが笑顔で接してくれる。このラグビー環境を大切にして行きたいと思う。ありがとうラグビー!ありがとう香港!ついついそう言いたくなってしまう、そんな2019年の Thanks Mother’s day でした。

Island 2nd training

Islandとしての2回目の練習だ。暑くなく、湿気も低い。よかった。
前回、一緒に練習したこともあってチームとしての一体感が生まれているように見える。最初にライアンコーチから Island チームのキャプテンとポジションが発表された。ももは後半からの出場で3番だ。試合は12人制で20分ハーフで行われる。ももは過去に20分の試合は経験していないと思う。かなりきつい経験になるかな?

グランドに来るまでの電車の中で、ラックからの持ち出しをやってみたらとアドバイスしておいた。小さくうなづきながら聞いていた。まだ、チームメイトの名前はほとんど覚えていないらしい。ただ、ありがたいことに周りのチームメイトからは「MOMO、MOMO」と声をかけられている。覚えてもらいやすい名前でよかった(笑

最初にチーム全体でパスする相手の名前を呼びながらのランパス、それからタッチゲーム、その後、フォワードはラインアウト、バックスは攻撃パターンの確認など別れて練習した。このチームの中にいると、ももは決して大きいほうじゃない。ただ、明らかに馬力はあるほうだと思う。最後にアタック&ディフェンスの練習だ。電車の中でアドバイスしたラックからの持ち出しを一度、試していた。試合でやれるといいね。さぁ試合は明後日だ。帰りにあのユニフォームが早く欲しいなと言っていた。当日の試合前に配られるとのこと。

最後にチームで円陣を組んで、「Who will win? Island!
who will win? Island!
Who will win? Island!」と掛け声を掛け合って練習終了!

試合が楽しみだ。

 

試合情報はこちら: https://southchinatigers.com/

First training Island team

細かくて冷たい雨が降り続く中、ISLAND TEAM としての初めての練習が始まった。円陣を組んで座った小さな選手達にヘッドコーチ Mr.Ryan からチームの基本的な決め事や戦略が説明されているらしい。遠くで見ている俺には詳細は聞こえてこない。みんな顔をRyan に向けて聞き入っている。ももかも理解しているかどうかは分からないが顔はコーチを向いている。理解しているのか少し不安だ。後から聞いたら「サンダー」「スウィング」というチーム内のサインを説明していたらしい。フォワード中心で縦に攻める攻撃が「サンダー」で、バックスに展開してランで攻撃すると時は「スウィング」と声を掛け合うらしい。このい2つのパターンを使って戦うらしい。

コーチの説明が終わると、ビブスが配られてタッチゲームから練習開始だ。今回は香港島側にホームを置く Hong Kong Football Club、Valley Fort、 HKU Sandybay、それから Monkeys とう4つのチームから総勢18人が選ばれている。ももかの所属する Football Club からは、最大の8人が選ばれた。実はこの Island vs Peninsula の試合は節目節目で男子や女子が行ってきている伝統のある試合だ。今年の1月1日にも行われていて、その時はももかは家族旅行で参加できなかったのでエントリーを辞退していた。ももかと同じように新しく選出された選手の中には、仲良しの Olivia と Natasha もいる。残念んがら実力のある Lera は落選した。選ばれなかった選手がいること、そして選ばれなかった選手のためにも選ばれた選手はしっかりとプレイしなければいけないんだとももかには言って聞かせた。神妙な顔をして聞いていたけど、理解してくれただろうか?こんな経験がなかなかできるもんじゃないと思う。心にしっかりと刻んでほしいと思う。

タッチゲームの後、パッドを使ってのタックル練習が始まった。スクラムハーフがボールKeep している。Rady rady rady と声をかける。ボールを持ち上げると同時に「Go」の掛け声とともにパッドめがけてタックル!それなりの格好でみんなサマになっていてほほえましい。すぐに起き上がってボールから目を切らずに次のパッドを見据えて Rady rady rady と声が続く、タックル練習のあと、バックスとフォワードに分かれた。フォワードはスクラムマシーンを使っての基本練習だ。ももかにとっては初めてのスクラムマシーンだ。帰りの電車の中で「押したら動いてんでぇ~」 と、嬉しそうに話していた。基本姿勢とバインディングを教えてもらったようだ。ももかは1番と3番らしい。選抜された中には同じU12とは思えないくらいの大きな子もいる。そんな中にいると小さく見える。

最後はバックスとフォワード混ざってのホールドでの試合形式の練習だ。サンダーとスウィングと声を掛け合いながら縦と横の攻撃を繰り返し練習していた。何を言っているのか理解できていなかったらしく、途中、動きが止まってしまっていた。Football club では練習したことがない練習方法でとまどっていたようだった。夕方6時に始まった最初の練習は19時40分過ぎまで続いた。終わったころには回りは真っ暗だった。疲れたぁと言いながらスパイクからビーチサンダルへ履き替えた。楽しかったと聞くと笑って「楽しかった」と言った。よかった。フォワードコーチの Gary さんから 「ももかの選出は全員一致ですぐに決まったんだよ。ももかはチームにとって必要な選手さ」 と言われた。とても嬉しかった。ちゃんと見ていてくれたんだと感謝した。次の練習は金曜日だ。また、会社をさぼらなきゃいけないな!