2025-2026シーズン開幕

第2戦 GaiWu vs HKFC at…

13時30分キックオフ時の気温はクレイジーな31度越えだった。開幕初戦を落としたGaiWu Blossoms、メンバーも20人超えのフルスペックで臨む第2戦だ。ところがなにせ相手は香港がイギリスに割譲されたすぐあとに設立された伝統のあるHong Kong Football Clubだ。開始早々3分ほどで先制された。つづいて2本目、3本目とたてつづけにトライを許した。それでもフルスペックGaiWuもバックス展開のあと若手の走力に物を言わせて一本を返して前半を終わった。ハーフタイムでは後半には追い付けるんじゃないかなと思っていた。HKFCは年齢層もある程度いってたし今年のGaiWuはバックスには決定力がある。後半の半分くらいまで我慢出来れば十分に勝機はあると思っていた。そしてハーフの山田くんにバックスのラインが浅いんじゃない。パスの時に詰まってボールを追い越す感じになってるでと客観的なアドバイスして送りだした。期待をして見守っている矢先、おいおいそりゃないだろう?相手のバックスがごっそり若手に変わっている。フォワードも元気な若手に変わってる。一気に攻められて結局5-57でやぶれた。残念。この伝統あるHKFCのメインピッチで試合ができたことが幸せかも・・・そうここHKFCのピッチには悲しい記憶がある。数年前、有望な若きGaiWuの選手が試合後半が始まってすぐにピッチの真ん中で突然倒れた。今回と同じような快晴の日だった。すぐに救急車で病院へ運んだが結果的に記憶に障害が残ってしまった。あの日の記憶はしっかりと覚えている。それ以来ここHong Kong Football ClubではGaiWu Blossomsは試合をする機会はなかった。今日はそれ以来の試合だった。そんなことを思い出した第2戦だった。
HKFCの試合のあと、King’s Parkへ仲良しのValley vs Kowoonの試合を応援にいった。ValleyにはRob,Henrry, Maxなど顔見知りが多くいる。今日の試合にLukeは欠場だ。早く戻ってきてほしいと願うばかりだ。

Gai Wu Friendly Match Day

for opening of 2025-2026 Season!

香港女子ラグビー代表キャプテン PY Pumだ。彼女もGaiWu メンバーだ。

Typhoon “Mitag” の接近で小雨が降る中Shek Kip Mei ParkでGaiWu Friendly Match Dayが開催された。例年であればチームの健闘と安全を祈願して子豚の丸焼きでお祝いするんだけど小雨で今年は中止になった。この日はHong Kong GaiWu Rugby team のMen’s Ladies それにBlossomsも全チームが集合だ。2シーズン前に試合からは引退した身だけどBlossomsが広州ロックスとFriendly match をすると聞いて応援に来た次第です。13時すぎにグランドにつくとすでにBlossomsは新しいジャージでアップを始めていた。この試合を最後に帰任するものもいる。すっかり世代交代がすすんでいる。スタンドからアップする様子をみているとウィリーが近づいてきた。GaiWu J(Blossoms)の創設時期のメンバーだ。一緒にプレイしたことはないが何となくの顔見知りだ。当然共通の知合いも多い。野田さん、アキさん、沖、泰司、高橋、小島、増田、歴代の懐かしい名前がいっぱい出てくる。それぞれの当時のあだ名をいい合って大笑いした。懐かしい。ウィリーがなぜGaiWuでプレイし始めたのかは知らない。父親の商売の関係で韓国と香港を行き来しているうちに最終的に香港に住みついたようだ。U18として香港代表としてプレイもしたよって言ってた。アップを続ける今のBlossomsを見ながらバックスはいいね!FWはちょっと弱いなぁ~「行けよ」と言うと「too old」と笑ってた。これからもGaiWu Blossomsはいつまでのここ香港で続いていくだろう。ずっと関わっていたいと思っている。今シーズンは極力試合は応援にいこうと思っている。やっぱりラグビーでいいよね。

 

 

真夏のGaiWu

やっぱりラグビーっていいな!

銅鑼灣駅の長い地下通路を歩いて地上に出るとカンカン照りの日差しが容赦なく攻めて来た。そんな香港のキツイ仕打ちにも今日の僕の心は折れてない。3ヶ月ぶりの練習なのだ。昨夜チームLINEで回ってくる練習スケジュールを見ていて思い立っての行動だった。チーム練習に参加する事にこれだけワクワクしたのはGaiWuに入って初めてのことだ。2011年10月にチームに加えてもらってから一昨年の引退までネガティブな気持ちを奮い立たせては練習に出向いたものだ。それが昨夜行ってみようと決めてからは楽しみしかなかった。GaiWuのホームグラウンドHappy Valley Pitch#6に12時40分頃に着くと誰もいない。集合時間は13時だ。すぐにLINEのチームスケジュールを見返した。それから間もなくしてポツリポツリと仲間が現れた。13時過ぎには総勢20名以上の仲間が集まってきた。昨年、一昨年のシーズン終了時に試合からの引退を宣言して昨年は練習には参加していない。今年春にMini Rugbyではお手伝いで参加したがそれお6月初めには終わっていた。今日の練習はそれ以来だった。暑さも高湿度もなんのその練習メニューも以前とは変わってより試合を意識した内容だった。次々に新しいシステムを取り入れたメニューをみんながこなしていく。1対2から2対3、ラックを想定してのアタックディフェンスなどドンドンこなしていく。楽しかった。思ったのは以前の練習の根底には体力作りとシステムとしての動きの基礎を理解する内容が大きかったのに対して今日の練習はシステムを実行していくことに重点が置かれているように思えた。何度か動きに戸惑うこともあったがそこは気心しれた仲間達だ。和気藹々と楽しくできた。60歳を超えたおっさんは3人いる。僕が最年長だ。ほんの少しだけ考え始めている。いやいや試合はやっぱり無理だろう。でも来週の練習には行こうかな 🙂

Gai Wu Mini Rugby Day-5 Canceled

RWC 2027 Australia

恨めしのシグナル3か?それとも恵みのシグナル3か?正直に言うと後者だ。先々週の日本出張からもどって翌日の身にラグビーからのバタバタした一週間を過ごしての週末で体にたまった疲労は隠せない。ましてや前夜11:30から香港代表 vs UAE戦を観戦する予定だったから尚更だった。ありがとうシグナル3ちゃん。という事で15日に予定していたMini Rugby Day-5は中止となった。

じわじわと現実味を帯びてきた2027年オーストラリアで開催されるラグビーワールドカップの話題だ。今、アジアチャンピオンシップがドバイ、香港、韓国で開催されている。参加国はUAE,スリランカ、韓国、そして香港だ。この大会の優勝チームは無条件でアジア枠のひとつとして日本と共に2027年 オーストラリアワールドカップに参加する権利を得る。初戦は34対38で韓国がスリランカに競り勝った。もっと大差で勝ち切ると思っていたけど意外と接戦だった。そして先週末の土曜日にドバイで開催された第2戦、香港対UAEは43対10で香港が圧勝だった。つぎは22日に香港カイタックスタジアム(啓徳体育園)で香港はスリランカと対戦する。すでにチケットも購入済みだ。今の香港なら楽に勝ってくれるでしょう。気がかりなのは先週のUAE戦にメンバー登録されていなかったルークとフェイゼルの体調だ。22日の試合では元気なプレイを見せてほしい。Go Go Hong Kong XV

Asia Rugby Championship 2025

 

Gai Wu Mini Rugby Day 3-4

この週末も元気に行ってきました(笑

暑い、暑い、溶けてしまいそうだ。香港特有の立っているだけで汗が流れだすムシムシした夏がやってきた。9時前だというのに30℃を越している。この暑さの中で走り回るのが香港のラグビーだ(笑 そんな中、Gai Wuのお揃いのTシャツをきた子供たちが次々に集まってくる。ラグビーボールやタグの準備をしているコーチがいる輪をめがけて子供たちが笑顔で走りこんでくる。少し遅れてお母さんたちは日傘に隠れて近づいてくる。恨めしそうな両親をよそに小さな楕円のボールをもつとみおう見真似でスクリュウーを投げようとする。キックをして明後日のほうに飛んだボールをくちゃくちゃにした笑顔で追いかけていく。純粋な楽しさがはじけ飛んで見ているだけで嬉しくなる。今年参加してくれた子供たちは20人弱と以前と比べると大きく減った。でも笑顔は前を一切変わらない。残りあと2回となったGai Wu Mini Rugbyこの子達が来年も参加してくれてここ香港にGai Wu Mini Rugbyが続いてくれることを願っている。

GaiWu Mini Rugby Day-2

あれからもう14年も経つんだなぁ

2011年の年末だったと思う。友人に紹介されてGaiWuのメンバーに加わった。さほど目立ったラグビー経験があるわけではないくせに大丈夫だろうと舐めた気持ちで経験のあるプロップで試合の途中から参加した。一発目のスクラムで顔から落ちた。当時のキャプテンから今日はやめておきましょうとやんわりと退場を命じられたことを覚えている。それからずっとGaiWuに関わってきた。一昨年に試合からは引退と宣言したがMni Rugbyには参加させてもらっている。香港の毎年春の恒例行事になっていたGai Wu Mini Rugby 娘のももかも春休みになると香港に遊びにきて必ず参加していた。もう12~3年前になるんだなぁ~当時は毎年100人近い子供対でHappy Valley Pich #6の全面に広がって走り回っていた。泣き出す子やサイドラインやトライラインを越えて走り回る子もいてみんなの楽しいMini Rugbyだった。そんな中でももかも自然とRugbyに浸っていった。コロナで中断していたMini Rugbyが再開されると言うと「行きたい」と即断した。17歳になった。子供たちにRugbyを教えている姿をみてとても嬉しくなった。さぁ来週も老体にシバキいれて頑張ろう(笑

GaiWu Blossoms Mini Rugby 2025

Happy Valley #6に子供たちが帰ってきた!

5月18日、日曜日、ほぼ真夏のような日差しが照り付ける中ひさしぶりにHappy Valley Rugby Groundに行った。ラグビーができる格好でこのグランドに来たのは恐らく1年半ぶりだ。GaiWu Blossoms主催のキッズむけのラグビー体験会、通称GaiWu Mini Rugbyのお手伝いだ。コロナ前までは香港にも多くの家族帯同の駐在員がいて下は3~4歳からうえは中学生までの子供たち100人以上が集まって広いピッチ#6一面に分かれて年齢毎のメニューを行っていた。暖かくなり始めの3月下旬ころになると「今年はMini Rugbyはいつから始まりますか?」多くの駐在員の奥様たちから問い合わせが入るくらい人気の行事だった。4月中旬から6月末までの2カ月間、毎週土曜日の早朝から実施していた。そして締めは7月初めのビーチでのBBQで締める。とっても楽しい行事だった。
コロナが明けて久しぶりの開催となったGaiWu Mini Rugbyだ。子供たちの数が激減するなか開催を決断してくれた事務局のメンバーに心から経緯を表したい。集まった子供たちは多くは無かったけどGaiWu Blossomsの伝統をしっかり継承してくれたことにOBの老兵として本当に感謝している。
やっぱりRagbyは楽しい。楕円のボールを持つと走り出したくなる。蹴りたくなる。パスをするとボールの回転も徐々に早くなってくる。まだ行ける?と自分で一瞬錯覚してしまう。参加してくれた子供たちがずっとRagbyを好きになってくれて大きくなっても続けてくれてRugbyの素晴らしい仲間意識を育んでほしいと思う。来週も早起きして老体をさらけ出しても行くつもりだ。

香港ラグビー

ラグビー漬けの毎日だ。

ラグビー漬けなのは僕じゃなくて娘のことです。3月末に新しいスタジアムで開催される「Hong Kong Sevens」に向けて新しい枠組みでU18Gのリーグ戦が始った。昨日はその初戦がHKU Stanley HO Spots Groundで行われたので観に行った。久しぶりの試合観戦だ。本人的には7人制よりも15人制の方が好きらしい。理由を聞くと7人制は走ってばかりだから嫌なんだそうだ。3試合して1勝、1敗、1引分という結果だった。娘が所属するHong Kong Football Clubは人数も多くて単独でチームを構成できるが他のチームは単独でエントリすることが難しく2チームもしくは3チームが合同でチームを作ってエントリーしているというのが実態だ。2019年以降、母国に帰ってしまった選手も多くいる。それに追い討ちをかけたのが新型コロナの影響だ。それでも中には特別なイベントがあるとそのイベントに参加するためだけにわざわざ香港に戻って来てプレイする選手もいる。娘と同じチームの1人はイベントごとにイギリスと香港を1人で往復してする。さすが国際都市 香港だ。話がそれでしまった。

土曜日は、King’s parkまで女子チャンピオンリーグの試合を観に行った。Valley Fort vs GaiWu Falcons ともに何人もの知り合いがプレイするし香港の女子ラグビーのレベルを知るにはいい機会だと思って行くことにした。試合結果は僕が所属していたチーム Gai Wu Falconsの大差での敗北となった。それはいいとして目を引いたのは対戦相手 Valley Fortのフライハーフ Ms Bellaのゲームマネージメントとボール捌きだ。スクラムからボールをもらうと瞬時にスペースを見つけて的確なパスで攻撃をマネージする。とにかく彼女がボールを持つと選手が動きまわる。試合後半では22mに入ったスクラムからドロップキックも見せてくれた。不成功とはなったが見ていた僕も頭になかったプレイだった。実は試合前に通り縋りに声をかけた。「Hi Vella」そういうといつもは笑顔で返事を返してくれるのだがこの時は厳しい顔つきのまま「Hello」としか返してくれなかった。相当な気合いの入り様だった。それもそのはずだった。対戦相手のGaiWu Falconsは前節で強豪Hong Kong Football Clubを1点差で破っていた。そんな試合を前にしていた時に声をかけたことを反省した。僕はこれからの香港ラグビーは大いに盛り上がると思っている。それは男子も女子もだ。今年の8月にはイングランドで女子のワールドカップが開催される。4年後はオーストラリア開催が決まっている。めcちゃ楽しみだ。

またひとり・・・

カナダへ移住を決めた友

その友人は香港で100年近く続く雲呑麺屋さんの後継だ。香港のセントラルという一等地に店を構えて何人もの従業員を従えて何不自由なく3店舗を回してきた。香港でもお店を閉めることが話題になったくらいの老舗で有名な雲呑麺のお店だ。詳しく会話で確認したわけではないが推察するに娘の将来を案じての決断だったのだろう。彼は僕の質問に対してバンクーバーへ「戻る」と書いて返信してきた。祖父母か両親の時代にも移住した経験があったのだろう。その記憶がきっtお「戻る」とメールで表現した理由だろう。歴史は繰り返すのか?

彼との関係はもう7~8年に遡る。香港で長い間活動する日本人主体のラグビーチームがある。GaiWu Blossomsという。身長が190cm近くて体重もそれなりだ。ポジションはプロップ、スクラムを組む最前列だ。試合中に僕が疲れると彼に合図を送って代わってもらうバディなのだ。いつも先発は僕だ。15分程度経った頃にサイドラインの外に立つ彼と交代する。とても大柄な体を揺らしながらグランドに入ってくる。決してスキル的には高くない。それは僕も同じだ。相手の厳しい当たりを受けてもしっかりと耐えてくれる。僕にとっては頼もしいバディなのだ。体の大きな子に意地悪な子はいないと聞いたことがある。その言葉を地でいくような優しい男だ。試合後半になるとペナルティなどでレフリーが笛を吹くたびにグランドから遠目に僕を見てくる。そして目で代わってくれと優しく訴えてくる。3回ほどその目線を無視して4回目で交代にグランドへ入っていくと嬉しそうな満面の笑みでハイタッチをしてくる。

そんな友がまたひとりここ香港を離れるという。いつの日かバンクーバーのその地で会える日を楽しみに・・・バディ元気で!

Hong Kong XV vs Brazil

おめでとう香港代表

香港時間7月22日午前2時30分 香港代表 vs ブラジル戦の中継がYou Tubeで始まった。香港代表の南米ツアーテストマッチの最終戦だ。チームリストを見るとLukeはNo.8でスターターだ。試合の3時間ほど前にWhatsAppでLukeに体調はどうかと聞いてみた。すぐに All goodと返事があった。その言葉通りに試合開始10分過ぎ相手陣地22mの左端でボールをもらうと2,3人のディフェンスを交わしながら最初のトライを決めてみせた。コンバージョンも決まって7-0とするもすぐに同点に追いつかれてしまった。前半30分過ぎには追加のトライをきめて14-10で前半を終えた。後半はブラジルペースで試合は進む。なんとか我慢して耐えていた香港だったが58分過ぎにゴール前のラックから押し込まれて14-15と逆転を許してしまった。更に65分過ぎにはまたもフォワードで押し込まれて追加点(14-22)を許してしまった。それでもひとつトライを返して19-22と食い下がるもブラジルはPGを決めて19-25と香港を突き放す。6点差のまま刻々と時間が進む。終了間際79分に相手陣地深くにはいった右端でラインアウト、しっかりボールをキープしてモールを組むとブラジルゴールへ向かってドライビングモールで進んでいく、たまらずブラジルはオフサイドのペナルティを犯す、アドバンテージをもらって更に前進していく、途中で出したボールを左端にキックパス、ボールを受けたウィングがブラジルゴールへ進もタックルを受けてモール、出したボールをライン際で張っていた右ウィングにパスすると飛び込んでトライを決めて1点差とした。時計は80分を過ぎていた。静まり返った静けさのなかコンバージョンを決めて26-25の大逆転勝ちを見せてくれた。朝方4時20分過ぎだった。僕はひとりYouTubeの前で涙を流した。日本でプレイすることを夢見て南アフリカからひとり香港へ渡り住んでプロとしてプレイしているルーク、今は香港ラグビーのちょっとした有名選手だ。初めて会ったときは26歳だったと思う。逆転勝ちを決めて喜び合う選手の輪の中にルークを見つけた。本当に嬉しそうなその笑顔をみてよかったと自然に涙が流れた。

You Tube: Hong Kong XV vs Brazil

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