FINALLY WE ARE BACK!

やっと、やっと帰ってきた。昨年12月初めに一斉に感染症対策の強化でスポーツ施設が閉鎖されてから3ヶ月近くが過ぎた。やっとボールを追いかけて走れる日が戻ってきた。夕方6時からの娘の練習を見に仕事を少し早く終わらせて ホームグランドである Hong Kong Football Club へ駆けつけた。

6時少し前についた。懐かしい顔がたくさん居る。口々に「はーい」と声をかけてくれる。笑顔が眩しい。みんな練習再開を待ち望んでいたことがすぐにわかった。U14、U16、が合同で総勢60人近くの選手が5つくらいのグループに別れてメニューをこなしていく。みんな久しぶりの練習で動きは少し鈍いように見える。それでもみんな笑顔だ。この満面の笑顔がずっと続くことを願っている。

Knutsford Terrace

昨年の12月からコロナの規制が続いていて香港内の公共施設はクローズされてしまっています。スポーツ施設も例外なく封鎖状態がずっと続いています。娘が所属しているHong Kong Football Clubもピッチはクローズしたままです。

という訳でラグビー以外の話題をと思って、先週、仕事が早く終わったので久しぶりにKnutsford Terraceに行ってみました。Tsim Sha Tsuiにあるオープンテラスのお洒落な西洋風のバーが並んでいる小さな通りです。私が駐在員として初めて香港にきた2008年当時、会社帰りやお客さんと食事したあとの二次会でワインを目当てに通った場所です。

行きつけのお店はPaparazziというイタリアンバーでした。私のことを覚えてくれていて、ニコニコ笑いながら高めのワインを勧めてきたネパール人の彼はもういませんでした。そもそももうPaparazziもありません。

ひとりでThe Blind Pigというバーで1614というフルーティなフランスビールを飲みながら、そんな昔のことを思い出したりして少しゆったりした時間を楽しむことが出来ました。

2021年 今年もどうぞ宜しくお願いします!

私事ですが、喪中につき新年のご挨拶を控えさせて頂いております。お許しください。そして、どうぞ今年も宜しくお願いします。

さて、年末から年明けにかけて行われた第100回 全国高校ラグビーは神奈川桐蔭学園の優勝で無事に終わりましたね。私もビデオでいくつかの試合を観戦していました。そして、今の高校生のスキルに本当に驚かされました。視野の広さ、状況に応じた状況判断、多彩な攻撃パターンにそれを冷静に実行できる能力、さらに私の高校生のときとは比較にならないほどの体格というかデカさ、日本のラグビーの将来は明るいぞっと実感させてもらって大会でした。厳しいコロナ禍の中、無観客での開催でしたが予定した試合をできて何よりでした。選手はもちろんですが、大会関係者の方々や高校ラグビーファンのみならず全てのラグビーファンの皆様、よかったですねぇ〜

さて、香港のラグビー事情ですがこのブログでも何度かご紹介したように昨年12月の初めに一切の活動が中止されてしまっていて、また、スポーツ施設やグランドなど全てが閉鎖されてしまいました。その状況は年が明けた今も続いています。結局、2020ー2021シーズンは一度も試合をせずに終わってしまいそうです。満足に練習もできていませんでしたし、もしこの状況で試合になると怪我人が続出しそうです。その意味では試合がなくなっている今の状況は個人的にはよかったのかなとも思っています。

明日は全国大学ラグビー選手権大会の決勝戦ですね。母校の明治大学を破った天理大学と早稲田大学、楽しみです。残念ながら私は出勤なのでリアルタイムで観戦することは出来ません。全ての情報をシャットダウンして夜にビールを飲みながら一人で観戦します。決して速報を知らせないでくださいねˆˆ

 

Merry Christmas to everyone in Hong Kong

香港ラグビーユニオンが12月2日にすべての活動を停止すると発表してからも残念ながら新規感染者の数は一日当たり100人前後で推移しています。世界中で先が見えてこない、光が見えてこないことが、これほど人々の生活に大きく影響したことは最近ではなかったのはないでしょうか?少なくとも私の身の回りでは経験したことはありません。私がコロナに関する情報を初めて聞いたのは2019年11月でした。会社の同僚から武漢で新種のウィルスが見つかったというものでした。SARSを経験したその同僚がひどく心配していたのを覚えています。発生当初は3か月もすればきっと落ち着くんじゃないかなと高を括っていたのは大きな間違いでした。あれからあっという間の一年です。世界中の人々が大きく影響を受けてしまった2020年もあと7日です。

今日はクリスマスイブですね。これはジョンレノンの「ハッピークリスマス」の歌詞からの抜粋です。2021年は世界中の人々に平和で幸せな一年が訪れますように

And so Happy Christmas
For black and for white
For yellow and red ones
Let’s stop all the fight

Merry Christmas!

規制強化、12月23日まで延長です

The current social distancing restrictions, including pitch closures, are in place until at least 23 December. With this in mind we have discussed with all stakeholders and concluded that it is sensible to postpone this year’s New Year’s Day Youth Tournament

ある程度、予測はしていたもののやっぱりなぁという受け止めしかないですね。全てのアクティビティが12月23日まで正式に中止延長が香港ラグビーユニオンから発表されました。仕方ないですね。2020年はなんという年なんでしょう。

All Rugby in Hong Kong are suspended from 2nd Dec to 15 Dec

We will suspend all rugby and touch roguby activities at all level from tomorrow 2nd December until such time as restriction are releaxed.
By Mr. Robbie McRobbie CEO Hong Kong Rugby  Union

今年、2月頃から新型コロナウィルスの影響を受けていた香港のラグビーシーン、先月やっとやっと待ちに待って開幕することが出来たところだった。私が所属するGaiWu Blossoms の公式戦の初戦が今週末の12月5日に組まれていた。娘のももかの試合や香港代表スコッドのセレクショントレーニングも全部、延期されることが香港ラグビーユニオンから発表された。新規感染者の数が一気に80人から100人ペースに増加していることが背景にあって、香港政府が規制のレベルを引き上げたことを受けてのユニオンの苦渋の決断だろう。Hong Kong Rugby Union CEO のロビーさんはとっても優しくて物静かなおじさんだ。私も面識はあってピッチで見かけて目が合うとニコッと微笑んでくれる。土日の練習ではどこからともなくピッチに現れてはコーチや選手に一言二言声をかけては、また知らない間にどこかへ消えていく。そんなおじさんなのだ。今回の延期の決定の判断はギリギリまで悩んだ末の決断だろう。中止になったわけじゃない、15日までの延期決定だ。どうか今以上に状況が悪化しないことを祈るばかりだ。アーメン!

U14G Friendly Match vs Valley Fort

11月22日(日)スッキリと広がる秋晴れのもとフレドリーマッチ、要するに練習試合が行われました。相手は宿敵 Valley Fort!ももかが所属するHong Kong Football Club と同じくCauseway Bayにホームを有するビッグクラブチームでラグビーだけじゃなく女子のクリケットも活動している。今シーズンの初戦となった13分ハーフのショーケースマッチでは僅差で敗れた相手だ。そして公式線の初戦の対戦相手もValley Fortだった。結果は前半開始そうそうに2つのトライを許したものの底力を見せて大逆転の48-17と大差をつけて完勝。
ブログはこちらhttps://springjoyjoy.com/2020/11/10/u14g-2020-2021-%e3%82%b7%e3%83%bc%e3%82%ba%e3%83%b3%e9%96%8b%e5%82%ac/

今日は、Div.2としてのフレンドリーマッチだ。相手のバリーも今年は選手が不足しているらしく12歳の選手が中心らしい。それでHKFCも前半はDiv.1の選手は控えにまわってDiv.2主体で試合に望んだ。フレンドリーマッチということを選手も認識しているようでDiv.1の選手たちには少し余裕が見える。逆にDiv.2のメンバーはすこしだけ緊張しているようにも見える。選手それぞれがこれから始まる試合に向けての意識付けをしているんだろう。

試合開始後、すぐに左サイドを走り切られて先制トライを許す。すぐにサポートで入っているDiv.1のバックスが2人でつないで左すみに同点のトライを返す。その後、ディフェンスのギャップをつかれて2つのトライを許してしまう。Valleyのヘッドコーチのゲキが飛ぶ、ボールの動きに合わせてタッチラインを行ったり来たりしながら選手に大声で指示をだす。有名なコーチだ。前半を1-3で折り返して後半は開始からDiv.1の主力を投入、するとあっと言う間に2トライを返して3-3の同点、点数ではゴールキックを1本決めている分、リードしているはずだ。(たぶん)

そして、相手の10メーターあたりのモールからフォワードが切り込んで進む、2度、3度と突っ込んではラックにしてボールを持ち出して前身していく、仲良しのオリビアから託されてボールを持ってももが左サイドを切り込んでいく、複数の相手に絡まれてハイタックルのペナルティをもらうと、すぐにタップして切り込む、今度は相手の「ノット10メーター」のペナルティ、後から本人に聞いたら相手が下がっていなかったからすぐに突っ込めばノット10をとれると思って突っ掛けたとのこと、そんな事いつの間に知ったんだ!って感心しました。このペナルティからもう一度、地面にボールを置いてタップ、仲間のサポートを受けながらゴールラインへ飛び込んで今シーズン2つめのトライ、笑顔でベンチに選手交代を進言して行きました。

試合終了間際にひとつトライを返されましたが、おそらくゴールの差で試合は勝ったと思います。いやぁ〜娘のラグビーにハマっています。12月からはU14Gの香港代表セレクションが始まります。当分、楽しめそうです。

Hong Kong Rugby Premership 2020-2021

このブログを始めたきっかけは、私が偶然知り合った南アフリカ出身のラグビープレイヤー Luke Ban Der Smit(ルーク・バンダー・スミット)をいろんな人に知ってもらう事が目的でした。いつの日か日本のトップリーグでプレイすることを夢見て今は、ここ香港のプレミアリーグでプレイしています。すでに代表選手としての条件もクリアしていて、普段は自身が所属する「Herbert Smith Freehills HKU Sandy Bay RFC」でプレイしながら代表としても練習も参加して毎日、忙しくラグビー漬けの生活を送っています。先週の土曜日にシーズン2戦目 vs Bprreli Walsh USRC Tigers RFC 行われました。ご興味がおありの方は下記のリンクからどうぞ!残念ながら試合には僅差で敗れました。次の試合に期待です!頑張れルーク!

https://www.facebook.com/watch/?v=697216880936480

Gai Wu Blossoms 始動

香港のラグビーシーンが戻ってくる。すでにプレミアリーグは始まっている。私が所属する「GAI WU Blossomes」は、Community League-2 というカテゴリーで以下の6チーム 1) GaiWu Blossomes 2) City RC Flames 3) Discovery Bay Pirates 4) DAC Kowloon Barbarians 5) Tin Swui Wai RFC 6) Vistra Tyhoon でシーズンをトーナメント方式で戦う。初戦は12月5日 vs DB Pirates だ。その後、毎週土曜日に試合がセットされている。毎年、9月末にスタートするシーズンが新型コロナの感染対策のため11月開催を余儀なくされた。香港の感染対策の規制は公共の場での4人以上の集会禁止、マスクの着用、レストランやバーでの飲食についてもテーブルひとつにつき4人まで、50%の入場制限など継続して規制されている。ピッチへの入場者は体温チェックと事前申請をしたもののみが許可されるという条件がある。そんな状況ではあるが試合が出来ることを嬉しく思う。反面、練習不足の不安は残ってはいるが。。。先週、練習に参加して思った。今年のチームはスピードがある。特にバックスのスキルはすごく高くなっているなぁと正直思った。チームに迷惑をかけないことが貢献だな。今シーズンも頑張ります。

U14G 2020-2021 シーズン開催

11月01日、待ちに待った香港ラグビーの2020-2021シーズンが始まりました。Hong Kong  Football Club Under 14 Girls としての初戦は Tin Shui Wai Rugby Pitchで Vally Fort Rugby Club でした。開始早々にディフェンスの乱れをつかれてトライと許すと、その後すぐに2つめのトライを献上、ビデオカメラ越しにみていて「こりゃ大負けするかもなぁ〜」と不安がよぎりました。が、しかしなんのなんの、前半の中盤以降にトライを返すと一気に試合の流れを掴んで立て続けにトライを決めて逆転、前半をトライの数で3-2と逆転して後半へ、試合の流れを渡すことなく後半はトライラッシュ!終わってみれば点数で、48-17 の圧勝でした。後日、Valley Fort のヘッドコーチに会って言われました。「very strong」確かにフォワードは常に前にでてボールをゲインしていく、最初はスクラムも押されて不利な状況でしたが後半は勢いにのって押しまくりでした。全員でタックルにいくしシーズン初戦は申し分ない最高の試合になりました。

11月8日(日)、シーズン2戦目の相手は Tigers & Sai Kuwn Stingray の合同チーム。U14G のカテゴリーに登録しているチームは今年は少しすくなくてクラブチームが単独でエントリーしているのは、Hong Kong Football Club、Valley Fort、HKU Sandybay の3チームのみです。昨年まで単独でエントリーしていた Tigers や Sai Kung Stingray、DB Pairates、は人数は揃わず合同チームでの参加です。政治的な香港情勢や新型コロナの影響もあって母国に戻ってしまったりしている影響もあるようです。

試合は前半すぐに Stingray の快速選手を止められずあっと言う間にトライを奪われました。でも、ここからが、今年の Hong Kong Footaball club の見せ場です。トライを決められたあとすぐに1本を返して、ももかが今シーズン初の逆転トライを決めてくれました。ゴール前のモールから見方にもらったボールを左腕にかかえて突進して相手3人を引き連れながら押し込んで倒れ込みながらインゴールへ!試合後に本人に聞いたら相手の手がボールの下に入り込んでてトライを認めてくれるかわからなかったと言っていました。レフリーがしゃがみ込みながら右手でボールを差してフォイッスルを大きく吹いてトライが認められました。フォワードが押し切って倒れ込んでのトライ、私は大好きなんです。それを娘のももかがやってのけてくれて最高でした。

試合結果はというと、6-7 で敗戦となってしまいました。前半で6-3とリードしていながら後半の中盤以降だけで4トライを奪われた結果でした。はっきり言って気の緩みです。チームのレベルは勝っているはずでした。一度、緩んだ気持ちを最後まで修正できずに試合終了間際に快速センターに走り切られて逆転負けでした。今回の敗戦はこれからのシーズンを戦っていく上でチームにとって大きな糧になるはずです。

驚いたのですが、初戦、2戦目とももかはキャプテンに指名されました。どことなく頼もしくもあり嬉しくもあり、恥ずかしく不安な気持ちです。頑張れぇ!
Go Go MOMO!