出会い in Ladies’ Market
Ladies’ Marketは世界的にも知られている(?)香港の観光スポットの一つだ。漢字では「女人街」と書く。MTR Mongkok駅から数分のところにある路地の両脇に延々とつづく屋台テントで俗に言うバッタモンを売っているナイトマーケットだ。何故に香港セブンスの話題で突然女人街の話題を書いているかというとここでは色々と新しい出会いがあるからだ。最初の出会いは2017年だった。家族で女人街をぶらぶら歩いているといかにもラグビー選手らしい体格の男性が3~4人で歩いているところに出会した。一旦は通り過ぎたのだが気になって後ろを追って声をかけてみた。「Are you playing at Sevens?」「Yup」笑いながら答えてくれた。ジャマイカの選手だった。気さくに握手をしてくれて娘とも笑顔で写真を撮らせてくれた。Mr. Gareth Stoppani ジャマイカの代表選手だ。
大会当日には観客席の最前列から試合後に通り過ぎる彼は娘と僕ら家族に気がつくと笑顔でハイタッチをしくれた。最終日の試合後にはわざわざ娘にジャマイカのキャップを渡してくれた。そのキャップは大切な思い出として娘が部屋に飾っている。IG経由でメッセージをおくると今でも返事をくれる仲だ。彼は今UKに住んでいて昨年パパになった。もう代表に戻ることはないと言っていた。
今年も娘の発案で大会前に女人街に行ってみた。最初に出会ったのは香港セブンスの前に行われるhong KONG HKFC10Sの選手達だった。遠目にみても明らかに周りの一般人とは体格が違う大男が一人で歩いて向かってくる。一旦やり過ごしてから家族会議ののち声を掛けてみた。ビンゴッ!ひとり? 道の端の方を指差した。その先に同じような体格の大男達が3人しゃがんでスマホをいじっていた。思わず「わお」と声が出た。みな笑いながらゆっくりと立ち上がると一緒に写真に収まってくれた。一人一人と握手をしながら別れた。次に出会ったのが最初の写真の3人の女性たちだった。綺麗な金髪の長いポニーテールの女性がひとり屋台を覗きながら歩いている。娘が「あれ、絶対そうやって」「だって体格が絶対そうやもん」言われてみるとそう見える。近くでみるとTシャツから覗く二の腕(上腕部)の筋肉が半端ない!恐る恐る声を掛けてみた「Are you rugby player?」「yes」「where from?」「New Zealand」2度目の「Wow」だ。3人は冒頭の写真 左から Mrs. Dhys Faleafaga, Mrs. Jazmin Felix-Hotham そしてアメリカとの決勝戦で最初にトライを決めた Mrs. Jordan Miller の3人だった。娘の興奮は最高潮に達していた。お願いすると嫌な顔ひとつせず写真を撮らせてくれた。大会当日も試合後に同じように観客席の最前列から Mrs. Dhys に声を掛けてみた。「We me you before」「Yeah, Market」覚えていてくれた。お互いに笑ってハイタッチを交わした。セブンスの前には出会いを求めて「Ladies’ Market(女人街)」に出かけてみては如何でしょう?






僕はサクラセブンスをずっと応援し続けている。と言っても何か特別に援助したりしているわけではない。ただ毎年彼女達が4月に香港に来る時に少しでも元気が出るようにとの思いから「応援」しているだけだ。最初に彼女達に会ったのは2012年だったと思う。それは試合ではなくて最前列の観客席でだった。前述のようにGaiWu Blossomsのメンバーと一緒に最善列の席を確保してビールを飲みながら試合を観戦しているところへ若い女子3、4人がペコペコと頭を下げながら「すみませぇ~ん。日本女子のセブンスメンバーです。一緒に観戦させてください。」と分け入ってきたのが中村知春さんだった。
すでにスポンサー席以外の自由席はほぼほぼ満席だった。最前列にラグビー好きな日本人達が陣取っていると聞きつけて座席を求めてやってきたのだろう。最初は「はぁ~?女子ラグビー?」と言う印象だった。さほど気にせず人数分の席を分けてあげた。すると食い入るように試合を見続けていたのが印象的だった。「自分たちもコアチームとして試合に出れるようになりたんです」そんなことを言っていたと思った。これから大きな目標に挑もうとしている覚悟と必死さがあった。中村知春、鈴木実沙紀、桑井亜乃、みんな若かったなぁ(笑








香港には日本人主体のラグビーのクラブチームがある。チーム名は「GaiWu Blossoms」という。紀元を詳しく知っている人たちはすでに日本へ帰任しており現役に近い世代では私は古株になってしまった。それでもチームには若くして香港に来て20年以上プレイしている仲間も数人いる。僕がGaiWuに入ったのは2011年の秋だった。翌年2012年が初めての香港セブンスだった。チームの仲間から言われるままに土曜日の早朝5時半頃からゲートに集合した。開門の7時まで持ち寄った酒やビールで大盛り上がりするのがチームの文化だった。そこには毎年顔を合わせるフィジアンブルーのアフロヘアの集団がいた。Go Fiji GO の掛け声で盛り上がるのが恒例となっていた。途中コロナがあって世代も代わってしまった。それでも最終日の日曜日の朝には見慣れたフィジーの長老がやってきた。挨拶に行くと懐かしそうに握手してくれた。
開門前の早朝にゲートに並ぶ目的はメインスタンドの最前列の席を確保するのが最大の目的なのだ。決してアルコールで馬鹿騒ぎをするためではない。7時30分の開門と同時にまっしぐらに128番シート目指して走る。今年のセブンスの一般客の中で一番最初にゲートを抜けたのは僕だった。ビールや土産物ショップが並ぶ通路を走り抜けメインスタンド前のブロック脇を左折して小刻みに並ぶ階段を降りていく。最前列のシートを右に入っていって持ってきた新聞紙を一枚づつ広げながらシートに被せていく。幸いなことに競争するまでもなく希望のシートの数量を確保できた。前はもっと殺伐とした雰囲気だったのだけれど今年は静かなセブンスの幕開けとなった。よかった(つづく)
2024年4月5日(金)僕は自宅の最寄り駅から6時6分発の始発にのって香港スタジアムを目指した。すでに友人の山田は入場ゲール前に並んでいるとラインがあった。香港人がひとりで一番目、友人が2番目とも書いてあった。15分過ぎにMTRの乗り換え駅「北角駅」についた。少し急ぎ足でエスカレータを3本上って最後に短い階段を登りきると地上へ出た。自宅を出た時には真っ暗だったはずなのにすでに辺りは少し明るくなり始めていた。今日も空気が重い。香港特有の多くの湿気を含んだ湿度80%以上だろう。4月の香港はカラッと晴れる日はほとんど無い。過去の香港セブンスでも3日間で晴れた日はあまりないと思う。出口を出て目の前の横断歩道の手前で客待ちしているタクシーに飛び乗った。運転手にスマホで準備しておいた「香港大球場」の文字を見せると「ホアッ」と言って明るくなり始めた道路を勢いよく走り始めた。
北角駅からスタジアムまでは朝のすき具合なら10分はかからないだろう。山田に「タクシー乗った」とラインした。今年で香港大球場でのセブンスは最後だ。老朽化で取り壊しになるそうだ。僕が香港セブンスを初めてみたのは2012年だ。13年間欠かさずに見てきた。見てきたというより「参加」してきたという感覚だ。ラグビー特有の多くの出会いがあった。タクシーの車窓を眺めながらそんなことを思っていた。ゲートに着くと僕が3番目だった。金曜日の初日だし幸い、早朝から並びにくる人は殆ど居なさそうだ。笑顔で初めてあった香港人にも挨拶する。これがラグビーだ。(つづく)
10sは面白い。男子女子合わせて20ものチームが参加すr。試合時間は10分ハーフだ。ちょうどセブンスと15人制の中間みたいな感じだ。セブンスのスピード感もあるしフォワードを使った縦への攻防も激しい。一番の魅力はその「ゆるさ」だと思う。選手はバックスタンドの一般席のベンチに自分たちで適当に陣地を取って試合に向けてのジャージの着替えをする。選手達の笑顔がとにかく絶えない。セブンスみたいな必死さはそこにはない。試合中も声をかけると手を上げて答えてくれる。かと言ってふざけているわけではない。
毎年、東京山九fエニックスという女子のチームを応援いている。女子のセブンスや15人制の日本代表にも選ばれる選手が多くいる名門だ。今年もよく知った顔ぶれが揃った。中でもプロップの恵ちゃんは我家の一押しの選手だ。いつもラック脇で張って飛び出して来るやつを一発で仕留める。笑顔が可愛い愛くるしい選手だ。残念ながら初日の戦績は2敗1分、明日2日目は結果を気にせず思いっきり爆発して欲しいものだ。tradition HKFC 10S 最高です。















毎年、香港セブンスの初日の金曜日にYouth Rugbyのエキシビションマッチが行われる。香港内のクラブチームに所属するU18のBoysとGirlsから選抜されたメンバーがKowloon SideとHong Kong Sideに分かれてそれぞれ PENINSULA とISLANDA というチームで戦うショーケースだ。以前はU14。U16、U18のBoysとGirlsの対戦が組まれていたのだけれど多くが国へ戻った影響もあって年々プレイヤーが減ってきているのだ。結果、今年はU 18のみの試合のみがセットされているようだ。(多分)
その後、3本のミニゲーム(7分間を3本)、選手たちは当然セレクショントレーニングだということを認識している。本番さながらに自分を一生懸命にアピールしてプレする。ももかは最初の2本はスターターとして参加させてもらっていた。3本目は少し休憩して後半から参加した。西洋人との対格差を見せつけられる。中には180cm越している選手も3人ほどいるしほとんどのプレイヤーが160cm以上だろう。155cmしか無いももかには厳しい現実だ。練習が終わってベンチに戻ってくると14度前後まで冷え込んだ香港の異常な気候の中、汗だくになっていた。太ももには多くの青タンができていた。このセレクショントレーニングが来週も続く、なんとか選ばれてくれることを願っている。
今日は気分を切り替えてラグビー観戦!Hong Kong Football Club vs Societe Generale VALLEY のプレミア、プレミアA そしてWomenプレミアをフットボールクラブで観戦した。例年春節明けから少しづつ暖かくなる香港なのに今日は異常な寒さ、午後3時KOした時点では14度前後だった。厚手のパーカーの上にジェンバーを羽織ってまるで冬場の秩父宮みたいだ(笑
明日のグランドセミファイナルを戦わずして2023−2024シーズンが終了した。先週のTaipo Dragons戦を42−22で勝利して勢い出てきた雰囲気だっただけに棄権という結果は試合をしたかったなぁという残念な気持ちと突然の連絡で拍子抜けしてホッとした気持ちが入り混じった変な感じだ。

その後、1トライづつを取り合って迎えた試合終了間際、自陣10mスクラムから右に展開、SOから第一センターを飛ばして2センターから右ウイングに繋がった。ライン際を駆け上がって追いかけてくるディフェンス2人からタックルを受けながらも滑り込んでトライ、キックは決まらずに試合終了のホイッスル、劇的な勝利だった。GaiWu Blossomの久しぶりの勝利だ。よかった。本当に良かった。俺はというと前半20分をロックでプレイさせてもらった。後半はいつもの右プロップでピッチに立たせてもらった。チームには特段目だった貢献は出来ていない。と反省しつつも何とか今シーズンの全試合出場を維持している。もう少し走れるようになってラックのそばで本来のプロップとしての仕事ができるようにならなきゃなと反省中、それにしても相手のスクラムは結構きつかったなぁ~(><)



