2023年練習納め

一年間の無事を感謝です。

先週末土曜日に2023年の練習納めで10人ほどがリニューアルしたハッピーバレーピッチ#6に集まりました。2011年にGAI WU Blossomsに参加して12年が経ちました。大きな怪我もすることなく15分だけではありますが、試合にも参加させて頂いておりチームとラグビーの神様、それから奥様に心から感謝です。2023ー2024シーズンは年明け1月13日から再開されます。どうぞ来年も元気で楽しくプレイ出来るように頑張ります。一年間、お世話になりました。どうぞ良い年をお迎えください。

2023-2024 シーズン前半終了

いい感じの暫定4位 🙂

シーズン前半戦8試合を終えて3勝5敗ながら暫定4位につけています。チームとしては限られたメンバーの中、香港チームからの助っ人の効果もあって善戦していると言ってもいいんじゃないでしょうか?中でも暫定首位のTin Shui Wai RFC 3Bには後半ギリギリに逆転されたけど4点差の敗戦、暫定2位のKowloon Brothers には3点差と僅差での敗戦でした。2試合共に勝てそうな雰囲気だっただけに惜しい試合でした。今週末の他のチームの結果次第で前半戦の最終結果が確定します。
個人的には初戦から毎試合出場の皆勤賞です。前半後半を15分程度ではありますが、中には前半だけ15分程度の参戦といった程度の試合もありますが 🙂 8試合全部に出場させてくれたチームに感謝です。シーズン後半は1月中旬から始まります。何とかシーズン続けて皆勤賞を取りたいと思っています。15分間の貢献を目指して!

6戦目 vs Tin Shui Wai RFC3B 15-19 Shek Kip Mei 前半 15分のみ
7戦目 vs Dac Kowloon Brothers 26-29 Kowloon Tsui Sports Ground 前半15分、後半15分
8戦目 vs TinShui Wai RFC 3A 42-31 TinShui Wai Community Ground 前半15分、後半15分

 

 

追記)仲間がチームを去ります。寂しいものです。一緒にボールを追いかけた仲間です。元気で、またいつか一緒にラグビーしよな 🙂

 

やったぜ!嬉しいシーズン2勝目

2勝3敗で暫定4位

初戦 vs POLICSは70分、2戦目 vs Typhoonは後半からの出場で35分、3戦目 vs City は後半10分過ぎに人数不足のため試合放棄で45分、4戦目 vs Scottishは後半からの出場で35分、5戦目 vs Tipo Dragons は後半から20分の出場、なんと初戦から連続5試合出場の皆勤賞を継続中なり 🙂 今シーズンは出させてもらって試合ではスクラムとぢフェンスに注力していこうと心に決めて臨んでおります。5戦目のDragons戦では20分間でタックルは自分の中では2勝1敗、ラックからボールをもって一番デカイ奴が勢いよく目の前に!ちょっと怯みそうになったけど何とかへっぽこタックルで止めることが出来た。一敗はディフェンスのギャップを突かれてきれいに抜かれてしまった。
この試合、ずっとスクラム組んでた印象だ。後半の20分の間でも5回は組んだと思う。2回は押し切って潰せたし、まぁ合格点かな!何とか勝ててよかった。2勝3敗で4位、限られたメンバーの中で香港GAIWUのサポートもあって何とか踏ん張ってるな!いい感じ、いい感じ 🙂

おめでとう スプリングボクス

傷だらけの Blossoms (><)

試合終了後に南アフリカのキャプテン シア・コリシが真っ先に向かったのはデリバティブノッコンでイエローカードを受けて10分間の退場を命じられてピッチの外にいたWTBチェスリン・コルビだった。ピッチの横に用意された椅子の上でジャージの中に頭を隠して試合を見ることが出来ずに小さくなっていたコルビ、テレビの画面に大きくズームアップされていた。南アフリカは14人で残りの7分間を耐え抜いて1点差を守り抜いた。そして大会初の4回目の優勝を決めた。コリシキャプテンは力強くコルビを抱きしめた。抱きしめながらコリシキャプテンは171cmの小柄なスピードスターにどんな言葉をかけたんだろう?泣けた。51日間、48試合の戦いが終わった。次のオーストラリア大会は現地で観戦したいと思っている。
感動的なフランスワードカップの決勝前、我らがGaiWu Blossomsはシーズン3戦目を戦った。結果は途中棄権 0-15 で2敗目だ。こうして結果だけを書くと喪失感もあるが決して落ち込むことはない、限られたメンバーでよく戦い抜いたと思えるいい試合だった。試合前、香港チームから助っ人が一人来てくれて16人で臨んだ vs City RC Quakes戦だった。前半序盤、自陣左5m相手ボールのラインアウトでこぼれたボールをうまく拾われてアンラッキーな先制トライを奪われた。その後はいつもどおりにラック周りのディフェンスに注力しながら相手ゴールまで押し返したりもして一進一退の試合展開だった。ハーフタイムで助っ人の香港人が抜けた後、リザーブ無しのがけっぷちで後半へ突入、10分過ぎた相手陣地に入ったあたりでのスクラム、レフリーの「セット」の声でガツンと肩を合わせたあとHOが崩れおちた。スクラムをブレイクすると顔をしかめて声を押し殺して必死に痛みに耐えていた。プレイは無理だとすぐに分かった。ロックの若手をプロップにあげてその場のスクラムは何とか乗り切った。が、すぐにもうひとりが古傷の悪化でプレイ出来なくなってしまった。レフリーに進言して試合放棄、負けを認めた。限られたメンバーのみで臨んだ試合ではあったけれどその内容は決して見劣りするようなそれではなかったと思っている。よく耐えたし、よく走っていたと思う。まだ3戦目、シーズンは始まったばかりだ 🙂

コンバージョン 2点の重み

いつも笑顔のヨッシー・ポラード

2点ビハインドで迎えた試合終了3分前、土壇場で逆転勝利を狙う49mのペナルティキックだ。草ラグビーでも緊張するこの場面、それを4年に一度のワールドカップの準決勝でショットクロックを20秒以上も残して決めて見せたスプリングボクスのハンドレ・ポラード!最初のセレクションで漏れたポラードはマルコム・マークスの怪我による戦線離脱によって急遽、チームに召集された。この準決勝でもスターターではなく前半の後半からリボックに変わっての途中出場だった。 こんな痺れまくるPGを決めて見せたポラードに引けを取らない奴が GaiWu Blossoms にもいる。写真の男、ヨッシー・ポラードだ。
2023-2024シーズンは10月14日 vs Police Panthers との悔しい敗戦から始まった。シーズン初勝利を目指して第2戦目 vs Typhoon だった。前半フォワードとバックスがうまくかみ合って左隅にトライで先制、難しい角度からヨッシー・ポラードが見事にコンバージョンを決めてくれた。続けて前半に1トライに1コンバージョン、おまけにもひとつ1PG、17-0とリードした。いい感じで前半終了 🙂 後半に入ってディフェンスラインのギャップを突かれて一つ目のトライ、ひとつ返した後にさらにワントライを重ねられて試合の流れが大きく振れた。そんな中、心の支えになったのが ヨッシー・ポラードが決めてくれたすべてのコンバージョンとPGで上げた9点の重みだった。試合中スクラムを組ながらまだ勝ってる。ここでとつトライをとられてもPGの3点差がある。そんなことを考えていた。自陣10mに入ったところでのスクラム、ポイントを示しながら「2minutes」とレフリーが言う。スクラムがブレイクして顔を上げると攻め込まれながらも必死のディフェンスが続いていた。相手のノックオンで試合終了!「勝った」 24-14、ヨッシー・ポラード、どんなに心強かったことか!僕の中では間違いなくこいつが今日の Man of the match だ。

 

 

涙のQUARTER-FINAL

バンディ・アキ、ジェームス・ロー、そしてギブソン=パーク

私の勝手な思入れの試合予想は1勝3敗となりました。予想は大きく外してしまいましたがどの試合もその内容は素晴らしいものでしたね。試合終了間際にインターセプトからの勝利を決定づけたアルゼンチンのトライは5点差を必死に追いかけていたウェールズの戦意を打ち砕きました。80分を超えてフェーズを繰り返すアイルランド、その数は30を超えました。最後はマンオブザマッチに輝いたNo.8アーディ サベアのジャッカルがそのフェーズに終止符を打ちました。精魂尽き果ててて地面に崩れ落ちる選手たち、フィジーはこの大会では私の目には「ツキ」の神様の気まぐれさに振り回されたようだった。最後の試合終了のラックもどことなく不運な印象だ。一点差の敗戦、開催国フランス、ほほ骨の骨折から復帰したアントワーヌデュポンだったが・・・4点ビハインド後半71分のPG,賛否両論あるだろう。タッチに蹴りだしてトライを取りにいって欲しかったなぁ~そう思った。どれも素晴らしい試合だった。中でも私が印象に残ったのはアイルランド vs ニュージーランド戦だ。SH ギブソン パーク、CTB バンディ アキ、WTB ジェームス ロー、この3人はどういう思いでニュージーランドの戦いの舞カパオ・パンゴを見つめていたのか?試合終了のホイッスルのあとグランドに倒れて何を見て何を思っていたのだろうか?世界ランキング1位のアイルランド代表にいて、この3人はニュージーランド出身だ。きっと子供の頃にはあの真っ黒のジャージを着てワールドカップに出場することを夢見ていたはずだ。この試合に臨むその複雑な思いは計り知れない。3人ともすでに30歳を過ぎている。恐らく年齢的にもこの大会が最後のワールドカップのはずだ。アイルランドは意外にも過去の大会でベスト8が最高戦績だ。決勝どころか準決勝にも進んだことはない。試合後に赤く目を腫らしたジョナサン・セクストン、そのすぐ脇で同じように涙を流す息子の肩を抱いて歩く姿が印象的だった。2019年日本で開催されたラグビーワールドカップ、横浜国際競技場に響き渡ったアイルランドコールを今でもはっきりと覚えている。

IRE vs NZL

クォーターファイナル勝手に予想

この週末は睡眠不足必至!

9月9日に開催国フランス対ニュージーランドで始まったラグビーワールドカップ、先週末に予選リーグが全て終了してベスト8が出揃った。20の参加国が4つのプールに分かれて総当たりで決勝リーグ進出を目指して必死にたたかった結果だ。プールCに振り分けられた日本は2勝2敗でプール3位、惜しくも決勝トーナメントへの進出は叶わなかった。4年後のオーストライアでの11回大会に期待しよう。

さて本題です。この週末のクォーターファイナルを勝手に予測してみた。自分の思い入れも大いに盛り込んでの予想です。ジャパンを破ったアルゼンチンにはもっと上に行ってほしいし、ニュージーランドとアイルランド、悩んだけどニュージーランド出身のバンディアキが大好きなのでアイルランドがきんさで勝利!ここはやっぱりフィジーのラドランドラに期待、最後はやっぱり開催国フランスが決勝に行かないとだめでしょう。如何でしょうか? 月曜日は半休するかなぁ 🙂

 

感動をありがとう!

ポルトガルフィフティーン

6点差を逆転するコンバージョンキックがきまったのは試合終了間際79分07秒だった。1987年にニュージーランドとオーストラリアの共同開催で始まったラグビーワールドカップ。ポルトガルナショナルチームは1991年の第2回大会から参戦したそうだ。4回の予選敗退ののち2007年に敗者復活プレーオフを勝ち抜いて初めて本大会へ出場することになった。「プール C」に振り分けられたポルトガルはニュージーランド、スコットランド、イタリア、ルーマニアを相手に4敗して最下位とう結果に終わった。その後、2011年、2015年、2019年と本大会への出場は果たせず今年2023年に2回目の本大会への出場を果たしたのだった。(10月9日の世界ランキングでポルトガルは日本に次いで13位だ)
初戦のウェールズには8-28で敗退、2戦目のジョージアには善戦するも18-18のドロー、迎えた第3戦目、vs オーストラリア戦。不調とはいえ過去に3回の優勝経験のある強豪には14-34で敗退した。そしてワールドカップ本大会ので初勝利を目指して臨んだフィジーとの最終戦だった。
プール戦の最終試合となった ポルトガル vs フィジー、この時点ので決勝トーナメントへの可能性を残していたのはオーストラリアとフィジーだった。フィジーはボーナスポイント付きの敗戦でも決勝トーナメントへの進出が決まる一戦だった。フィジーにとっても決して余裕のある試合ではなかったはずだ。
前半はペナルティキックを1本づつ決めたのみの 3-3 で終了した。後半に入って最初にトライを決めたのはポルトガルだった。するとすぐにフィジーが取り返して 10-10とイーブン、その後1本づつを決めて17-17として緊張した試合展開が続いた。後半の後半、2本のペナルティ決めたフィジーが23-17とリードする。残り時間は3分を切っていた。ここからポルトガルの奇跡の大逆転劇は始まった。フィジーの22mまで攻め込んだラックから右WTBがブランドサイドを走り抜けた。ゴール手前でタックルを受けるもフォローしていた左WTBがゴールポスト右下に逆転に近づくトライを決める。時計は77分42秒だった。スタジアムの歓声の中、ピッチでは選手が両手を広げて大喜びする。その後冷静にコンバージョンを決めたのが79分07秒だった。再スタートのキックを受けたラックのあと時計は80:00、ボールを後ろに蹴りだしてポルトガルのワールドカップ初勝利の瞬間だった。結果を知った上で夜中に録画でみた試合だった。フィジーを応援するつもりで夜中の暇つぶしの意味合いもあって観た試合だった。いつの間にか試合展開にのめり込んでしまってポルトガルがコンバージョンを決めた瞬間では胸が熱くなってしまって視界が涙で歪んでしまった。ポルトガルフィフティーン感動をありがとう。

 

FIJI vs PORTUGAL

 

Gai Wu Rugby Football Team

プレシーズンマッチ vs Tigers

クラウチッ、バーインド、セット、レフりーの声を受けてガツンと組んだ瞬間に勝てると思った。それはまるでフランスワールドカップで桜の戦士達がイングランド相手に見せた鉄壁のスクラムにも引けをとらないそれだったと思う。スクラムハーフがボールを入れる前にほんの少しの「間」ある。自分のほほのよこに相手の顔を感じる。上目遣いに相手の足元を見やると曲がって膝が窮屈そうに落ち着かない様子が見て取れた。HOのフッキングの気配で一気に前に出る。押し切った。レフリーのホイッスルがなる。ペナルティだ。2019年のワールドカップ、対アイルランド戦、スクラムで勝ち切った3番の具智元並みにガッツポーズが出そうになった。初めてじゃないかなぁ~GaiWuでスクラムを押し切ってペナルティを取ったのは、思い返しても記憶にない。

2023-2024シーズンに向けてのプレシーズンマッチだ。30分の一本勝負 vs Tigers 残念ながら1本-3本で負けた。最初から15分間だけ出させてもらうことができた。相手ボールのラインアウトでは目の前にワンバウンドで飛んできたボールを受けてゲインも出来たしラックにもオーバーで貢献できたかな!一番の収穫は試合を楽しめたって気持ちかもな、そう思っている。試合の後のビールは旨かったなぁ~:) この日は日本人チームでだけじゃなくて香港人のチーム男女も共に試合が組まれていた。総勢何人がいたんだろう。GaiWu Family との和気あいあいとした楽しい一日だった。

あぁ痛恨のノックオン

Semi Radradra Fijian Rugby football player

9月9日にフランス vs ニュージーランド戦で始まったラグビーワールドカップ 2023 フランス大会、10月29日の決勝まで約7週間もの長丁場の激しい戦いが続くことになる。週末の夜更かしで月曜日は出勤しても午前中は仕事にならない人も多いのではないだろうか?私は午前半で対応しているので問題は無い(笑、 2週間が過ぎて私が一番印象に残っている試合は11日のWALES vs FIJI戦だ。余談ですが、自宅のテレビは過去一カ月間録画のストリーミングサービスが提供されておりいつでも巻き戻して観ることができるのでとても便利だ。試合そのものよりもあのあごの周りに異常なまでにもうもうとくっついている髭の塊と6点のビハインド、ロスタイムの82分過ぎゴール手前でノックオンしたFijiのCTB Semi Radradra がグランドに両手をついて愕然とする姿だ。振り返る、6点差を追いかける試合終了間際、モールからFIJI が押し込んでトライをとったように見えた。TMO判定の結果ダブルモーションでの=トライ判定、自陣まで戻されたFIJIは終了間際の常識を破ってキックをつかって前進する。

ボールをつないでWALES陣22mまで切り込んで正面少し右のモールから左へ展開する。CTBのキャプテン Waisea Naycalevu から長い飛ばしパスが左サイドのウィングの位置で張っていたRadradra放たれた。WALESのディフェンスはモールからの移動で少し遅れている。Radrandraの前にはディフェンスが居ない。一直線に走って飛び込んでトライのはずだった。飛ばしパスで少し勢いを欠いたボールがRadrandraの少し手前でワンバウンド、小さくゆれたボールが手から前に転げ落ちた。終わった。Radradraは両手をピッチについて茫然として視線が定まらない。このシーンはずっと忘れないだろうな。WALES 32 – 26 FIJI いい試合だったなぁ。

WALES vs FIJI