Memories in 2016

It’s still team mates.

Facebookで昔の思い出の写真がたまにアップされてくる。そんな中で娘ももかの本当に懐かしい写真が出てきたのでここでもアップしておこうと思います。5年前です。当時恐らく8歳だと思います。ラグビーボールに最初に触れたのは6歳くらいだったと思います。私が所属している GaiWu Blossoms(当時はGaiWu Jと言ってました)が毎年春先から夏前にかけてキッズ向けの「ラグビー教室」を開催していました。そこに夏休みを利用して日本から香港に遊びに来た時に体験したのが最初でした。その翌年、Hong Kong Football Clubへの入会をお願いしたのですが既に入会の締め切りが過ぎてて正式入会はできませんでした。それでも練習には参加していいよと言われて通い始めたのでした。そして翌年、正式に入会させてもらってチームのジャージをもらいました。背中には「MOMOKA」の名前が入っています。それでも最初はみんなの後にくっついていってボールも触れないし、パスも回って来ない日々でした。それもそのはずで英語もまともに話せない日本人がひとりチームに突然入ってきた訳ですから周りからしたらどう接していいか分からないのも当然です。子供の仲良くなるその術は大したもんです。日にちが経つにつれていつの間にか会話もできるようになりパスも回してもらえるようになりました。その時からずっと今もみんながチームメイトです 🙂

2021-2022 シーズン前半終了

GaiWu Blaze vs GaiWu Blossoms

チームに何も貢献できないまま、昨日で2021ー2022シーズンの前半戦が終了した。グランドファイナルゲームは同じGaiWu同士で香港人主体の GaiWu Blaze vs 日本人主体のGaiWu Blossomsで行われた。聞くところによると人数の集まりが思わしくなく若干のメンバーの貸し借りをして、更に13人制として行われたようだ。

11月6日に香港を離れて日本へ行って12月5日に香港へ戻ってきてはいるが今は政府指定のホテルの狭い部屋で21日間の強制隔離中だ。その間にもチームは参加人数をやりくりしながら何とか試合をこなしてきてる。数試合はどうしようもなく棄権せざるを得ない状況もあった。試合ではさほど貢献できる働きはできないまでも頭数には貢献できる。チームに申し訳なく思う。みんなお疲れ様でした。
2022年の開幕戦で会おう 🙂

 

フィジーに行きたい?

フィジーか、サモアに行きたい

はぁ?ももが言い出した。びっくりした。ラグビーと言えばニュージーランドかオーストラリア、欧州のイングランドかスコットランドだというイメージがあった。香港に住んでいることを考慮するとカナダかなとは思っていた。それが、フィジーらしい。どうしたんだ?聞くと、サモアでもいいと言う。パパとしては思案のしどころだな。

ところで、日本からラグビー留学を希望する若者はやっぱりニュージーランドかな?ひとつの候補として香港も候補に考えてみてほしいと思う。香港のラグビー環境は他の国と比べても全然引けをとらないと思う。正直、ニュージーランドやイングランドのラグビーを経験したわけではないけど香港ラグビーユニオンは今後益々ラグビー環境の充実を図るだろうと確信している。近い将来香港は間違いなくアジア地区の主要なラグビー拠点になると思っている。

プロ化はすぐには難しいとは思っているが、今でも香港ラグビー教会とプロ契約してプレイしている選手は何人もいるし、入場料をとって行われる試合も今後どんどん増えていくだろう。それに見合うだけの試合内容も求められるが選手のスキルはどんどん上がっているように見える。さらに香港ラグビー協会によるトップグループから末端のキッズレベルのカテゴリー管理はきちんと運営されているし、代表選出のスキームも充実していると思う。確かに2020年、2021年とコロナによる影響で停滞した事実はあるが近い将来、必ず香港ラグビーは強くなると確信している。

香港と日本間のラグビー交流

このような背景の中、日本と香港のラグビー交流を何かの形で具体化してみたいと考えている。一度きりではなくずっと続けられるようなラグビー交流を目指して模索している。アイディや要望、協力して頂ける方、是非、ご連絡をお願いします。

Welldone, Momo!

グッジョブ!

先週の日曜日の試合で、ももがトライした様子を友人のお母さんがビデオに撮ってくれていて送ってくれた。ゴール前のラックからボールをピックアップして前にいるディフェンスに突っ込んでいってドーン、トライを決めた様子が映っていた。

バックスがボールを展開して鮮やかに走り切って決めるトライはカッコいいと思う。観ている観客もボールが次々にパスされていく度に歓声が沸き起こってピッチの雰囲気も盛り上がる。自分が応援しているチームがトライを決めてくれたら周りでの観客同士でハイタッチして大はしゃぎするのもラグビー観戦の魅力のひとつだ。

ただ、私はゴール前のラックから何度も何度も愚直にボールをピックアップしてちょっとづつ前に進んで最後の最後に飛び込んだ選手の胸の中に大事に大事に抱えたボールの先がほんの少しだけ白いトライラインにかかって決めるトライが大好きなのだ。ラックの状態からレフリーはホイッスルを口元に持っていってしゃがみ込んでボールとトライラインの接点を確認しようとする。そして突然、しゃがんだままの姿勢からホイッスルと同時に右手が上がる。その瞬間、モール上で必死に攻防を続けていた両チームの選手達の動きが止まって明暗が分かれる。折り重なった人の一番下から満面の笑顔で立ち上がろうとするトライを決めたプレイヤー、それまで必死に全力を出し尽くして防御していた体から一気に力が抜けたプレイヤー達がゆっくりと起き上がり始める。そんなトライシーンが何とも言えず大好きなのだ。

それをももがやってくれた。一生忘れることのないトライシーンになるだろうな。よくやったと心から褒めてあげたいと思う。以前、同じようなトライシーンがあった。試合には勝ったのだけれど、試合後に私のところにきていきなり泣き出したことがあった。同じようにラックからボールをピックアップして飛び込んであと、ディフェンスに使ってヘルドアップでトライにならなかった。悔しいと試合後に大泣きしたことがあった。その時のことを思い出させるトライです。

トライシーンはこちら

それからもう一つ、Hong Kong Rugby UnionからU16Gの代表練習メンバーにセレクトされたので12月からの練習に参加するようにとメールが届いた。本人はめっちゃ喜んでんいた。1月1日には、選ばれた選手達によってドラゴンズとライオンズに分かれての記念試合が行われる。今から楽しみだ。

RUGBY IS BACK to HONG KONG Vol.2

香港スタジアムにラグビーが帰ってきたぞ!

久しぶりの香港スタジアム、プレミアリーグ Hong Kong Footaball Club vs Societe Generale Valley RFCの第6戦がなんと!!香港スタジアムで行われた。私も自身の試合のあと先にスタジアム入りしている嫁さんと娘の後を追って急ぎ足で駆け付けた。私が試合をしたFootball clubから香港スタジアムまでは歩いて15分程度だ。試合の後ということもあって少し上り坂になっているスタジアムまでの歩道がさらにきつく感じる。「こっち結構、人多いよ」途中、嫁さんからラインで連絡が入る。16:30 KO、女子の試合はすでに始まっている。女子のこの2つのチームにはももかの知り合いが多くいる。HKFCには、ロックの2人、ロッシーニとケイトはともに昨シーズンと今シーズンのコーチだし、13番アンナは今シーズンのバックスコーチ、14番の右ウィング リディアは昨シーズンのバックスコーチだ。フッカーのフィオンも会うと声をかけてくれる知り合いだし、フライハーフのアイリーンも顔見知りだ。みんなももの顔を見ると声をかけてくれる。VALLEYの方には14番、ウィングのスミスは学校のPEの先生だ。このスミスとHKFCのロッシーニは共に女子15人制の香港代表メンバーだ。HKFC 13番のアンナはセブンスの香港代表だ。どんだけ恵まれた環境にいるんだと今更ながらに驚くわ。
メインスタンドはほぼ満席に近い印象、バックスタンドも真ん中周辺は多くの人で埋まっている。セブンスでは被り物で大騒ぎすることで有名な「サウススタンド」も変わりなく多くの観衆でにぎわっている様子が見える。
男子の試合はHKFCが試合終了間際に劇的な逆転トライを決めて 20-17 勝利した。嫁さんと娘のお目当ては15番 Carter Smith、ニュージーランダーのイケメンだ。男から見てもめちゃカッコいいと思う。試合の後にお疲れさんと握手するとニマッとウィンクして仲間がいるほうへ戻っていった。いやぁ~ラグビーっていいね。

HKFC vs Valley 試合結果はこちら

つづく

RUGBY IS BACK to HONG KONG Vol.1

香港は今、ラグビーが盛り沢山

非日常の週末でした。何から書いていけばいいんだろうかと迷うくらい先週末は私はラグビー漬けになったのでした。時系列でご紹介します。まず、10月30日土曜日、私が所属するGaiWu Blossomsの第2戦vs HK football club、グランドは当然、Football clubです。日本代表もクォリファイで使用する由緒あるクラブチームのホームグランドなんです。ここに立つと自然と気持ちが高揚してくる。ジャージを着てスパイクを履いてグランドにでるところから自分の心の中でいいなぁという雰囲気に浸れるんです。私は3番で先発した。キックオフ、相手のフライハーフのキックオフ、予感はあった。ポーンと蹴られた楕円のボールが縦に開店しながら放物線を描いて飛んでくる。自然に「マイボー」と声だでた。上目遣いに落ちてくるボールを見据えながら目線の下の方にまっすぐに走り込んでくるジャージが目に入ってくる。ボールを確実にキャッチすることに集中して少し半身に構えて胸に受けた瞬間、ガツっと背中に衝撃を受けた。前のめりになりながらすぐ後ろでフォローしてくれていた仲間にパスをする。「あぁーよかった、落とさなかった。バックスにボールが繋がっていくのを見ながら安堵した。こうして第2戦目は始まった。

それにしてもスクラムが異常に強かった。前の3人全員がデカい!対面の1番は特にデカくて硬かった。マイボールでは押し込まれて何度も宙に浮いた。モールとスクラムで押し込まれて5本くらいトライも決められた。

50対19の大差で負けた。負けはしたが、いい場面もいくつかあった。ボールを展開してバックスで勝負して勝てていたし、個人的にも長めにグランドに立っていられた。なによりもこのグランドで試合が出来たことが何よりも嬉しかった。残念ながら来週から日本出張で1ヶ月半の間、戦線離脱だ。最高の仲間達に気持ちを託す。

GaiWu Blossoms vs HKFC

つづく

 

Round 3 vs Valley Pirate Kukuri

2021ー2022シーズン初トライ

ゴール前のラックからボールをピックアップ、相手4人を引き連れて今シーズンの初トライを決めてくれた。パパは大感激 🙂

先週の試合ではあまりいい動きができていなかった。本人ももっとタックルいかなきゃだめだな。全然、動けていないと反省していた。もっとラックやモールのそばでプレイしたほうがいいじゃないとアドバイスしておいた。今のこのチームはボールがあるラックやモールに選手が集まりすぎる傾向がある。前の試合でもももは少しでもラインを広げてディフェンスをしたほうがいいと自分が大外に位置してなかなかボールが回ってこずフラストレーションが溜まっていたようだ。ディフェンスラインの端から「スプレッドアウッ」と大声で叫ぶのが何度も聞こえた。残念ながら相手のほうが足がある。大外の大外を走り切られて何度もトライを決められたのが前の試合だった。そこで今日の試合ではラックやモースのそばに位置してバックスをもっと内側から広げたほうがいいよとアドバイスしておいた。そして顔を見るたびに「ボールを持ったら?」と質問しては「前へ、でしょ。分かってるって」と親子で「前へ」を気持ちに刷り込んだ。
それは試合開始早々だった。2本のトライをとられたあと、バックスがつないで一本返してさらに攻撃、相手陣地へ入ったところでラックからキャプテンのリサが持ち出して前進、そのあとをももが受けてさらにオフロードで2人、3人とボールをつないでいく。まるで2019年のスコットランド戦、オフロードで堀江、ラファエレ、稲垣とつないでゴール下へ決めたあの時のトライを思い出させるような繋ぎだ。最後はゴール前のラックからももがボールをピックアップして相手3、4人を引きずって押し込んでトライ!バックスがきれいにつないで行くトライもいいけど、フォワードのこんな泥臭いというかみんなで押し込んでもぎ取るトライが俺は大好きだ。今シーズン初トライ、おめでとう 🙂 実は後半にも同じようにゴール前のラックから押し込んだシーンがあったんだけど相手に阻まれてこの時はヘルドアップになってしまったのでした。このパターンが自信につながってくれるはずだ。次の試合に期待しよう!

 

HKRU U16G はこちら

 

Dettol Men’s Premiership Round 5

HKU Sandy Bay vs Valley Fort

自分の試合がなくなってしまったのでルークの応援にHappy Valleyへ行ってきた 🙂

ルークを応援するのは、今日で3試合目だ。残念ながらこれまでの2試合はともに僅差で負けている。vs Valley Fort Causeway bay地区にホームを置く競合チームだ。試合開始早々に先制トライを許してなかなか流れに乗れずに自陣での攻防が続くなか2本目のトライを許してしまう。相手のSOのコンバージョンキックがともにそれて0-10。PGから相手陣地深くにけりこんでゴール手前でラインアウトを獲得、ラックから展開されたボールをルークが相手を引き連れてねじ込んでゴールポスト右横に反撃のトライを決める。試合中、痛めている背中をかばうような仕草をしながらも大きな声でチームを鼓舞する。それにしてもミスが多すぎる。バックスに展開してもすぐにノックオン、ラインアウトではノットストレート、スクラムではアーリープッシュと曲がってしまう。せっかくPGをもらってキックで前進できるとこで2度もラインを切れずに相手にカウンターを許してしまう。結果、16-7で敗れた。何度も勝てる局面はあったと思う。自分たちのミスで自滅した結果となった。試合のあと、ベンチにルークを尋ねた。痛む背中をかばいながら振り向いて立ち上がって「Appreciate to coming to see game.」と言ってくれた。いつの日かルークが日本のチームでプレーできる日が来ることを願っている。

Withdraw from game

開幕から2試合連続の不戦敗

GaiWu Blossomsの長い歴史の中で初めての異常事態だ。シーズン開幕戦に続いて2回目の不戦敗になってしまった。参加メンバー不足だ。試合に望む人数が揃わない。厳しい状況だ。基本的にGaiWU Blossomsというチームは日本からの赴任者を中心にしてそこに香港に住むローカル日本人で構成されている。有志によるクラブチームとして運営されている。当然、香港に駐在しているからには仕事が優先だ。みんな仕事の合間を見つけて練習や行事に参加してくれている。やっぱり例年に比べるとコロナの影響で仕事と休みのやりくりがうまく行かなかったり、日本へ一時帰国するにしても香港に戻った時の2週間の隔離制限など不便さがある。

同じクラブチームのGaiWu Hong Kongに試合のサポートをするが、今シーズンはBlossomsと同じカテゴリーでエントリーしているため試合日が重なっていてサポートに来れないという不運も!それでも数人はダブルヘッターを覚悟で参加を申し出てくれている。がしかし、今日予定していた試合のメンバーは15人がやっとだ。控えの選手がいない状態では到底戦えない。2試合連続の「棄権」だ。苦渋の決断だ。

一昨日の祝日にはホームグランドのハッピーバレーでGaiWu Hong Kongと合同で練習した。やっぱり人数が多いといろんな練習ができて効果的だし、なにより楽しい。来週は試合ができる環境が整うこと祈っている。

HKRU Community League 2

U16G 2021-2022 Season Opening Game

vs Sai Kun Stingry/Tigers

U16G シーズン初戦!King Gorge V Schoolラグビーグランド、8時15分にクラブに集合してバス移動、今シーズンはU16Gとしてひとつ年上の新しい仲間と一緒にチームが編成されている。U16Gカテゴリーは2006年〜2007年に生まれた女子にあたる。2007年11月生まれのMomoは最年少だ。家を出る前から少し緊張気味だった。一番気にしていたのはラインアウトのスローイング、先週行われてフレンドリーマッチでは2番フッカーで先発していて、3回のラインアウトのうち2回は成功していた。1回の失敗を覚えていたようだ。

グランドにつくと昨シーズンを一緒に戦ったU14Gのメンバーが試合をしていた。先輩になって貫禄を醸し出しながらグランドの脇をゆっくりと歩いていく。成長したなぁ〜そんな印象だ。初戦の相手は、Sai Kun Stingray/Tigersの合同チームだ。昨シーズンのグランドチャンピオンマッチで勝利した相手だ。Momoに後から聞いたら半分は顔馴染みらしい。

試合開始早々、Momoがボールを持って前に突進していく。相手4、5人に囲まれながらも更にドライブして前に進んでいく。「ボールを持ったら前、ボールを持ったら前、わかった?」と散々言い聞かせた甲斐があった。実はフレンドリーマッチでは年下の遠慮なのか、ボールをもらってもすぐにパスするシーンが多かった。意識を変えさせるためにこの1週間ずっと「ボール持ったら前」と繰り返し言ってきたのでした(笑 今日はMomoの一番いいところを出せた。

試合はと言うと残念がら相手バックスに好きなように走られまくって2本ー4本の完敗だった。チームとしてひとつにまとまっていない事が最大の課題だ。少しづつよくなっていくことを期待しながら今シーズンを見守りたいと思っている。