Training NAG U14G

毎週、月曜日と水曜日は6時から7時半まで代表チームの練習、木曜日は6時から7時半まで自身が所属しているHKFCのチーム練習、そして日曜日は9時半から11時まで同じくチームの練習だ。週に4回も練習している。嬉しそうに通っている姿を見ると私も嬉しくなってくる。

いつの間にかどっぷりとラグビーにハマってしまっている。練習を観に行っていた嫁からのラインで「最近、タックル出来るようになって狙って行ってるなぁ」と知らせてきた。少し前まで腰がひけて手だけで相手のジャージを掴むことしか出来なかったのに、それが練習して出来るようになると積極的になれるんだと改めて感心してる。

練習内容もチームのそれとは内容がかなり高度な内容に取り組んでいる。基本的なパス練から実践的なモールを組んでアタックの連続攻撃など、分刻みの短い休憩を挟んで次から次にメニューをこなしていく。1時間半の練習が終わると「腹減ったぁ」「疲れたぁ〜」充実感で嬉しそうだ。どこまで行けるか!頑張れっ!

NAG U14G Squad

NAG U14Girls Squad に選ばれました。12月3日の深夜、すでに4日になった0時半頃、届いたメールには、「Congratulations to you on being selected as part of the 2019/20 National Age Gradeu14 Girls Squad! 」と書いてあった。早速、4日の夕方6時からの練習に参加しなさいとの内容だった。寝ようと思って横になってこのメールを見た私は少し興奮して寝れなくなってしまった。嬉しかった。でも正直言うと半信半疑だった。2日にみた代表のジャージ、胸の真ん中にメインスポンサーである HSBC のジャージをもらうまではどうも信じ切れなかった。

4日、私は仕事でマレーシアへ出張だった。夕方の練習開始前に登録受付をしてジャージをもらう段取りということは知っていた。マレーシアに着いてからも落ち着かない。自分でそわそわしているのが分かる。受付時間の5時半を過ぎても、ももかからは何も連絡がない。本当に選ばれたのか?ずっと気になっていた。練習場所まで付き添っていた家内から「ユニフォームもらってたよ」とメールが来た。よかった。それでもそのジャージを着ているももかをどうしても見たかった。みて確かめたかった。結局、練習後に家に帰ってから自撮りした写真を送ってもらってみることが出来た。赤地に黒いストライプが入っている胸の真ん中に「HSBC」のロゴマークがはっきりと見える。間違いない。U14G Squad に選ばれたんだ。ひとりマレーシアのテラスバーで一人でビールを飲みながらしみじみと余韻に浸った。本当におめでとう!パパは最高に嬉しく思っています。

2019/20 National Age Grade U14 Girls Trial

2019/20年 U14Girls の選考トライアルだ。本戦は先週、すでに実施されていたのだが、ももかは学校の修学旅行で参加できていなかった。そこで、今日、選抜された選手に混じって練習をして、その様子をみて判断するということになっていた。一発勝負のセレクション、その意味を少なからず理解していたのか、セレクション会場の King’s park へ向かう電車の中では少し緊張しているように見えた。疲れもあったみたいだ。前日の日曜日には、10’s で4試合をこなしていた。フォワードキャプテンに選ばれて、張り切って望んだ第一試合と第二試合で負けはしたが、自身今シーズン初のトライを決めた。しかも2トライ!上出来だった。

先週時点ですでに合格している選手達は練習前に登録を済ませて代表のジャージキットをもらって嬉しそうに着替えていた。今日がセレクションのももかはそのジャージはもらえない。少し寂しそうにも見えたが、仕方ない。頑張って勝ち取るしか方法はない。

練習は総勢50名ほどの選手達を3つのグループに分けて始まった。ピッチを3つに分けてそれぞれの場所にコーチが待ち受ける。ランパス、タッチゲームなどそれぞれの場所ごとに分刻みでメニューをこなしていく。さすが代表のコーチだけはある、そう思った。指示が明確で鋭い。選手ひとりひとりに目を配って指示を出している。少し驚いた。U14とはいえ、仮にも「香港代表」だ。そんな環境で鍛えてもらえれば、ももかのことを想った。

1時間半の練習が終わった。全体を通して動きは悪くなかったと思う。コーチからの指示にもきちんと反応して対処していたし、タッチゲームでは、「ボールを持ったら前だ」という教えを守ってゲインしていたし、いい感じだった。でも判断するのは私じゃない。やれるだけの事はやった様子だった。もともと、先週時点でセレクションは終わっていたのだから、これ以上の無理は言えない。同じフットボールクラブのチームメイトが着ている代表のジャージを着させてあげたい。ただただそう祈るばかりだ。

 

Discovery Bay の休日 (^^)

久しぶりに家族で Discovery Bay に行ってきた。香港で起きているデモの影響もまったくないところで久しぶりに2人でランチしました。ももかの12歳のお誕生日を祝って!私は決してナルシストではないんですが、そんな風に見えてますかね(笑
俺って意外と足長くねぇ?

BISTECCA

前日の16日(土)は、セントラルでシーフードランチブッフェ at BISTECCA
ももが、カニのブッフェを食べたことを覚えてて強いリクエストで行ってきました。
12歳のお誕生日を祝って!
ついでにSOHO行って記念写真をパチリ!

HKFC U14G vs Sai Kung Stingrays and USRC Tigers

さぁー第2戦!Sai Kung Stingrays and USRC Tigers の合同チームが相手だ。
2戦目ということでチームの雰囲気もよくなってきた。送迎バスの中はさながら修学旅行的な雰囲気だ。ももかはベンチスタート、試合開始そうそうに相手に先制トライを許したもののすぐに反撃のトライを決め返した。その後は踏ん張り切れずに2本-4本で前半を終了。後半も合同チームの自力が勝り結果的に4本-6本で敗れた。

ももかは試合前にタックルを頑張るみたいなことを言っていた。先週の試合のあとでも「ちゃんとタックル行けてたやろ?見てた?」としきりに聞いてきてた。たぶん自分の中でタックルに行けるかどうかを試している様子だった。後半が始まってすぐにその場面があった。モールから出てきた相手に肩から当たって、しがみついて倒した。すぐに起き上がってボールを追いかけて走っていた。

ビデオを取りながら心の中で「やったな」と思った。試合の後、ちゃんと見てたよ。しっかりタックル行けてたなぁ〜と話しかけると嬉しそうにちゃんと行けてたやろぉとドヤ顔された。きっと大きな自信になったはずだ。

タックルいく時は怖い。でもタックル行かないとチームから信頼されない。それがわかっているから心が苦しくなる。チームにとっては小さなタックルかもしれないが自分にとっては何かが変わる大きなタックルだったりする。頑張れっ!

The first game of U14 Girls Rugby in Hong Kong

ももかの新しいシーズンが始まった。来年1月の決勝トーナメントまで5チームで優勝を目指して戦うことになる。今日は Flying Pirates との初戦だった。先週、事前に先発メンバーが発表されていて、ももかはHOで CO-Captain に選ばれていた。驚いた!本人もびっくりしたようで、試合前には、初戦にキャプテンという肩書きで少し緊張して戸惑っていたようだった。

香港の女子ラグビーのカテゴリー分けは、それぞれが U14 Girls League、
U16 Girls Leagueそして U19 Girls Leagueと3つのカテゴリーに別れている。ももかの U14 は12歳から14歳で構成されている。詳細はこちら:U14 Girls League

前半のキックオフを自陣の左奥まで蹴りこまれて攻め立てられた。一度はゴールラインまで攻め込まれたが相手のトライをパイルアップして持ち堪えたが、その後のスクラムからブラインドサイドを抜けられて先制のトライを許した。あっという間に攻められて何が何だか分からないままにスコアされた様子だった。それでもマイビールキックからの再スタート後に敵陣右奥に攻め込んだラックから同じくブラインドサイドを14番がまっすぐ走り抜けて同点のトライ!その後も2つのトライを奪って前半を終了できた。

試合は25分ハーフ、ピッチは成人と同じサイズだ。試合前は U14 には少し広くて厳しいんじゃないかなという心配もあったが、そんな心配は無用だった。逆にこの広さがないとバックスへボールを展開して走りきるようなランの攻撃ができないんだなと一人内心納得していたのでした(笑

ももかにとっては初めての15人での試合、しかもフルサイズのピッチで初めてのHOで先発できた。きっと思い出に残る試合になったはずだ。これまで毎週木曜日の夜練習も欠かさず参加していた。コーチの指示には真っ先に素直に従って取り組んでいた。今朝、集合場所の Football Club にいく途中で、試合中の課題としてタックルをあげていた。心の中でタックルに行けない自分と戦っているようだった。ラグビーを通じてちゃんと成長しているんだなと嬉しくなった。

前半を終わって、3本ー1本で優位に試合は進んでいきそうな雰囲気だったがディフェンスのギャップとやはりピッチの広さに疲れたのかチーム全体の動きが鈍くなった。途端に立て続けに2本をとられて同点、流れが相手チームに行きかけたときに頼りになるオリビアが何人もの相手選手を引きずりながらもゴールポスト下へ勝ち越しのトライを決めた。その後、相手の心を打ち砕くようなダメ押しのトライを決めて6本ー4本でシーズン初戦を勝利で飾った。

ももかは何度もラックやモールからもらったボールを前に攻め込んで着実にゲインしていた。ナイスプレイだったと思う。上出来だった。それにもまして嬉しかったのは、自分の弱みだったタックルにちゃんと取り組んでいる姿が見れたことだ。向かってくる相手に肩から当たってしがみついて倒した場面が何度かあった。試合のあとに「タックルいったところ見てたで」嬉しそうに「少し怖くなくなった」と笑っていた。

NHKのサンデースポーツに出ていたスポーツジャーナリストの「藤島大さん」が今回のワールドカップを通じて「ラグビーっていいもんだなぁ」という気持ちが広がってほしいと言っていた。本当にそう思う。ラグビーっていいもんだなぁ。

試合後に仲良しのシエラと一緒に!来週、再来週と強敵の HKU Sandybay 、Valley Fort と、厳しい試合が続く。楽しみだ。頑張れ MOMO!

勝った!

大声で叫びながら泣いた。周りにも両手を突き上げて泣いているファンが何人もいた。試合を終わらせるタッチキックがけられた瞬間スタジアムは大きな大きな歓声に揺れていた。

勝った。スコットランドに勝った。目標にしていたベスト8進出だ。その場に居たことをとても嬉しく思う。家族と一緒にその試合の場に居れたことに感謝した。

 

Public viewing in Hong Kong

香港全域の電車がストップしている中、ももかと一緒にセントラルの FUNZONE に行ってきた。ニュージーランド vs ウルグアイ戦!試合内容はニュージーランドの選手層の強さが際立った試合だった。途中、豪雨にも見舞われたが久しぶりにももかと一緒にふたりでお出かけできて楽しい時間でした。最近はよく一緒にラグビーを観戦するようになった。私の横で「今のはオフサイドや」とか「ノットリリースや」とか言っている。今のは何の反則なん?「アブストラクションだわ」ボールを持っている人の前に味方のプレイヤーが居てディフェンスがタックルに行けなかったから、反則や!と説明するとそうなんかぁ〜 こんな具合だ。

 

 

ラグビーへの興味がどんどん大きくなっているように見える。今、日本中でワールドカップのお陰でラグビー熱が高まっている。ラグビーというスポーツがもっている人と人とを繋げる特別な魅力を肌で感じてほしいと思っている。ずっとラグビーというスポーツを続けてほしいものだ。

 

FANZONE Hong Kong

平日練習

毎週木曜日の練習は欠かさず参加している。しかも嬉しそうに!ももかの木曜日は少しハードだ。朝、7時40分前には家をでる。電車に乗って3駅目が学校の最寄り駅だ。授業が終わるのは3時30分、それから電車を乗り継いで Causeway Bay まで行って1時間の塾(KUMONにいくもん)通い。5時過ぎには終わって Football club で 18:00から19:30までが練習だ。 そこに行くと楽しい仲間と一緒にラグビーあが出来る。とても楽しそうだ。私も嬉しい。最近はひとりでラグビー中継を見ながら「今のはノットリリースや」とか、「あれはオフサイドやわ」とか一緒に見ている嫁さんに解説してくれるらしい。たいしたもんだ。
それにしてもここ香港のラグビーが出来る環境はすばらしいと思う。ももかは今シーズンはU14としてシーズンを通してリーグ戦を戦う。香港ラグビーユニオンが運営しているリーグ戦だ。おおよそ20近いカテゴリーに分かれていている。最上位はプレミアリーグ、その中から香港代表が選ばれている。このブログを始めたきっかけでもある「ルーク」は今年から代表に選ばれている。そのカテゴリー分けの一番下に位置する「Under 14 Girls League」が、ももかが戦うリーグだ。
夕方からピッチは複数のチームの練習で混雑してきた。U14 Girls の横ではU16が練習してしている。奥のほうではU16 U19 Men、時間が遅くなるにつれて大柄な男達が続々とピッチに姿を現してくる。香港のラグビーは強くなるだろうなぁ~間違いなく強くなるだろう。そう思う。

HKRU : https://www.hkrugby.com/pages/under-14-girls-league

私がピッチに到着したのは7時前、U14 Girls はタッチゲームをしていた。タッチゲームでもどうやって攻めるかチーム内で話し合うように指示がでる。遠めで見ている私には当然、何を話し合っているのかは聞こえない。話しているリーダーの声にみんなが頷いている。リーダーは身振り手振りでみんなに激を飛ばしている。ラグビーで欠かせないチーム内でのコミュニケーション。この年代から習慣付けているのかもしれない。すばらしいと思う。

悔し涙か?

「パパ、後ろのお兄ちゃん泣いてるよ。」ももかが言った先を振り返ると、少し赤くなった目を見開いてグランドを見つめる青年がいた。モスグリーンのスプリングボクスのジャージを着ている。負けた試合で泣いている。しかも自分自身の試合ではなく国の代表の試合をみて涙を流している。どれほどに強い思いなのか?私は少し驚いた。最近、私はとくに涙もろい。高校野球を観ていても試合の最後には負けた球児の思いを想像しては涙する。ただ、自国代表の負け試合を観て泣いた記憶はない。2015年の南ア戦に勝利したときは夜中に一人大泣きした。勝って泣いた。感動して泣いた。今でもヘスケスの逆転トライのシーンをビデオで観ただけでうるっとくる。でもこれは勝った試合だ。感動の涙だ。繰り返すが負けた試合を観て泣いた記憶はない。

少し話はそれるが、私は香港で日本人ラグビーチームに所属していて今でもプレイを続けている。沖敬三郎というスタンドオフがいた。心からラグビーを愛していた気持ちのいいやつだった。子供が生まれたらすっぱりラグビーは止めて子供の世話をしますよと言って笑っていた。沖のポジションはスタンドオフ、あいつがボールを捌くと選手が生き生きと動けた。ボールが動いた。最高のスタンドオフだった。4、5年前のリーグ最終戦、試合が終わったあとで沖が泣いていた。勝ちたかった。悔しいと言ってグランドの隅で泣いていた。すでに香港から日本に戻っていると聞いた。南アのジャージで涙しながらグランドを見つめる青年をみて、ふと沖のことを思い出した。敬三郎にもう一度会いたいものだ。そう思う。