久しぶりに娘とラグビー

久しぶりに娘、ももかと一緒にラグビーの練習やってきた。土曜日のHappy Valley Sports Ground。これまでも練習を見に行くことはあったけど一緒にボールを追いかけて練習をするのはラグビーを始めた頃のミニラグビー以来だなぁ〜何年ぶりだろう。9時30分の練習開始に向けて8時30分に家をでた。昨夜の夕食時に練習来るのと聞くと遅れていくとのことだった。少し早めにホームブランドのHappy Valleyにすでに3、4人がボールに空気を入れたりタックルバックを出したりして練習の準備を始めていた。「うぃっ〜す」とみんなに声をかけて俺も支度をする。練習の前にしっかりと背中と腕、股関節から太ももの裏など伸ばしておかないとどうも不安でならない。一説では練習前のストレッチは不要だとも聞くがこれをやっておかないと安心できない。

集合時間に合わせてメンバーが集まってくる。柔軟体操のあとに体慣らしのタッチフットを始める頃になってももが歩いてくる姿が見えた。「ちゃんと来たわ」正直少し驚いた。きっと眠気にまけて来ないだろうなと思っていた。この夏休み期間は自分のチームの練習と香港ラグビーユニオン主催のラグビーサマーコースの2つ、計3つの練習に参加している。月、火、木、日曜日とラグビー漬けだ。

メンバーの中にはももが4、5歳のころからミニラグビーに一緒に参加して顔見知りのやつのいる。13歳になった姿を見て懐かしむ奴もいたりして有り難く思う。1対2や2対3のアタックディフェンスでボール出しの手伝いをしたあとタッチフットで一緒にボールを追いかけた。途中、左に展開されたボールをセンターにいたおれからウィングのももへ、パスをする瞬間にもものトイ面に誰もいないのがわかった。トライできるかも!一瞬そんなことを考えた。そんな思いを乗せたパスがももの手前でお辞儀してころがった。パスが届かなかった。無念だ。パスが通っていたらトライにつながったはずだ。ごめん、帰り道「パスが悪いよ」ももに怒られた。そんな楽しくも嬉しい久しぶりのももとの練習でした。

真夏日の太陽の下で

暑い、兎に角暑い(><)

香港にいつもの猛暑が戻ってきた。この夏場といってもまだ7月の初旬だ。日本は異常気象が続いているようだが、まてよ、異常気象が続くって日本語は正しいのだろうか?異常が続くというのは正常なんじゃなかろうか?ふと、そんな疑問を持ってしまうくらい日本は線状降水帯による暴風雨が続いているようだけど、大丈夫なんでしょうか?話を戻して、暑い暑い香港の夏の始まりのなか週末のトレーニングに10数人の仲間が集まって練習を続けている。この夏場にどれくらい真剣に取り組むかで秋口から始まるシーズンの出来具合が大きく変わってくる。スポーツニュースでプロ野球選手が夏場の走り込みが大事です。とかコメントを聞くことがある。その大切さを身をもって体験できる。確かに夏場に取り組んだ体力作りは秋口からの体の持ちや動きに大きく違うと実感できる。

問題はそうだとわかっていても身体がついていかないことだ。メニューは四角に集まったポイントからのトイ面パス、そのあとグランドを横につかっての3〜4人でのランパス、最初はジョグ、だんだんとあげていく。ラストの声に最後の力を絞り出して往復する。するとボールを一直線上にポップする次のメニューが始まる。さっき「ラストって言ったのに」内心、心が折れる。それでもなんとか遅れながらもみんなについていく。一回抜けて休むことはできる。誰も文句は言わない。でも、ここが正念場なんだと自分に言い聞かせて、ヨタヨタと走る。きつい、きついけどみんなが走っているから走る。

水を入れて、キックチャージ、走りのめにゅーが続く、死にそうになる。死にはしないが本当に苦しい。仲間がキャッチし損なったボールが後ろに転がる。戻れっとゲキが飛ぶ。戻れない、きついんだもん。その後、5分間のタッチを延々と続ける。たまにレフリーをやっては休憩する。そして1時間半の練習が終わる。「あぁ〜終わったぁ」それなりにやったという達成感と疲労と嬉しさがごちゃ混ぜに沸き起こる。さぁ来週も練習だ。がんばりませう 🙂

MOMO練習再開

足首の剥離骨折からの練習再開

6月7日に学校の体育の授業中に捻挫してずっと練習をお休みしていたのだけど、今日やっと1ヶ月ぶりにチームの練習に参加できるところまで回復できた。よかった。右足首の捻挫、小さく骨が欠けてしまったようだ。1ヶ月間も使わずにいた足首は少し硬くなってしまっているようで本人も少し気にして歩く癖がついてしまっている。家を一緒にでてクラブまで電車に乗って歩いていく足取りが少しぎこちない。それでもチームのみんなに会って練習メニューを少しづつこなしていく。ダッシュなどの走りのメニューはさけて体力作りの筋トレなどのメニューが中心だ。

香港の女子ラグビーのカテゴリー分は絶対数が少ないこともあって、ももかが参加している U 16は今年14歳になる女子から16歳になる女子が同じグループとしてプレイする。中には178センチの私よりも大きな女子もいたりする。そんな中に入っているとまだ13歳の娘は小さく見える。きっとこれから身長が伸びるはずだ。私も中学に入ってから野球に取り組むようになって一気に伸びた。ももかもきっと来年にかけて伸びていくだろう。

1時間の体力作り中心の練習だったが久しぶりに汗をかいて気持ちよく疲れた様子だった。行きの時に少しぎこちなかった歩き方が帰りには少しスムーズに見えた。動かすことで治りも早くなりそうだ。頑張れMOMO!

Season training at pitch#6

頑張ってます。今日も練習!

練習前に心に決めていた目標があった。とりあえず抜けずにちゃんと練習メニューに取り組むこと!前回までは途中でどうしても苦しくなって一人メニューを休憩することがあった。満足にみんなと同じようにメニューをこなすことは正直、難しい。けど、内心、せめてメニューは一通りやるんだと決めて臨んだ練習だった。自分の気持ちは騙せない。今日は一応、こなしたつもりだ。自分の気持ちに正直になんとかやってつもりだ。同じスピードでは走れない。タックルの当たりも弱かったり姿勢も高い。若い連中から「高って」激も何度ももらうけど、それはそれで受け止めている。

仲間との絡みも楽しい。ランパス中の掛け声もボールを落としたときの「あちゃ」やキックチェイスのときの右、左の合図も仲間って思えて嬉しく感じる。今日も香港人やサモアの友人も練習に参加してくれた。仲間って本当にいいなと思う。

残念だけど帰任する仲間もいる。今日もひとりチームを去っていった。ポジションはフルバック、細身の体でガッツのあるいいやつだった。何度、あいつのタックルにチームが救われたことか!お疲れさん、またどこかのピッチで会おう。

おまけ 🙂
仲間の店「寿司中村屋」に夕食を買いにいったら立田にあった。みんなで集まってアイルランドvs日本をテレビ観戦すると、寿司の買い出しにきたと言う。みんなで集まってビール飲みながらワイワイ騒いで楽しいよね。記念に娘と一緒にパチリ 🙂

 

小雨交じりの Happy Valley Pitch #6

Gai Wu Blossoms ホームピッチに帰ってきた

新しいシーズンに向けての練習も4週目だ。例年よりも少し遅い感じの雨季の中、テントを張って雨対策をして練習開始だ。今日も10数人が集まった。小雨模様ではあるが体感温度は少し高めで、やっぱり暑く感じる。スパイクに履き替えるだけで汗がでる。輪になって柔軟体操のあとランパス、ピッチを横に往復するだけのランパスがきつく感じる。しかもジョギングよりも遅いペースでのランパスなのについて行けない。3回目でさすがにひとり休憩してしまった。なんでやろ?異常にきつく感じた。せめてみんなと同じメニューをこなすことを最低限のノルマにしているのについて行けなかった。内心ショック、途中で自主休憩することになれることを自身恐れる。
キックチェイスをしてタッチゲーム、先週痛めた右足首の痛みがひどくなってきた。あちゃーやっぱりちょっと早すぎたかな?レフリーを進んでやりたがる自分 🙂 タッチゲームと侮るなかれ、次第にみんな熱くなってくる。誰ともなしに「セルフジャッジするなッ」と激が飛ぶ!瞬間、瞬間に試合ならどうすべきかを仲間で話あう。今のディフェンスが誰が悪い?今、相手のマークがずれたのは誰が原因なのか?少しづつシーズンを意識した会話になってくる。基本的に有志で集まった強制力のないクラブチームだ。それでも朝早くから集まって刺激し合って笑いあって、本当にいい仲間たちだ。来週はちゃんとメニューについて行こうと思っている。

Training for 2021-2022 Season

暑い、暑い、暑い、クレージーな暑さだ。今日はGaiWu Blossomsとしての4回目の練習に参加だった。1時〜2時半までの練習だ。駅からピッチに歩いているだけで汗が吹き出してくる。一番最初にピッチについた。ブーツに履き替えているとみんなが集まってくる。「暑ちぃなぁ」が自然な挨拶だ。いつもの暑い香港が戻ってきた。今日は10人が集まった。円になって柔軟体操をしてから4人、3人でランパス、ジョギングからだんだんとあげていく。暑い!汗が目に滲み込んできて沁みる。ランパスのあと、1対2の簡単なアタック&ディフェンスをやってタッチゲーム、途中何度ウォーターブレイクが必要だ。休憩を兼ねたキッキングゲームを交えてタッチゲーム基礎体力の強化だ。この夏場の走り込みがシーズンインしてからの動きがまったく違う。過去に何度も身を持って経験している事実だ。ただ、それにしても暑くてきつい!タッチゲームの最後の最後、またやってしまった。やっぱり気の緩みだ。右足首を捻挫してしまった。ピッチが少し硬かったのとスパイクのピンが長すぎてひっかかったしまった。痛みはあるが歩けないほどひどくない。来週の練習には間に合いそうだ。シーズンに向けて夏場の走り込みが続く!

Hong Kong Rugby 2021-2022 Season

新しいシーズンに向けて練習開始です。

GaiWu Blossomsのホームグランド、Happy Vallyに仲間が久しぶりに集まった!香港ラグビー2021-2020シーズンに向けての始動です。不本意ながら途中で離脱せざるを得なかった昨シーズン、満足に送別会も出来ずに帰任してしまった仲間もいる。依然としてコロナ感染の規制が続くなかそれでも11人の仲間が集まった。暑い暑い香港の日差しも戻ってきた。9時30分集時には恐らく30度近くに達していただろう。湿度が低い分なんとかなりそうだ。ビーサンからスパイクに履き替えるだけでジトっとした汗が滲む。それでも久しぶりに会った仲間との冗談まじりの会話が心底楽しい。ラグビーでつながった仲間たちだ。練習開始前に円陣を組んでキャプテンが発破をかけるがなぜか笑いが起こる。ジョグでランパスから練習開始だ。ラッチラインの往復で息が上がる。ふぅふぅ、キツイ!7割まで上げていきましょうの声に「一回休む」、それから1対2をやって、アメフトみたいな前投げOKのチーム戦、キッキングゲームにタッチフット、最後にゴールラインをフルダッシュで往復して練習終了。長居ブランク明けの練習にしてはきつかった。体中が汗でべとべとだ。あぁ~楽しかったなぁ~今シーズンも頑張ろうと思いなおしました。

おまけ(IPAビールにはまってます。)

最近、IPAビールにはまってます。IPAの意味をネットで調べてみると「India Pale Ale」なんだそうだ。Indiaとありますが、イギリス発祥だそうです。ホップのきつい香りと味に最近はまってます。香港のオリジナルIPA「Young Master」や今日飲んだ「YARDLEY」も香港産のIPAだそうです。食レポは難しいので機会をみつけて飲んでみてくださいね。

http://www.yardleybrothers.hk/our-beers

 

Rugby in Summer in Hong Kong

HKFC Skills &Kicking clinic with Glyn Hughes.

2020ー2021年シーズンも終わって、香港は夏真っ盛りです。今日の昼間の気温は36度!例年と比べると湿度が低かったことが幸いでした。

HKFCのGlyn Hughesのスキル&キッキングクリニックに参加してきました。当然ですが、私じゃなくて娘のももかです(笑、家を出て会場のHK Football Clubまでの道中は「やりたくない」とブスッとして会話もなし、少し早めにピッチについてスマホをいじってまっていると同じチームのブリジッドを見つけると気分も晴れて一気にポジティブになりました。以前であれば「そんなにムスッとしてるんなら辞めてしまえ」と突き放しているところです。私もとっても忍耐強くなりました。クリニックが始まればそれなりにやり始めるだろうという予想というか確認もあって、最近は娘の扱いもなれてきました。

クリニックに集まったのは8人、男子4人、女子4人です。後から聞いたら女子はU16の娘が2人いたそうです。顔見知りだと言ってました。クリニックの内容はタッチゲームで体を軽くほぐして、パス、キックととても丁寧に指導してくれていました。最後はラグビードッチボールみたいなミニゲームをやって予定していた1時間のクリニックは終了しました。36度近い気温に人工芝の上で走り回って汗が吹き出しています。「楽しかった?」と聞くと「うん」と頷きながらごくごくと水筒の水を流し込んでいました。Rugby in Summer in Hong Kong さぁ来シーズンに向けて頑張れぇ〜

 

 

 

U14G 2020-2021シーズン終了

最高の仲間たちともお別れだ。

シーズン最後のイベントだ。シーズンの締め括りとして香港島の裏側にある「South Bay Beach」へ行ってきた。みんなで海でボールの取り合いゲームやったり沖合のブイまで行って海に飛び込んだりして思いっきり遊んだ。そして一年間の総括としてコーチから選手ひとりひとりにコメントと手作りのメダルが渡された。メダルと言っても紙のお皿に一人ひとりの写真を張り付けた簡易的なメダルではあるけれど、コーチ二人の思いがぎっしり詰まった贈り物だ。そして個人賞が発表される。Most improve player、最優秀選手などなど、みんなひとりひとりがよく頑張ったと思う。中には内気であまり言葉は発しない娘がトライを決めたりしたこともあった。時には仲間内で言い合いもしたりしていた。それが一年を通して本当にたくましく成長してくれた。キャプテンとして準備してきた手紙をももかが読み上げた。読み始めてすぐに気持ちがこみ上げてきたのか泣き始めたしまった。すぐに仲良しの Brigid や、Saidhb、 Sierraがももかの周りにきてくれて励ましてくれた。鳴き声ではっきりとは聞こえなかったけどコーチ二人に抱きしめられてさらに泣き顔になっていた。嬉しい瞬間だった。ラグビーで繋がる仲間の輪だ。いつまでもいつまでも大切にしてほしいと思う。

おめでとう 2020-2021 Grand Champion Hong Kong Football Club U14Girls!

2020-2021 Season U14G Grand Champion

Hong Kong Footaball Club vs Tigers/SKS

5月2日(日)いい試合だった。シーズンを通してのグランドチャンピオンだ。リーグ戦を終えて1位のTigers/SKSの合同チームは5勝2敗、25ポイント、Football Clubは4勝2敗1分、ポイント差で2位につけている。そして望んだ1位vs2位のグランドチャンピオンをかけての最終戦だった。勝ったほうがシーズングランドチャンピオンだ。試合開始早々に相手のノックオンしたボールを快速ウィンガーがうまく拾い上げて先制トライを決める。コンバージョンも成功していい雰囲気で始まった試合だったが、試合再開後の陣地奥まで蹴り込まれたボールをノックオンしてスクラムから展開、タックルミスもあって相手センターに走り切られて反撃を許してしまった。その後も相手陣地へ深く入り込んでフォワードとバックスがフェーズを幾度となく重ねて、U14とは思えない見事な連続攻撃を続ける。Tigers/SKSも必死に食い止める。そのディフェンスをトライゲッターのオリビアがこじ開けてトライを決める。その後も取っては取られてのシーソーゲームが続いた。試合の終わりが見えてきた後半の終盤、スコアは22ー19でわずか3点のリードのみ。少し不安が過ぎる時間帯だ。そんな中、チーム一番のお調子者のブリジットがゴール手前のPGからゴリ押しで持ち込んでダメ押し気味のトライをもぎ取った。チームの雰囲気が一気に盛り上がる。そして試合終了間際だった。相手に攻め込まれてボールを蹴り返したボールがセンターライン付近を転々と転がっている、すかさず相手のウィンガーが拾い上げて大きくUターンしてライン際を攻め上がってきた。「やばい」と思った時だった。スーッと走り寄って勢いよくタックルを決めて相手を止めてくれた。ももだった。キャプテンとしての責任を果たせた最高のタックルだった。モールになった中からボールを取り上げて仲間のほうへプレゼントすると、スクラムハーフのローレンがボールをタッチに大きく蹴り出した。レフリーのノーサイドの笛がなった。みんが抱き合って小躍りして喜んでいる。その横で敗れたGighers/SKSの選手がアーチを作って祝福してくれている。「Three Cheers for Foot Ball Club! Hip up Hip up Hip up」お返しに「Three Cheers for Tigers/SKS」いい場面だ。今シーズン初めから、ももはコーチからキャプテンを命じられていた。選ばれた理由は当然コーチに聞く訳もいかず分からないままだ。一年を通して成長したことを心から嬉しく思っている。その責任感が現れた最後のタックルだったのだろう。試合後に本人に聞くと、「絶対止めなきゃと思った」と言っていた。グッドジョブ、もも!これからもラグビーを通して多くの感動と幸せを楽しみにしているよ。