日曜練習

9月に入ってもまだまだ暑い香港、11時30分にメインピッチ集合したメンバーはアップを兼ねての鬼ごっこで体を暑さに慣らしたあとコーチを中心に集められた。そこで、一人づつ名前を呼ばれてバックスとフォワードに分けられた。ももかはフォワード、事前に選手から提出されていた希望ポジションのリストをもとにコーチスタッフが割り振りをしていたようだ。ももかは希望していたフォワードに割り振られた。U14チームは総勢、約30人ほどだ。遠目にみていてフォワードに割り振られたのは12〜13程度に見えた。家の中では態度も体もでかくなったと思ってみてたけどチーム、特にフォワードの中に入ると小さく見える。少し余談になるが、香港のラグビーのレベルは近い将来間違いなく世界レベルに追いつくと思う。それは男子も女子も、15人制、7人制のどちらもその可能性は高いと思う。ももかが所属するここ、香港フットボールクラブだけでも男子は1000人以上の子供達が整った環境のなかで平日、週末と練習に励んでいる。女子も人数こそ男子ほど多くはないが下はU6、8からU16、19と多くのクラブチームが活動をしている。日本との大きな違いは体格だ。西洋人の子供たちが日本人の年齢の概念とはまったく合致しないくらいデカイ!それは男子もそうだが、ももかが所属するU14の女子は半端なくデカイ、170cm以上ある娘が3人もいる。背が高いだけじゃない、サイズもある。この娘たちが本気でラグビーに取り組み始めたらと思うとワクワクしてくる。バックスとフォワードに分かれての初めての練習だ。フォワードは最初にスクラムの基本姿勢を教わっていた。四つん這いになって背骨を反らせてルックアップとコーチから声をかけられては基本姿勢を試されていた。途中、コーチからお尻や背中を押されてはみんな姿勢を崩れないように耐えていた。昨シーズンのU12では、試合は10人制で、スクラムはほとんどノーコンテスト状態だった。今シーズンのU14からは15人制で、本格的なラグビーだ。当然、スクラムも押し合いになるんだと思う。スクラムの基本姿勢を教わったあとはラインアウトをお試しでやリ始めた。体の小さなももかは大きな選手がリフトしてボールをキャッチする様子を横でみていた。横の写真は仲良しのオリビアだ。フッカーを希望していてラインアウトもスローワーをやっていた。それにしても暑い、気温は30度を超えている。たまたま今日は湿度はさほど高くなく屋根のしたの日陰は天井にある大きな扇風機のお陰で暑さはさほど感じない感じ(笑 でも、グランドは相当に暑いだろうなぁ〜休憩で水を飲みに戻ってくる娘たちの頬っぺたは赤く火照っていた。ご苦労様って感じだ。長めの休憩をとったあとは、全員を2つのチームに分けてタッチ形式の AD が始まった。タッチされるとコーチの笛に合わせてラック、スクラムハーフからボールが出されてゲインしていく。これを繰り返す。U12の時と違って横に走り回る娘はほとんどいない。ボールを持って前にゲインしてラック、スクラムハーフがバックスへ展開していく。それなりにラグビーの形になっている。このチームの中で頑張ってレギュラーを勝ち取ってほしいものだ。頑張れッももか!

練習が終わってお昼を食べたあと、コーズウェイベイを歩いていると多くの星条旗を掲げたデモに出くわした。ランチをした店の人によるとデモの影響は大きく て大打撃とのことだった。気持ち的には応援するが、なんとか出来るだけ早く平和な香港に戻ってほしいものだ。

Sunday training Ver.2

今日は新しいシーズンが始まって、
2回目の Sunday Training だ。今は木曜日の夕方に平日練習も始まってて嬉しいことに自分から進んで通うようになってくれた。練習メニューも先週と比べると少しラグビーの練習っぽくなってきた(笑
4人でのランパス、途中からコーチがディフェンスとして前に立つ、声を出してボールを呼べと指導される。休憩後の集合では、10秒で集まれなかった選手はグランドの端まで走れと言われる。いい感じだ。昨年のU12までの子供ラグビー気分では通じないことを少しづつ覚えさせていくんだろう。
チーム構成は、2006年と2007年生まれで今年13歳と12歳になる選手で総勢30名くらいだ。U14と言っても、ももかは11月生まれで実際はまだ11歳だ。1歳違うと体格の大きな差がでる。外国人と日本人の体格差は歴然で少し心配になったりする。さぁこれからもっと本格的にラグボーが始まる。頑張って!

U14 Girls season has been begun.

U14 Girlsの2019ー2020シーズンが始まった。
ももかにとってはフットボールクラブでプレイする3シーズン目になる。今日開かれたフットボールクラブとしての初回ミーティングでは、U14、U16、U19のマネージャー、コーチ陣が父兄に対して紹介された。香港代表経験者やワールドレベルのA級コーチライセンスなど期待できる布陣だと思った。残念ながらももかは日本に居て今日は欠席だ。それでも昨シーズン一緒に戦ったチームメイトたちが私を見るたびに「Where is Momo?」と声をかけてくれた。ミーティングの後、簡単な練習をして新チームとしてのジャージ、練習用シャツ、パンツにソックスをもらった。自分がプレイする訳ではないが嬉しくで気持ちが高ぶってくる。頑張れぇももか!

ももかのシーズン初戦

私の娘、ももかの 2018-2019 シーズン初戦 U12 Girls Kim Lam Cup が Aberdeen Sports Ground で行われた。U12 Girls のラグビーのトーナメントが年間を通して開催されるのは日本では無いんじゃないかなと思う。この Kim Lam Cup は、6つのクラブチームが年間を通して戦うリーグ戦だ。娘、ももかが所属するのは Hong Kong Football Club という香港の Causeway Bay という中心地にホームを構えるチームだ。下は3歳程度のお子ちゃまから始まって、男子、女子がともににU10, U12, U14, U16 etc とクラス分けされたチームに約1000人以上が所属している。正直言って男子チームは人数も多くきちんとマネージメントされているかどうか疑問は残るが、それでも多くのコーチが毎週日曜日にラグビーを指導している。
2015年の11月頃だったか、知人の紹介でこのチームに練習生として参加させてもらって今年で3シーズン目だ。西洋人と香港人がまざったチームに生粋の日本人がひひとり!最初のころはボールを追いかける塊の後ろからあっちに行ったりこっちに来たりして右往左往しながら走っていたっけ、練習の時もほとんどボールすら触れずに時間がすぎて終わってしまうこともよくあった。練習行くの嫌だという娘を宥めすかしては練習につれていったっけなぁ〜懐かしい。
あれから約3年、ボールを持ったらまっすぐ前に走れと教えてきた。3年くらい前、ラグビーを始めた頃にサクラセブンスが公式戦で香港にきてくれた。その時に観た試合でライテ選手が相手をハンドオフして突進する姿をはっきりと覚えているらしく、片手でボールを持つともう一方の手で器用にハンドオフしながら突進する。

サクラセブンス Laite Mateitoga 選手と一緒に!

  Momo Go! Go! 

それを見ているコーチ陣から「MOMO, Go Go」と歓声がとぶ!俺はカメラを片手にじっとそれを見ている。嬉しい瞬間だ。試合は、1勝、1分、1敗で初戦は終わった。試合が終わっての帰り道、インゴールまでボールを持って突進して数人に絡まれてグラウンディングできずにキャリーバックされたシーンをしきりに悔しがっていた。次の試合では独走じゃなくて、数人を引きずりながら倒れこむ泥臭いトライをあげてほしいものだ。
頑張れッ、ももか!