U14G 2020-2021シーズン終了

最高の仲間たちともお別れだ。

シーズン最後のイベントだ。シーズンの締め括りとして香港島の裏側にある「South Bay Beach」へ行ってきた。みんなで海でボールの取り合いゲームやったり沖合のブイまで行って海に飛び込んだりして思いっきり遊んだ。そして一年間の総括としてコーチから選手ひとりひとりにコメントと手作りのメダルが渡された。メダルと言っても紙のお皿に一人ひとりの写真を張り付けた簡易的なメダルではあるけれど、コーチ二人の思いがぎっしり詰まった贈り物だ。そして個人賞が発表される。Most improve player、最優秀選手などなど、みんなひとりひとりがよく頑張ったと思う。中には内気であまり言葉は発しない娘がトライを決めたりしたこともあった。時には仲間内で言い合いもしたりしていた。それが一年を通して本当にたくましく成長してくれた。キャプテンとして準備してきた手紙をももかが読み上げた。読み始めてすぐに気持ちがこみ上げてきたのか泣き始めたしまった。すぐに仲良しの Brigid や、Saidhb、 Sierraがももかの周りにきてくれて励ましてくれた。鳴き声ではっきりとは聞こえなかったけどコーチ二人に抱きしめられてさらに泣き顔になっていた。嬉しい瞬間だった。ラグビーで繋がる仲間の輪だ。いつまでもいつまでも大切にしてほしいと思う。

おめでとう 2020-2021 Grand Champion Hong Kong Football Club U14Girls!

2020-2021 Season U14G Grand Champion

Hong Kong Footaball Club vs Tigers/SKS

5月2日(日)いい試合だった。シーズンを通してのグランドチャンピオンだ。リーグ戦を終えて1位のTigers/SKSの合同チームは5勝2敗、25ポイント、Football Clubは4勝2敗1分、ポイント差で2位につけている。そして望んだ1位vs2位のグランドチャンピオンをかけての最終戦だった。勝ったほうがシーズングランドチャンピオンだ。試合開始早々に相手のノックオンしたボールを快速ウィンガーがうまく拾い上げて先制トライを決める。コンバージョンも成功していい雰囲気で始まった試合だったが、試合再開後の陣地奥まで蹴り込まれたボールをノックオンしてスクラムから展開、タックルミスもあって相手センターに走り切られて反撃を許してしまった。その後も相手陣地へ深く入り込んでフォワードとバックスがフェーズを幾度となく重ねて、U14とは思えない見事な連続攻撃を続ける。Tigers/SKSも必死に食い止める。そのディフェンスをトライゲッターのオリビアがこじ開けてトライを決める。その後も取っては取られてのシーソーゲームが続いた。試合の終わりが見えてきた後半の終盤、スコアは22ー19でわずか3点のリードのみ。少し不安が過ぎる時間帯だ。そんな中、チーム一番のお調子者のブリジットがゴール手前のPGからゴリ押しで持ち込んでダメ押し気味のトライをもぎ取った。チームの雰囲気が一気に盛り上がる。そして試合終了間際だった。相手に攻め込まれてボールを蹴り返したボールがセンターライン付近を転々と転がっている、すかさず相手のウィンガーが拾い上げて大きくUターンしてライン際を攻め上がってきた。「やばい」と思った時だった。スーッと走り寄って勢いよくタックルを決めて相手を止めてくれた。ももだった。キャプテンとしての責任を果たせた最高のタックルだった。モールになった中からボールを取り上げて仲間のほうへプレゼントすると、スクラムハーフのローレンがボールをタッチに大きく蹴り出した。レフリーのノーサイドの笛がなった。みんが抱き合って小躍りして喜んでいる。その横で敗れたGighers/SKSの選手がアーチを作って祝福してくれている。「Three Cheers for Foot Ball Club! Hip up Hip up Hip up」お返しに「Three Cheers for Tigers/SKS」いい場面だ。今シーズン初めから、ももはコーチからキャプテンを命じられていた。選ばれた理由は当然コーチに聞く訳もいかず分からないままだ。一年を通して成長したことを心から嬉しく思っている。その責任感が現れた最後のタックルだったのだろう。試合後に本人に聞くと、「絶対止めなきゃと思った」と言っていた。グッドジョブ、もも!これからもラグビーを通して多くの感動と幸せを楽しみにしているよ。

HK Youth Rugby U14G Round 5

圧勝でした。vs DB Pirates、43-10! 試合を重ねるたびにチームが強くなっていくのを感じています。フォワードはボールをもったらとにかく「前に」ドライブします。体の大きな娘も小さな娘も関係ありません。とにかく前に前に少しづづですがゲインを繰り返します。そしてタイミングを見計らってというか雰囲気でバックスに展開します。きっちりとグランドの横幅を使って右へ展開したかと思うとラックからまたフォワードがドライブしてラックでポイントをつくります。そして今度は左へ展開していく。本当にお手本のようなラグビーを展開してくれました。ディフェンスも前の試合よりもずっとよくなりました。ももかには、とにかくラックでは低い姿勢を作るようにチームに徹底したほうがいいとアドバイスをしました。後から聞いたら試合前の円陣でみんなに伝えたそうです。先週の試合ではラックでめくられるシーンがいくつかあったのですが、今日の試合ではありませんでした。逆にラックをドライブしてマイボールにしたシーンもありました。
ももは、先週の試合でとっても悔しい思いをしていました。ゴール前のペナルティでもらってボールをもって突っ込んだんですが、ヘルドアップにあってしまってトライ出来なかったんです。試合が終わって私のところへ来て、悔しいと泣いていました。個人的にそのリベンジで臨んだ試合でもあったはずです。後半、相手陣地の10メーター付近、フォワードとバックスが一体になってボールをつないで前進していきます。仲良しのNO.8、オリビアが相手にホールドされた後ろでフォローしていたももにボールをパス、オリビアのすぐ脇、数人のディフェンスの間を割って一気に駆け抜けてゴールポストの左脇へトライ、嬉しかったでしょう。トライした瞬間に泣きそうになったと言ってました。ビデオのファインダーから見ていた私も目頭が熱くなりました。よかった、強くなった。そう思いました。結果、リーグ戦トップの Tigers/SKS とは勝数でひとつ、ポイントで3ポイント差です。Tigers/SKS、5勝2敗、25ポイント、HKFC、4勝1敗1分、22ポイントです。来週の試合で勝てば文句なしのシーズングランドチャンピオンです。きっといい試合になるはずです。いい試合をして勝ってグランドチャンピオンだ。GO HKFC U14G!

HK Youth Rugby U14G Round 4

香港ユースラグビー U14G、リーグ戦の単独トップをいく Tigers/SKS との第4戦。HK Football Club やってくれました。34-21で快勝でした。全体をとおしてフォワードとバックスがうまくかみ合った試合でした。スクラムやラックからはフォワードが縦につないで攻撃のフェイズを重ねて、タイミングよくバックスに展開してボールを動かしていました。ペナルティキックも初めてタッチへけりだしてラインアウトから攻撃することを実践で出来ました。さらに驚いたのは、ラインアウト、自分たちでサインを決めて実行していました。試合後にももに聞いたところ、並んでいる仲間が指でこっそりサインを出していたそうです。指で輪っかをつくると「ゼロチャン」、一番がジャンパーと一緒に下がってスペースを作ってすぐに振り返りボールを受けて走り出すというサインプレイ、見事に決まってゲインしていました。途中、20-21と逆転されるも後半に2トライを奪って逆転勝ち、チームの成長と一体感を実感したいい試合でした。本当に強くなりました。試合後、ももが私のところに来ておめでとうよかったなぁというと突然、顔をくしゃくしゃにして泣き始めました。どうしたん?ときいてもしゃくりあげるばかりで話せません。暫くまって聞くと、トライ出来なかったことが悔しかったんだとのこと。実は逆転トライの前、ゴール前での攻防戦でももがボールをもって突っ込んだシーンがありました。大きな2人の相手フォワードも絡まれて身動きできなくなってパイルアップ、5mスクラムにもどされたんです。このことがすごく悔しかったと言って泣きじゃくっていました。父としては驚いたのと同時に娘の成長を見た気がして嬉しい気持ちになりました。今日の勝利でリーグ戦2位に浮上するはずです。来週はリーグ最終戦 DB Pirates/Kukries の合同チームです。シーズン優勝決定戦に向けて Go Go Hong Kong Football Club 🙂

U14G ラグビー再開だぁ!

香港ラグビーの再開だ!新型コロナの感染防止対策のために中断していたシーズンが再開された。2020-2021シーズンには6チームがエントリーしている。そのうち HKU Sandy Bay、Valley Fort それに HK Football Clubの の3チームが単独でのエントリーで、残りの3チームは人数不足を解消するための合同チームだ。先週の日曜日、シーズン再開後の最初の試合は vs HKU Sandy Bay, ももはキャプテンとして試合に臨んだ。前半に幸先よく1トライをスコアできたがディフェンスのすきを突かれて立て続けに2トライを許した。そのまま前半を折り返した。が、後半最初に1トライを許してその後、3トライを奪われた。2トライを返して反撃するも結果、21-34でロスト。満足な練習も出来ずに臨んだ試合だったが随所にいいプレイもあった。パスをもらうと迷わずに突っ込んンで体当たり、ボールをゲインしてラックのポイントを作る。さらに後ろからドライブで入ったラックを押し切って相手のボールをピックアップしてラックを作ったりして地味にチームに貢献していた。次は現在、首位の Tigars/SKS の合同チームだ。お父さんはカメラとビデオを持って臨みます。楽しみだぁ~

 

Rugby is back at HKFC

ラグビーが戻ってきた。娘のU14Gです。最後に練習したのはいつだろう?すぐには思い出せないくらい長い日数が経ってしまっている。集合時間は3時、二人で2時に家を出た。いつになく口数が多く、いろんな話題で話しかけてくる。きっと練習できることが嬉しいんだろう。20分も早くピッチについた。すでに数人のチームメイトがいる。笑顔だ。それから続々と仲間がやってくる。いいなぁ〜やっと普通に練習ができる。来週には中断していた試合が組まれている。楽しみだ。香港にやっとラグビーが戻って来てくれた。

2020-2021シーズンが終わった。

GaiWu Blossoms 2020-2021シーズンが終わった。何もできないまま終わってしまった。香港ラグビーユニオンは香港の感染状況を踏まえて4月10日からシーズン再開を正式に決定した。が、しかしもしチーム内で感染者はみつかった場合はチーム全員だけではなく、その家族までもを「濃厚接触者」として扱い強制隔離処置をとるという厳しい条件をつけた。更に試合においても同様の処置だ。対戦相手はもちろん、その家族全員が強制隔離処理になるという。不可抗力でも結果として感染者が発見されると強制隔離のリスクを負う覚悟が必要だ。GaiWu Blossoms の執行部の決断を尊重したいと思う。戦わずして終わることになった2020-2021シーズン、来年が普通のシーズンになることを切に願うばかりだ。

Now we are back!

やっと、やっと練習ができるようになった。仲間に会えた。やっぱり嬉しいなぁ〜朝から少し小雨模様のどんよりとした天気、練習開始時間は13時、ホームグランドである Happy Valley Suprts Ground だ。30分もかからずに着ける距離なのに1時間も前に家をでた。実は僕は今シーズンで選手としてのプレイは引退しようと考えていた。12月初めにコロナ感染防止対策の一貫で一斉に公共施設が使えなくなった。当然香港内のグランドも閉鎖された。閉鎖されたことで練習や試合が一切できなくなった。でも内心、ほっと安堵していた。今シーズンは夏場、まともに練習ができなかったし体調が去年とくらべても明らかに落ちていることを自覚できえていたし、そのことで「心」がプレイすることに達していなかったからだ。そして3ヶ月近くの強制的なオフ状態になって、本来であれば自主トレに励むところこれ幸いと何もしていなかった。いつの間にか今シーズンで終わろうと思い始めていたんです。

そして今日、3ヶ月ぶりに仲間に会ってわいわいと練習をするうちに少しづつですが「もう少しやってみようかな」って気持ちが芽生えてきていることに気づいたんです。決して「やれる」っていう自信とかじゃなくて「俺、やっぱりプレイしたいんじゃないかぁ」て思った瞬間があったです。練習開始ずぐのジョギングでのパスでもぜぇぜぇ言ってたのに、少しあげて6割で走るランパスにもついていけなかったけど、5分間のタッチ練習ではラックの後にひとり持ち出してゲインできたんです。ポジションは3番、今日のスクラムの3対3の練習でも自分では背中の伸ばしていい姿勢で組めてるって思えたことも嬉しかった。コロナの影響で今シーズンに予定されていた試合はほとんど全てキャンセルになったものの、情報では香港ラグビー教会は3月20日かららエキシビションマッチを計画しているらしい。まだいけるってところまで気持ちは出来上がってはいないけど、やりたい、プレイしたいって気持ちに仕上がっていく自分に期待したいと思っている。

また、一緒に戦った仲間がチームを去ることになった。寂しくなるなぁ〜浅田と根岸、またいつかどこかのピッチで会おう。それまで元気で!

 

FINALLY WE ARE BACK!

やっと、やっと帰ってきた。昨年12月初めに一斉に感染症対策の強化でスポーツ施設が閉鎖されてから3ヶ月近くが過ぎた。やっとボールを追いかけて走れる日が戻ってきた。夕方6時からの娘の練習を見に仕事を少し早く終わらせて ホームグランドである Hong Kong Football Club へ駆けつけた。

6時少し前についた。懐かしい顔がたくさん居る。口々に「はーい」と声をかけてくれる。笑顔が眩しい。みんな練習再開を待ち望んでいたことがすぐにわかった。U14、U16、が合同で総勢60人近くの選手が5つくらいのグループに別れてメニューをこなしていく。みんな久しぶりの練習で動きは少し鈍いように見える。それでもみんな笑顔だ。この満面の笑顔がずっと続くことを願っている。

Knutsford Terrace

昨年の12月からコロナの規制が続いていて香港内の公共施設はクローズされてしまっています。スポーツ施設も例外なく封鎖状態がずっと続いています。娘が所属しているHong Kong Football Clubもピッチはクローズしたままです。

という訳でラグビー以外の話題をと思って、先週、仕事が早く終わったので久しぶりにKnutsford Terraceに行ってみました。Tsim Sha Tsuiにあるオープンテラスのお洒落な西洋風のバーが並んでいる小さな通りです。私が駐在員として初めて香港にきた2008年当時、会社帰りやお客さんと食事したあとの二次会でワインを目当てに通った場所です。

行きつけのお店はPaparazziというイタリアンバーでした。私のことを覚えてくれていて、ニコニコ笑いながら高めのワインを勧めてきたネパール人の彼はもういませんでした。そもそももうPaparazziもありません。

ひとりでThe Blind Pigというバーで1614というフルーティなフランスビールを飲みながら、そんな昔のことを思い出したりして少しゆったりした時間を楽しむことが出来ました。