フィジーか、サモアに行きたい
はぁ?ももが言い出した。びっくりした。ラグビーと言えばニュージーランドかオーストラリア、欧州のイングランドかスコットランドだというイメージがあった。香港に住んでいることを考慮するとカナダかなとは思っていた。それが、フィジーらしい。どうしたんだ?聞くと、サモアでもいいと言う。パパとしては思案のしどころだな。
ところで、日本からラグビー留学を希望する若者はやっぱりニュージーランドかな?ひとつの候補として香港も候補に考えてみてほしいと思う。香港のラグビー環境は他の国と比べても全然引けをとらないと思う。正直、ニュージーランドやイングランドのラグビーを経験したわけではないけど香港ラグビーユニオンは今後益々ラグビー環境の充実を図るだろうと確信している。近い将来香港は間違いなくアジア地区の主要なラグビー拠点になると思っている。
プロ化はすぐには難しいとは思っているが、今でも香港ラグビー教会とプロ契約してプレイしている選手は何人もいるし、入場料をとって行われる試合も今後どんどん増えていくだろう。それに見合うだけの試合内容も求められるが選手のスキルはどんどん上がっているように見える。さらに香港ラグビー協会によるトップグループから末端のキッズレベルのカテゴリー管理はきちんと運営されているし、代表選出のスキームも充実していると思う。確かに2020年、2021年とコロナによる影響で停滞した事実はあるが近い将来、必ず香港ラグビーは強くなると確信している。
香港と日本間のラグビー交流
このような背景の中、日本と香港のラグビー交流を何かの形で具体化してみたいと考えている。一度きりではなくずっと続けられるようなラグビー交流を目指して模索している。アイディや要望、協力して頂ける方、是非、ご連絡をお願いします。
先週の日曜日の試合で、ももがトライした様子を友人のお母さんがビデオに撮ってくれていて送ってくれた。ゴール前のラックからボールをピックアップして前にいるディフェンスに突っ込んでいってドーン、トライを決めた様子が映っていた。
それをももがやってくれた。一生忘れることのないトライシーンになるだろうな。よくやったと心から褒めてあげたいと思う。以前、同じようなトライシーンがあった。試合には勝ったのだけれど、試合後に私のところにきていきなり泣き出したことがあった。同じようにラックからボールをピックアップして飛び込んであと、ディフェンスに使ってヘルドアップでトライにならなかった。悔しいと試合後に大泣きしたことがあった。その時のことを思い出させるトライです。
それからもう一つ、Hong Kong Rugby UnionからU16Gの代表練習メンバーにセレクトされたので12月からの練習に参加するようにとメールが届いた。本人はめっちゃ喜んでんいた。1月1日には、選ばれた選手達によってドラゴンズとライオンズに分かれての記念試合が行われる。今から楽しみだ。
男子の試合はHKFCが試合終了間際に劇的な逆転トライを決めて 20-17 勝利した。嫁さんと娘のお目当ては15番 Carter Smith、ニュージーランダーのイケメンだ。男から見てもめちゃカッコいいと思う。試合の後にお疲れさんと握手するとニマッとウィンクして仲間がいるほうへ戻っていった。いやぁ~ラグビーっていいね。
それにしてもスクラムが異常に強かった。前の3人全員がデカい!対面の1番は特にデカくて硬かった。マイボールでは押し込まれて何度も宙に浮いた。モールとスクラムで押し込まれて5本くらいトライも決められた。
ゴール前のラックからボールをピックアップ、相手4人を引き連れて今シーズンの初トライを決めてくれた。パパは大感激 🙂
今シーズン初トライ、おめでとう 🙂 実は後半にも同じようにゴール前のラックから押し込んだシーンがあったんだけど相手に阻まれてこの時はヘルドアップになってしまったのでした。このパターンが自信につながってくれるはずだ。次の試合に期待しよう!
自分の試合がなくなってしまったのでルークの応援にHappy Valleyへ行ってきた 🙂
せっかくPGをもらってキックで前進できるとこで2度もラインを切れずに相手にカウンターを許してしまう。結果、16-7で敗れた。何度も勝てる局面はあったと思う。自分たちのミスで自滅した結果となった。試合のあと、ベンチにルークを尋ねた。痛む背中をかばいながら振り向いて立ち上がって「Appreciate to coming to see game.」と言ってくれた。いつの日かルークが日本のチームでプレーできる日が来ることを願っている。
GaiWu Blossomsの長い歴史の中で初めての異常事態だ。シーズン開幕戦に続いて2回目の不戦敗になってしまった。参加メンバー不足だ。試合に望む人数が揃わない。厳しい状況だ。基本的にGaiWU Blossomsというチームは日本からの赴任者を中心にしてそこに香港に住むローカル日本人で構成されている。有志によるクラブチームとして運営されている。当然、香港に駐在しているからには仕事が優先だ。みんな仕事の合間を見つけて練習や行事に参加してくれている。やっぱり例年に比べるとコロナの影響で仕事と休みのやりくりがうまく行かなかったり、日本へ一時帰国するにしても香港に戻った時の2週間の隔離制限など不便さがある。
一昨日の祝日にはホームグランドのハッピーバレーでGaiWu Hong Kongと合同で練習した。やっぱり人数が多いといろんな練習ができて効果的だし、なにより楽しい。来週は試合ができる環境が整うこと祈っている。
U16G シーズン初戦!King Gorge V Schoolラグビーグランド、8時15分にクラブに集合してバス移動、今シーズンはU16Gとしてひとつ年上の新しい仲間と一緒にチームが編成されている。U16Gカテゴリーは2006年〜2007年に生まれた女子にあたる。2007年11月生まれのMomoは最年少だ。家を出る前から少し緊張気味だった。一番気にしていたのはラインアウトのスローイング、先週行われてフレンドリーマッチでは2番フッカーで先発していて、3回のラインアウトのうち2回は成功していた。1回の失敗を覚えていたようだ。
試合はと言うと残念がら相手バックスに好きなように走られまくって2本ー4本の完敗だった。チームとしてひとつにまとまっていない事が最大の課題だ。少しづつよくなっていくことを期待しながら今シーズンを見守りたいと思っている。
試合は、15分間、3本で、相手から経験の浅い新人も含まれていることから最初の15分は「コンタクト無し」と提案があった。残り2本はタックルありのスクラムはノーコンテストだ。私はいつもの3番プロップじゃなく、5番ロックでスターターだ。不思議だったのは、昨年まで感じていた試合前の小さな恐怖心とか不安感がまったく沸いて来なかったことだ。キックオフ前、フォワードは右にレシーブの布陣をしいてボールを待つ。レフリーのホイッスルで高く弧を描いて私の左後ろにボールが飛んでいく。意外と冷静にボールを追っている自分を意識できた。
ついに今日、香港の2021ー2022シーズンが開幕した。1年半以上も満足に活動できなかった期間を耐えて香港にラグビーが戻ってきた。
残念ながらKowloonに1点差で惜敗、途中卑劣なプレイに怒ったLukeがファイトするシーンをみれた。普段の優しい雰囲気のあいつがあそこまで怒って相手に掴みかかる姿に改めてラグビーに取り組む気持ちが見えた気がした。
応援していたチームが両方負けてしまったけど、朝からラグビー漬けの楽しい1日でした。さぁ自分の試合に向けて気持ちを高めて行こう! Go Go GaiWu Blossoms 🙂