毎年、香港セブンスの初日の金曜日にYouth Rugbyのエキシビションマッチが行われる。香港内のクラブチームに所属するU18のBoysとGirlsから選抜されたメンバーがKowloon SideとHong Kong Sideに分かれてそれぞれ PENINSULA とISLANDA というチームで戦うショーケースだ。以前はU14。U16、U18のBoysとGirlsの対戦が組まれていたのだけれど多くが国へ戻った影響もあって年々プレイヤーが減ってきているのだ。結果、今年はU 18のみの試合のみがセットされているようだ。(多分)
今日はそのセレクショントレーニングに参加した娘を見学に行ってきた。PENINSULAはSai Kung stingray, GawWu, DB Pirate, Tigersからの選抜される。ISLANDはHong Kong Football club, Valley, HKU Sandybayからの選抜だ。ももかはHKFCでISLANDとしてのプレイを目指しての今日のセレクショントレーニングへの参加だった。
両チーム全体で約40人程度のプレイヤーが集合していた。Hong Kong Rugby Unionから派遣されたコーチがそれぞれのチームを仕上げていく。ISLANDは最初にパス練習を念入りに仕上げていた。そのあと、簡単なラックからの球だしをセブンスを意識してタックルを受けた想定ですぐに一人がガードと声をあげてラックを作るとすぐにそばにいるもう一人が I am nineと声を出して球を捌く、この練習をずっと繰り返し行っていた。
その後、3本のミニゲーム(7分間を3本)、選手たちは当然セレクショントレーニングだということを認識している。本番さながらに自分を一生懸命にアピールしてプレする。ももかは最初の2本はスターターとして参加させてもらっていた。3本目は少し休憩して後半から参加した。西洋人との対格差を見せつけられる。中には180cm越している選手も3人ほどいるしほとんどのプレイヤーが160cm以上だろう。155cmしか無いももかには厳しい現実だ。練習が終わってベンチに戻ってくると14度前後まで冷え込んだ香港の異常な気候の中、汗だくになっていた。太ももには多くの青タンができていた。このセレクショントレーニングが来週も続く、なんとか選ばれてくれることを願っている。