Hong Kong Rugby 2021-2022 Season

新しいシーズンに向けて練習開始です。

GaiWu Blossomsのホームグランド、Happy Vallyに仲間が久しぶりに集まった!香港ラグビー2021-2020シーズンに向けての始動です。不本意ながら途中で離脱せざるを得なかった昨シーズン、満足に送別会も出来ずに帰任してしまった仲間もいる。依然としてコロナ感染の規制が続くなかそれでも11人の仲間が集まった。暑い暑い香港の日差しも戻ってきた。9時30分集時には恐らく30度近くに達していただろう。湿度が低い分なんとかなりそうだ。ビーサンからスパイクに履き替えるだけでジトっとした汗が滲む。それでも久しぶりに会った仲間との冗談まじりの会話が心底楽しい。ラグビーでつながった仲間たちだ。練習開始前に円陣を組んでキャプテンが発破をかけるがなぜか笑いが起こる。ジョグでランパスから練習開始だ。ラッチラインの往復で息が上がる。ふぅふぅ、キツイ!7割まで上げていきましょうの声に「一回休む」、それから1対2をやって、アメフトみたいな前投げOKのチーム戦、キッキングゲームにタッチフット、最後にゴールラインをフルダッシュで往復して練習終了。長居ブランク明けの練習にしてはきつかった。体中が汗でべとべとだ。あぁ~楽しかったなぁ~今シーズンも頑張ろうと思いなおしました。

おまけ(IPAビールにはまってます。)

最近、IPAビールにはまってます。IPAの意味をネットで調べてみると「India Pale Ale」なんだそうだ。Indiaとありますが、イギリス発祥だそうです。ホップのきつい香りと味に最近はまってます。香港のオリジナルIPA「Young Master」や今日飲んだ「YARDLEY」も香港産のIPAだそうです。食レポは難しいので機会をみつけて飲んでみてくださいね。

http://www.yardleybrothers.hk/our-beers

 

Rugby in Summer in Hong Kong

HKFC Skills &Kicking clinic with Glyn Hughes.

2020ー2021年シーズンも終わって、香港は夏真っ盛りです。今日の昼間の気温は36度!例年と比べると湿度が低かったことが幸いでした。

HKFCのGlyn Hughesのスキル&キッキングクリニックに参加してきました。当然ですが、私じゃなくて娘のももかです(笑、家を出て会場のHK Football Clubまでの道中は「やりたくない」とブスッとして会話もなし、少し早めにピッチについてスマホをいじってまっていると同じチームのブリジッドを見つけると気分も晴れて一気にポジティブになりました。以前であれば「そんなにムスッとしてるんなら辞めてしまえ」と突き放しているところです。私もとっても忍耐強くなりました。クリニックが始まればそれなりにやり始めるだろうという予想というか確認もあって、最近は娘の扱いもなれてきました。

クリニックに集まったのは8人、男子4人、女子4人です。後から聞いたら女子はU16の娘が2人いたそうです。顔見知りだと言ってました。クリニックの内容はタッチゲームで体を軽くほぐして、パス、キックととても丁寧に指導してくれていました。最後はラグビードッチボールみたいなミニゲームをやって予定していた1時間のクリニックは終了しました。36度近い気温に人工芝の上で走り回って汗が吹き出しています。「楽しかった?」と聞くと「うん」と頷きながらごくごくと水筒の水を流し込んでいました。Rugby in Summer in Hong Kong さぁ来シーズンに向けて頑張れぇ〜

 

 

 

U14G 2020-2021シーズン終了

最高の仲間たちともお別れだ。

シーズン最後のイベントだ。シーズンの締め括りとして香港島の裏側にある「South Bay Beach」へ行ってきた。みんなで海でボールの取り合いゲームやったり沖合のブイまで行って海に飛び込んだりして思いっきり遊んだ。そして一年間の総括としてコーチから選手ひとりひとりにコメントと手作りのメダルが渡された。メダルと言っても紙のお皿に一人ひとりの写真を張り付けた簡易的なメダルではあるけれど、コーチ二人の思いがぎっしり詰まった贈り物だ。そして個人賞が発表される。Most improve player、最優秀選手などなど、みんなひとりひとりがよく頑張ったと思う。中には内気であまり言葉は発しない娘がトライを決めたりしたこともあった。時には仲間内で言い合いもしたりしていた。それが一年を通して本当にたくましく成長してくれた。キャプテンとして準備してきた手紙をももかが読み上げた。読み始めてすぐに気持ちがこみ上げてきたのか泣き始めたしまった。すぐに仲良しの Brigid や、Saidhb、 Sierraがももかの周りにきてくれて励ましてくれた。鳴き声ではっきりとは聞こえなかったけどコーチ二人に抱きしめられてさらに泣き顔になっていた。嬉しい瞬間だった。ラグビーで繋がる仲間の輪だ。いつまでもいつまでも大切にしてほしいと思う。

おめでとう 2020-2021 Grand Champion Hong Kong Football Club U14Girls!

2020-2021 Season U14G Grand Champion

Hong Kong Footaball Club vs Tigers/SKS

5月2日(日)いい試合だった。シーズンを通してのグランドチャンピオンだ。リーグ戦を終えて1位のTigers/SKSの合同チームは5勝2敗、25ポイント、Football Clubは4勝2敗1分、ポイント差で2位につけている。そして望んだ1位vs2位のグランドチャンピオンをかけての最終戦だった。勝ったほうがシーズングランドチャンピオンだ。試合開始早々に相手のノックオンしたボールを快速ウィンガーがうまく拾い上げて先制トライを決める。コンバージョンも成功していい雰囲気で始まった試合だったが、試合再開後の陣地奥まで蹴り込まれたボールをノックオンしてスクラムから展開、タックルミスもあって相手センターに走り切られて反撃を許してしまった。その後も相手陣地へ深く入り込んでフォワードとバックスがフェーズを幾度となく重ねて、U14とは思えない見事な連続攻撃を続ける。Tigers/SKSも必死に食い止める。そのディフェンスをトライゲッターのオリビアがこじ開けてトライを決める。その後も取っては取られてのシーソーゲームが続いた。試合の終わりが見えてきた後半の終盤、スコアは22ー19でわずか3点のリードのみ。少し不安が過ぎる時間帯だ。そんな中、チーム一番のお調子者のブリジットがゴール手前のPGからゴリ押しで持ち込んでダメ押し気味のトライをもぎ取った。チームの雰囲気が一気に盛り上がる。そして試合終了間際だった。相手に攻め込まれてボールを蹴り返したボールがセンターライン付近を転々と転がっている、すかさず相手のウィンガーが拾い上げて大きくUターンしてライン際を攻め上がってきた。「やばい」と思った時だった。スーッと走り寄って勢いよくタックルを決めて相手を止めてくれた。ももだった。キャプテンとしての責任を果たせた最高のタックルだった。モールになった中からボールを取り上げて仲間のほうへプレゼントすると、スクラムハーフのローレンがボールをタッチに大きく蹴り出した。レフリーのノーサイドの笛がなった。みんが抱き合って小躍りして喜んでいる。その横で敗れたGighers/SKSの選手がアーチを作って祝福してくれている。「Three Cheers for Foot Ball Club! Hip up Hip up Hip up」お返しに「Three Cheers for Tigers/SKS」いい場面だ。今シーズン初めから、ももはコーチからキャプテンを命じられていた。選ばれた理由は当然コーチに聞く訳もいかず分からないままだ。一年を通して成長したことを心から嬉しく思っている。その責任感が現れた最後のタックルだったのだろう。試合後に本人に聞くと、「絶対止めなきゃと思った」と言っていた。グッドジョブ、もも!これからもラグビーを通して多くの感動と幸せを楽しみにしているよ。