Rugby in Summer in Hong Kong

HKFC Skills &Kicking clinic with Glyn Hughes.

2020ー2021年シーズンも終わって、香港は夏真っ盛りです。今日の昼間の気温は36度!例年と比べると湿度が低かったことが幸いでした。

HKFCのGlyn Hughesのスキル&キッキングクリニックに参加してきました。当然ですが、私じゃなくて娘のももかです(笑、家を出て会場のHK Football Clubまでの道中は「やりたくない」とブスッとして会話もなし、少し早めにピッチについてスマホをいじってまっていると同じチームのブリジッドを見つけると気分も晴れて一気にポジティブになりました。以前であれば「そんなにムスッとしてるんなら辞めてしまえ」と突き放しているところです。私もとっても忍耐強くなりました。クリニックが始まればそれなりにやり始めるだろうという予想というか確認もあって、最近は娘の扱いもなれてきました。

クリニックに集まったのは8人、男子4人、女子4人です。後から聞いたら女子はU16の娘が2人いたそうです。顔見知りだと言ってました。クリニックの内容はタッチゲームで体を軽くほぐして、パス、キックととても丁寧に指導してくれていました。最後はラグビードッチボールみたいなミニゲームをやって予定していた1時間のクリニックは終了しました。36度近い気温に人工芝の上で走り回って汗が吹き出しています。「楽しかった?」と聞くと「うん」と頷きながらごくごくと水筒の水を流し込んでいました。Rugby in Summer in Hong Kong さぁ来シーズンに向けて頑張れぇ〜

 

 

 

U14G 2020-2021シーズン終了

最高の仲間たちともお別れだ。

シーズン最後のイベントだ。シーズンの締め括りとして香港島の裏側にある「South Bay Beach」へ行ってきた。みんなで海でボールの取り合いゲームやったり沖合のブイまで行って海に飛び込んだりして思いっきり遊んだ。そして一年間の総括としてコーチから選手ひとりひとりにコメントと手作りのメダルが渡された。メダルと言っても紙のお皿に一人ひとりの写真を張り付けた簡易的なメダルではあるけれど、コーチ二人の思いがぎっしり詰まった贈り物だ。そして個人賞が発表される。Most improve player、最優秀選手などなど、みんなひとりひとりがよく頑張ったと思う。中には内気であまり言葉は発しない娘がトライを決めたりしたこともあった。時には仲間内で言い合いもしたりしていた。それが一年を通して本当にたくましく成長してくれた。キャプテンとして準備してきた手紙をももかが読み上げた。読み始めてすぐに気持ちがこみ上げてきたのか泣き始めたしまった。すぐに仲良しの Brigid や、Saidhb、 Sierraがももかの周りにきてくれて励ましてくれた。鳴き声ではっきりとは聞こえなかったけどコーチ二人に抱きしめられてさらに泣き顔になっていた。嬉しい瞬間だった。ラグビーで繋がる仲間の輪だ。いつまでもいつまでも大切にしてほしいと思う。

おめでとう 2020-2021 Grand Champion Hong Kong Football Club U14Girls!

2020-2021 Season U14G Grand Champion

Hong Kong Footaball Club vs Tigers/SKS

5月2日(日)いい試合だった。シーズンを通してのグランドチャンピオンだ。リーグ戦を終えて1位のTigers/SKSの合同チームは5勝2敗、25ポイント、Football Clubは4勝2敗1分、ポイント差で2位につけている。そして望んだ1位vs2位のグランドチャンピオンをかけての最終戦だった。勝ったほうがシーズングランドチャンピオンだ。試合開始早々に相手のノックオンしたボールを快速ウィンガーがうまく拾い上げて先制トライを決める。コンバージョンも成功していい雰囲気で始まった試合だったが、試合再開後の陣地奥まで蹴り込まれたボールをノックオンしてスクラムから展開、タックルミスもあって相手センターに走り切られて反撃を許してしまった。その後も相手陣地へ深く入り込んでフォワードとバックスがフェーズを幾度となく重ねて、U14とは思えない見事な連続攻撃を続ける。Tigers/SKSも必死に食い止める。そのディフェンスをトライゲッターのオリビアがこじ開けてトライを決める。その後も取っては取られてのシーソーゲームが続いた。試合の終わりが見えてきた後半の終盤、スコアは22ー19でわずか3点のリードのみ。少し不安が過ぎる時間帯だ。そんな中、チーム一番のお調子者のブリジットがゴール手前のPGからゴリ押しで持ち込んでダメ押し気味のトライをもぎ取った。チームの雰囲気が一気に盛り上がる。そして試合終了間際だった。相手に攻め込まれてボールを蹴り返したボールがセンターライン付近を転々と転がっている、すかさず相手のウィンガーが拾い上げて大きくUターンしてライン際を攻め上がってきた。「やばい」と思った時だった。スーッと走り寄って勢いよくタックルを決めて相手を止めてくれた。ももだった。キャプテンとしての責任を果たせた最高のタックルだった。モールになった中からボールを取り上げて仲間のほうへプレゼントすると、スクラムハーフのローレンがボールをタッチに大きく蹴り出した。レフリーのノーサイドの笛がなった。みんが抱き合って小躍りして喜んでいる。その横で敗れたGighers/SKSの選手がアーチを作って祝福してくれている。「Three Cheers for Foot Ball Club! Hip up Hip up Hip up」お返しに「Three Cheers for Tigers/SKS」いい場面だ。今シーズン初めから、ももはコーチからキャプテンを命じられていた。選ばれた理由は当然コーチに聞く訳もいかず分からないままだ。一年を通して成長したことを心から嬉しく思っている。その責任感が現れた最後のタックルだったのだろう。試合後に本人に聞くと、「絶対止めなきゃと思った」と言っていた。グッドジョブ、もも!これからもラグビーを通して多くの感動と幸せを楽しみにしているよ。

HK Youth Rugby U14G Round 5

圧勝でした。vs DB Pirates、43-10! 試合を重ねるたびにチームが強くなっていくのを感じています。フォワードはボールをもったらとにかく「前に」ドライブします。体の大きな娘も小さな娘も関係ありません。とにかく前に前に少しづづですがゲインを繰り返します。そしてタイミングを見計らってというか雰囲気でバックスに展開します。きっちりとグランドの横幅を使って右へ展開したかと思うとラックからまたフォワードがドライブしてラックでポイントをつくります。そして今度は左へ展開していく。本当にお手本のようなラグビーを展開してくれました。ディフェンスも前の試合よりもずっとよくなりました。ももかには、とにかくラックでは低い姿勢を作るようにチームに徹底したほうがいいとアドバイスをしました。後から聞いたら試合前の円陣でみんなに伝えたそうです。先週の試合ではラックでめくられるシーンがいくつかあったのですが、今日の試合ではありませんでした。逆にラックをドライブしてマイボールにしたシーンもありました。
ももは、先週の試合でとっても悔しい思いをしていました。ゴール前のペナルティでもらってボールをもって突っ込んだんですが、ヘルドアップにあってしまってトライ出来なかったんです。試合が終わって私のところへ来て、悔しいと泣いていました。個人的にそのリベンジで臨んだ試合でもあったはずです。後半、相手陣地の10メーター付近、フォワードとバックスが一体になってボールをつないで前進していきます。仲良しのNO.8、オリビアが相手にホールドされた後ろでフォローしていたももにボールをパス、オリビアのすぐ脇、数人のディフェンスの間を割って一気に駆け抜けてゴールポストの左脇へトライ、嬉しかったでしょう。トライした瞬間に泣きそうになったと言ってました。ビデオのファインダーから見ていた私も目頭が熱くなりました。よかった、強くなった。そう思いました。結果、リーグ戦トップの Tigers/SKS とは勝数でひとつ、ポイントで3ポイント差です。Tigers/SKS、5勝2敗、25ポイント、HKFC、4勝1敗1分、22ポイントです。来週の試合で勝てば文句なしのシーズングランドチャンピオンです。きっといい試合になるはずです。いい試合をして勝ってグランドチャンピオンだ。GO HKFC U14G!

HK Youth Rugby U14G Round 4

香港ユースラグビー U14G、リーグ戦の単独トップをいく Tigers/SKS との第4戦。HK Football Club やってくれました。34-21で快勝でした。全体をとおしてフォワードとバックスがうまくかみ合った試合でした。スクラムやラックからはフォワードが縦につないで攻撃のフェイズを重ねて、タイミングよくバックスに展開してボールを動かしていました。ペナルティキックも初めてタッチへけりだしてラインアウトから攻撃することを実践で出来ました。さらに驚いたのは、ラインアウト、自分たちでサインを決めて実行していました。試合後にももに聞いたところ、並んでいる仲間が指でこっそりサインを出していたそうです。指で輪っかをつくると「ゼロチャン」、一番がジャンパーと一緒に下がってスペースを作ってすぐに振り返りボールを受けて走り出すというサインプレイ、見事に決まってゲインしていました。途中、20-21と逆転されるも後半に2トライを奪って逆転勝ち、チームの成長と一体感を実感したいい試合でした。本当に強くなりました。試合後、ももが私のところに来ておめでとうよかったなぁというと突然、顔をくしゃくしゃにして泣き始めました。どうしたん?ときいてもしゃくりあげるばかりで話せません。暫くまって聞くと、トライ出来なかったことが悔しかったんだとのこと。実は逆転トライの前、ゴール前での攻防戦でももがボールをもって突っ込んだシーンがありました。大きな2人の相手フォワードも絡まれて身動きできなくなってパイルアップ、5mスクラムにもどされたんです。このことがすごく悔しかったと言って泣きじゃくっていました。父としては驚いたのと同時に娘の成長を見た気がして嬉しい気持ちになりました。今日の勝利でリーグ戦2位に浮上するはずです。来週はリーグ最終戦 DB Pirates/Kukries の合同チームです。シーズン優勝決定戦に向けて Go Go Hong Kong Football Club 🙂

U14G ラグビー再開だぁ!

香港ラグビーの再開だ!新型コロナの感染防止対策のために中断していたシーズンが再開された。2020-2021シーズンには6チームがエントリーしている。そのうち HKU Sandy Bay、Valley Fort それに HK Football Clubの の3チームが単独でのエントリーで、残りの3チームは人数不足を解消するための合同チームだ。先週の日曜日、シーズン再開後の最初の試合は vs HKU Sandy Bay, ももはキャプテンとして試合に臨んだ。前半に幸先よく1トライをスコアできたがディフェンスのすきを突かれて立て続けに2トライを許した。そのまま前半を折り返した。が、後半最初に1トライを許してその後、3トライを奪われた。2トライを返して反撃するも結果、21-34でロスト。満足な練習も出来ずに臨んだ試合だったが随所にいいプレイもあった。パスをもらうと迷わずに突っ込んンで体当たり、ボールをゲインしてラックのポイントを作る。さらに後ろからドライブで入ったラックを押し切って相手のボールをピックアップしてラックを作ったりして地味にチームに貢献していた。次は現在、首位の Tigars/SKS の合同チームだ。お父さんはカメラとビデオを持って臨みます。楽しみだぁ~

 

Rugby is back at HKFC

ラグビーが戻ってきた。娘のU14Gです。最後に練習したのはいつだろう?すぐには思い出せないくらい長い日数が経ってしまっている。集合時間は3時、二人で2時に家を出た。いつになく口数が多く、いろんな話題で話しかけてくる。きっと練習できることが嬉しいんだろう。20分も早くピッチについた。すでに数人のチームメイトがいる。笑顔だ。それから続々と仲間がやってくる。いいなぁ〜やっと普通に練習ができる。来週には中断していた試合が組まれている。楽しみだ。香港にやっとラグビーが戻って来てくれた。

FINALLY WE ARE BACK!

やっと、やっと帰ってきた。昨年12月初めに一斉に感染症対策の強化でスポーツ施設が閉鎖されてから3ヶ月近くが過ぎた。やっとボールを追いかけて走れる日が戻ってきた。夕方6時からの娘の練習を見に仕事を少し早く終わらせて ホームグランドである Hong Kong Football Club へ駆けつけた。

6時少し前についた。懐かしい顔がたくさん居る。口々に「はーい」と声をかけてくれる。笑顔が眩しい。みんな練習再開を待ち望んでいたことがすぐにわかった。U14、U16、が合同で総勢60人近くの選手が5つくらいのグループに別れてメニューをこなしていく。みんな久しぶりの練習で動きは少し鈍いように見える。それでもみんな笑顔だ。この満面の笑顔がずっと続くことを願っている。

All Rugby in Hong Kong are suspended from 2nd Dec to 15 Dec

We will suspend all rugby and touch roguby activities at all level from tomorrow 2nd December until such time as restriction are releaxed.
By Mr. Robbie McRobbie CEO Hong Kong Rugby  Union

今年、2月頃から新型コロナウィルスの影響を受けていた香港のラグビーシーン、先月やっとやっと待ちに待って開幕することが出来たところだった。私が所属するGaiWu Blossoms の公式戦の初戦が今週末の12月5日に組まれていた。娘のももかの試合や香港代表スコッドのセレクショントレーニングも全部、延期されることが香港ラグビーユニオンから発表された。新規感染者の数が一気に80人から100人ペースに増加していることが背景にあって、香港政府が規制のレベルを引き上げたことを受けてのユニオンの苦渋の決断だろう。Hong Kong Rugby Union CEO のロビーさんはとっても優しくて物静かなおじさんだ。私も面識はあってピッチで見かけて目が合うとニコッと微笑んでくれる。土日の練習ではどこからともなくピッチに現れてはコーチや選手に一言二言声をかけては、また知らない間にどこかへ消えていく。そんなおじさんなのだ。今回の延期の決定の判断はギリギリまで悩んだ末の決断だろう。中止になったわけじゃない、15日までの延期決定だ。どうか今以上に状況が悪化しないことを祈るばかりだ。アーメン!

U14G Friendly Match vs Valley Fort

11月22日(日)スッキリと広がる秋晴れのもとフレドリーマッチ、要するに練習試合が行われました。相手は宿敵 Valley Fort!ももかが所属するHong Kong Football Club と同じくCauseway Bayにホームを有するビッグクラブチームでラグビーだけじゃなく女子のクリケットも活動している。今シーズンの初戦となった13分ハーフのショーケースマッチでは僅差で敗れた相手だ。そして公式線の初戦の対戦相手もValley Fortだった。結果は前半開始そうそうに2つのトライを許したものの底力を見せて大逆転の48-17と大差をつけて完勝。
ブログはこちらhttps://springjoyjoy.com/2020/11/10/u14g-2020-2021-%e3%82%b7%e3%83%bc%e3%82%ba%e3%83%b3%e9%96%8b%e5%82%ac/

今日は、Div.2としてのフレンドリーマッチだ。相手のバリーも今年は選手が不足しているらしく12歳の選手が中心らしい。それでHKFCも前半はDiv.1の選手は控えにまわってDiv.2主体で試合に望んだ。フレンドリーマッチということを選手も認識しているようでDiv.1の選手たちには少し余裕が見える。逆にDiv.2のメンバーはすこしだけ緊張しているようにも見える。選手それぞれがこれから始まる試合に向けての意識付けをしているんだろう。

試合開始後、すぐに左サイドを走り切られて先制トライを許す。すぐにサポートで入っているDiv.1のバックスが2人でつないで左すみに同点のトライを返す。その後、ディフェンスのギャップをつかれて2つのトライを許してしまう。Valleyのヘッドコーチのゲキが飛ぶ、ボールの動きに合わせてタッチラインを行ったり来たりしながら選手に大声で指示をだす。有名なコーチだ。前半を1-3で折り返して後半は開始からDiv.1の主力を投入、するとあっと言う間に2トライを返して3-3の同点、点数ではゴールキックを1本決めている分、リードしているはずだ。(たぶん)

そして、相手の10メーターあたりのモールからフォワードが切り込んで進む、2度、3度と突っ込んではラックにしてボールを持ち出して前身していく、仲良しのオリビアから託されてボールを持ってももが左サイドを切り込んでいく、複数の相手に絡まれてハイタックルのペナルティをもらうと、すぐにタップして切り込む、今度は相手の「ノット10メーター」のペナルティ、後から本人に聞いたら相手が下がっていなかったからすぐに突っ込めばノット10をとれると思って突っ掛けたとのこと、そんな事いつの間に知ったんだ!って感心しました。このペナルティからもう一度、地面にボールを置いてタップ、仲間のサポートを受けながらゴールラインへ飛び込んで今シーズン2つめのトライ、笑顔でベンチに選手交代を進言して行きました。

試合終了間際にひとつトライを返されましたが、おそらくゴールの差で試合は勝ったと思います。いやぁ〜娘のラグビーにハマっています。12月からはU14Gの香港代表セレクションが始まります。当分、楽しめそうです。