RUGBY IS BACK to HONG KONG Vol.2

香港スタジアムにラグビーが帰ってきたぞ!

久しぶりの香港スタジアム、プレミアリーグ Hong Kong Footaball Club vs Societe Generale Valley RFCの第6戦がなんと!!香港スタジアムで行われた。私も自身の試合のあと先にスタジアム入りしている嫁さんと娘の後を追って急ぎ足で駆け付けた。私が試合をしたFootball clubから香港スタジアムまでは歩いて15分程度だ。試合の後ということもあって少し上り坂になっているスタジアムまでの歩道がさらにきつく感じる。「こっち結構、人多いよ」途中、嫁さんからラインで連絡が入る。16:30 KO、女子の試合はすでに始まっている。女子のこの2つのチームにはももかの知り合いが多くいる。HKFCには、ロックの2人、ロッシーニとケイトはともに昨シーズンと今シーズンのコーチだし、13番アンナは今シーズンのバックスコーチ、14番の右ウィング リディアは昨シーズンのバックスコーチだ。フッカーのフィオンも会うと声をかけてくれる知り合いだし、フライハーフのアイリーンも顔見知りだ。みんなももの顔を見ると声をかけてくれる。VALLEYの方には14番、ウィングのスミスは学校のPEの先生だ。このスミスとHKFCのロッシーニは共に女子15人制の香港代表メンバーだ。HKFC 13番のアンナはセブンスの香港代表だ。どんだけ恵まれた環境にいるんだと今更ながらに驚くわ。
メインスタンドはほぼ満席に近い印象、バックスタンドも真ん中周辺は多くの人で埋まっている。セブンスでは被り物で大騒ぎすることで有名な「サウススタンド」も変わりなく多くの観衆でにぎわっている様子が見える。
男子の試合はHKFCが試合終了間際に劇的な逆転トライを決めて 20-17 勝利した。嫁さんと娘のお目当ては15番 Carter Smith、ニュージーランダーのイケメンだ。男から見てもめちゃカッコいいと思う。試合の後にお疲れさんと握手するとニマッとウィンクして仲間がいるほうへ戻っていった。いやぁ~ラグビーっていいね。

HKFC vs Valley 試合結果はこちら

つづく

RUGBY IS BACK to HONG KONG Vol.1

香港は今、ラグビーが盛り沢山

非日常の週末でした。何から書いていけばいいんだろうかと迷うくらい先週末は私はラグビー漬けになったのでした。時系列でご紹介します。まず、10月30日土曜日、私が所属するGaiWu Blossomsの第2戦vs HK football club、グランドは当然、Football clubです。日本代表もクォリファイで使用する由緒あるクラブチームのホームグランドなんです。ここに立つと自然と気持ちが高揚してくる。ジャージを着てスパイクを履いてグランドにでるところから自分の心の中でいいなぁという雰囲気に浸れるんです。私は3番で先発した。キックオフ、相手のフライハーフのキックオフ、予感はあった。ポーンと蹴られた楕円のボールが縦に開店しながら放物線を描いて飛んでくる。自然に「マイボー」と声だでた。上目遣いに落ちてくるボールを見据えながら目線の下の方にまっすぐに走り込んでくるジャージが目に入ってくる。ボールを確実にキャッチすることに集中して少し半身に構えて胸に受けた瞬間、ガツっと背中に衝撃を受けた。前のめりになりながらすぐ後ろでフォローしてくれていた仲間にパスをする。「あぁーよかった、落とさなかった。バックスにボールが繋がっていくのを見ながら安堵した。こうして第2戦目は始まった。

それにしてもスクラムが異常に強かった。前の3人全員がデカい!対面の1番は特にデカくて硬かった。マイボールでは押し込まれて何度も宙に浮いた。モールとスクラムで押し込まれて5本くらいトライも決められた。

50対19の大差で負けた。負けはしたが、いい場面もいくつかあった。ボールを展開してバックスで勝負して勝てていたし、個人的にも長めにグランドに立っていられた。なによりもこのグランドで試合が出来たことが何よりも嬉しかった。残念ながら来週から日本出張で1ヶ月半の間、戦線離脱だ。最高の仲間達に気持ちを託す。

GaiWu Blossoms vs HKFC

つづく

 

Round 3 vs Valley Pirate Kukuri

2021ー2022シーズン初トライ

ゴール前のラックからボールをピックアップ、相手4人を引き連れて今シーズンの初トライを決めてくれた。パパは大感激 🙂

先週の試合ではあまりいい動きができていなかった。本人ももっとタックルいかなきゃだめだな。全然、動けていないと反省していた。もっとラックやモールのそばでプレイしたほうがいいじゃないとアドバイスしておいた。今のこのチームはボールがあるラックやモールに選手が集まりすぎる傾向がある。前の試合でもももは少しでもラインを広げてディフェンスをしたほうがいいと自分が大外に位置してなかなかボールが回ってこずフラストレーションが溜まっていたようだ。ディフェンスラインの端から「スプレッドアウッ」と大声で叫ぶのが何度も聞こえた。残念ながら相手のほうが足がある。大外の大外を走り切られて何度もトライを決められたのが前の試合だった。そこで今日の試合ではラックやモースのそばに位置してバックスをもっと内側から広げたほうがいいよとアドバイスしておいた。そして顔を見るたびに「ボールを持ったら?」と質問しては「前へ、でしょ。分かってるって」と親子で「前へ」を気持ちに刷り込んだ。
それは試合開始早々だった。2本のトライをとられたあと、バックスがつないで一本返してさらに攻撃、相手陣地へ入ったところでラックからキャプテンのリサが持ち出して前進、そのあとをももが受けてさらにオフロードで2人、3人とボールをつないでいく。まるで2019年のスコットランド戦、オフロードで堀江、ラファエレ、稲垣とつないでゴール下へ決めたあの時のトライを思い出させるような繋ぎだ。最後はゴール前のラックからももがボールをピックアップして相手3、4人を引きずって押し込んでトライ!バックスがきれいにつないで行くトライもいいけど、フォワードのこんな泥臭いというかみんなで押し込んでもぎ取るトライが俺は大好きだ。今シーズン初トライ、おめでとう 🙂 実は後半にも同じようにゴール前のラックから押し込んだシーンがあったんだけど相手に阻まれてこの時はヘルドアップになってしまったのでした。このパターンが自信につながってくれるはずだ。次の試合に期待しよう!

 

HKRU U16G はこちら

 

Dettol Men’s Premiership Round 5

HKU Sandy Bay vs Valley Fort

自分の試合がなくなってしまったのでルークの応援にHappy Valleyへ行ってきた 🙂

ルークを応援するのは、今日で3試合目だ。残念ながらこれまでの2試合はともに僅差で負けている。vs Valley Fort Causeway bay地区にホームを置く競合チームだ。試合開始早々に先制トライを許してなかなか流れに乗れずに自陣での攻防が続くなか2本目のトライを許してしまう。相手のSOのコンバージョンキックがともにそれて0-10。PGから相手陣地深くにけりこんでゴール手前でラインアウトを獲得、ラックから展開されたボールをルークが相手を引き連れてねじ込んでゴールポスト右横に反撃のトライを決める。試合中、痛めている背中をかばうような仕草をしながらも大きな声でチームを鼓舞する。それにしてもミスが多すぎる。バックスに展開してもすぐにノックオン、ラインアウトではノットストレート、スクラムではアーリープッシュと曲がってしまう。せっかくPGをもらってキックで前進できるとこで2度もラインを切れずに相手にカウンターを許してしまう。結果、16-7で敗れた。何度も勝てる局面はあったと思う。自分たちのミスで自滅した結果となった。試合のあと、ベンチにルークを尋ねた。痛む背中をかばいながら振り向いて立ち上がって「Appreciate to coming to see game.」と言ってくれた。いつの日かルークが日本のチームでプレーできる日が来ることを願っている。

Withdraw from game

開幕から2試合連続の不戦敗

GaiWu Blossomsの長い歴史の中で初めての異常事態だ。シーズン開幕戦に続いて2回目の不戦敗になってしまった。参加メンバー不足だ。試合に望む人数が揃わない。厳しい状況だ。基本的にGaiWU Blossomsというチームは日本からの赴任者を中心にしてそこに香港に住むローカル日本人で構成されている。有志によるクラブチームとして運営されている。当然、香港に駐在しているからには仕事が優先だ。みんな仕事の合間を見つけて練習や行事に参加してくれている。やっぱり例年に比べるとコロナの影響で仕事と休みのやりくりがうまく行かなかったり、日本へ一時帰国するにしても香港に戻った時の2週間の隔離制限など不便さがある。

同じクラブチームのGaiWu Hong Kongに試合のサポートをするが、今シーズンはBlossomsと同じカテゴリーでエントリーしているため試合日が重なっていてサポートに来れないという不運も!それでも数人はダブルヘッターを覚悟で参加を申し出てくれている。がしかし、今日予定していた試合のメンバーは15人がやっとだ。控えの選手がいない状態では到底戦えない。2試合連続の「棄権」だ。苦渋の決断だ。

一昨日の祝日にはホームグランドのハッピーバレーでGaiWu Hong Kongと合同で練習した。やっぱり人数が多いといろんな練習ができて効果的だし、なにより楽しい。来週は試合ができる環境が整うこと祈っている。

HKRU Community League 2

U16G 2021-2022 Season Opening Game

vs Sai Kun Stingry/Tigers

U16G シーズン初戦!King Gorge V Schoolラグビーグランド、8時15分にクラブに集合してバス移動、今シーズンはU16Gとしてひとつ年上の新しい仲間と一緒にチームが編成されている。U16Gカテゴリーは2006年〜2007年に生まれた女子にあたる。2007年11月生まれのMomoは最年少だ。家を出る前から少し緊張気味だった。一番気にしていたのはラインアウトのスローイング、先週行われてフレンドリーマッチでは2番フッカーで先発していて、3回のラインアウトのうち2回は成功していた。1回の失敗を覚えていたようだ。

グランドにつくと昨シーズンを一緒に戦ったU14Gのメンバーが試合をしていた。先輩になって貫禄を醸し出しながらグランドの脇をゆっくりと歩いていく。成長したなぁ〜そんな印象だ。初戦の相手は、Sai Kun Stingray/Tigersの合同チームだ。昨シーズンのグランドチャンピオンマッチで勝利した相手だ。Momoに後から聞いたら半分は顔馴染みらしい。

試合開始早々、Momoがボールを持って前に突進していく。相手4、5人に囲まれながらも更にドライブして前に進んでいく。「ボールを持ったら前、ボールを持ったら前、わかった?」と散々言い聞かせた甲斐があった。実はフレンドリーマッチでは年下の遠慮なのか、ボールをもらってもすぐにパスするシーンが多かった。意識を変えさせるためにこの1週間ずっと「ボール持ったら前」と繰り返し言ってきたのでした(笑 今日はMomoの一番いいところを出せた。

試合はと言うと残念がら相手バックスに好きなように走られまくって2本ー4本の完敗だった。チームとしてひとつにまとまっていない事が最大の課題だ。少しづつよくなっていくことを期待しながら今シーズンを見守りたいと思っている。

シーズンイン直前のフレンドリーマッチ

GaiWu HK vs GaiWu Blossoms

シーズンインを来週に控えた25日、GaiWu HKとのフレンドリーマッチが組まれた。GaiWu Rugby ClubのTeam Mateとのフレンドリーマッチ、フレンドリーとは言えハードコンタクトありの「ガチ」の試合だ。集合時間の9時にホームグランドであるHAPPY VALLEYに着くとHong Kongのメンバーがすでに準備運動を始めていた。「出遅れたかな」と少し気後れしながらもチームメイトが待つ輪に声をかけながら加わると、試合前の何とも言えない雰囲気というか感触が思い出される。「うぅ~ん、いい感じだ」内心、気持ちが高ぶってくる。
試合は、15分間、3本で、相手から経験の浅い新人も含まれていることから最初の15分は「コンタクト無し」と提案があった。残り2本はタックルありのスクラムはノーコンテストだ。私はいつもの3番プロップじゃなく、5番ロックでスターターだ。不思議だったのは、昨年まで感じていた試合前の小さな恐怖心とか不安感がまったく沸いて来なかったことだ。キックオフ前、フォワードは右にレシーブの布陣をしいてボールを待つ。レフリーのホイッスルで高く弧を描いて私の左後ろにボールが飛んでいく。意外と冷静にボールを追っている自分を意識できた。
試合が始まった。最初の約束は一瞬で破られた。ボールをうけた仲間に若い香港人が襲い掛かる。勢いに任せてゴールライン近くまで押し込まれるもなんとかディフェンスとキックで挽回して逆に流れを呼び込んだGaiWu Blossomsが2トライをあげて最初の15分を終わった。なかなかいい感じだ。
私は最初の10分間で交代した。それでも自分の中では「やった感」はしっかりあった。タックルも行けた(と思っている)し、ボールをもらってラックも作れたし、なによりも試合後に「楽しかった」と思えたことが昨年までとは大きな違いだ。それは私自身が感じることができた「変化」かな?結局、15分を3本やって2本-3本でトータルは逆転負けだった。少ない人数で満足に試合形式の練習もできていなかったわりには「試合」にはなっていたと思う。経験が活きた結果だろうな。さぁッ 来週からGaiWu Blossomsとしての本格的なシーズンインだ。ワクワクしている。

フレンドリーマッチの後、ももかと一緒にLukeを応援にSo Kon Poまで行ってきた。残念ながら僅差で敗れた。HKU Sandybayは開幕から2連敗だ。さらに背中から腰、足への筋を痛めてしまったようでLukeが心配だ。

2021-2022シーズン開幕 in Hong Kong

ラグビー漬けの一日なり 🙂

ついに今日、香港の2021ー2022シーズンが開幕した。1年半以上も満足に活動できなかった期間を耐えて香港にラグビーが戻ってきた。

Hong Kong Rugby Union HP

今日は朝、9時半からチーム練習に参加した。いつものハッピーバレーの6番ピッチ、9時15分頃に着くとすでに数人がスパイクを履いて準備をしていた。ボールを持ってジョギングしているやつもいる。暑い、9時過ぎだというのに暑い、じっとしているだけでも汗が滲む、いつもの香港の夏だ。こんな気候の中でラグビーをやろうっていうんだから大したもんだ。これも香港ラグビーの特徴だな。

今シーズン、我らがGaiWu Blossomsはメンバー不足の危機に直面している。コロナの影響もあって仕事が忙しいやつもいてシーズンが始まりそうな今も15人が揃わない状況が続いている。(プレミアリーグは始まったのですが、我々のシニアリーグは10月開催の予定です)今日も香港人の数人を含めて何とか17〜8人程度だった。大丈夫かなぁ〜

11時半過ぎに練習を終えて練習の見学に来ていた娘とチームメイトと一緒にランチをしてプレミアリーグの試合を見にKing’s Parkへ、久しぶりに南ア出身の友人、Lukeのプレイが観れる。2時前に着いてビールを飲みながら待っていると試合前の練習を終えてLukeが来てくれた。娘のももと会うのは1年半ぶりかな?でかい、前に会った時よりもでかくなっている感じだ。今日は「8」で先発する。間違いなく30度は超えているだろうな!

残念ながらKowloonに1点差で惜敗、途中卑劣なプレイに怒ったLukeがファイトするシーンをみれた。普段の優しい雰囲気のあいつがあそこまで怒って相手に掴みかかる姿に改めてラグビーに取り組む気持ちが見えた気がした。

試合のあとすぐにハッピーバレーに戻って、今度はもものコーチが出る試合の応援だ。HKFC vs VAlley Fort、HKFCは自分が所属するチーム、対戦相手のValley Fortには学校の先生がプレイする。ももとしてはどちらを応援するか悩みどころだ。結局、こちらも一点差でHKFCが惜敗した。応援していたチームが両方負けてしまったけど、朝からラグビー漬けの楽しい1日でした。さぁ自分の試合に向けて気持ちを高めて行こう! Go Go GaiWu Blossoms 🙂

2021-2022シーズン開幕です!

シーズン通して、安全祈願!

いよいよ2021ー2022シーズン開幕が2週間と迫ってきました。GAI WUが集まって今シーズンの安全祈願のセレモニーを行いました。香港ではお祝いの席などでよく見かけるセレモニーです。ひとりひとりお線香を神様へあげてみんなで豚の丸焼きを頂きます。昨年、一昨年と満足に試合ができないシーズンが続きました。今の香港の状況ですが、ワクチン接種率は全体の60%を越しておりレストランや施設など若干の規制はあるものの、マスク着用以外はほぼ普通に戻っています。すでに一部はシーズンを通しての試合日程も発表されています。さぁいよいよ待ちに待った2021ー2022シーズンの開幕です。

ところで、我らがGaiWu Blossomesですが、不安を抱えたままでのシーズン開幕になりそうです。毎週末に炎天下のもと練習は続けていますが参加メンバーがなかなか揃わないんです。フォワードは未だに満足にスクラムを組めたことがありません。香港人のサポートを受けてなんとか15人が揃うかなぁといった状況です。試合になるとなんとか都合をつけて参加してくれるとは思っていますが、フォワードとバックスの合わせの練習やシェイプといったシステムの確認は不十分な状況です。試合の中で作り上げていくしかないですね。日本人のチーム力が試されるシーズンになりそうです。いいシーズンになることを豚の丸焼きに祈って「さぁ出陣です」

Saturday training at Happy Valley.

今日も早起きしてHappy Valleyまで練習に行ってきました。グランドに着いた時は細かな雨が少し降っていたんですが途中からカンカン照りの快晴になって日差しが痛いくらいでした。9時30分集合であつまったのは香港人のメンバーも含めて13人程度、最初に軽くタッチで足慣らし、その後はタックルとラック時のオーバーの練習を1対2、3対2でやって、その後、1対2、3対2のアタックディフェンス、最後にもう一度タッチをやって1時間半の練習は終わり。今日もなんとかみんなと同じメニューはこなせたかな!この夏場の練習にしっかり取り組んでいると10月からのシーズンでも体力の保ちが違うんです。10月最初の土曜日から試合が始まる。それに向けてあと練習も3回だ。しっかりがんばりましょう!