ラグビー漬けの一日なり 🙂
ついに今日、香港の2021ー2022シーズンが開幕した。1年半以上も満足に活動できなかった期間を耐えて香港にラグビーが戻ってきた。
今日は朝、9時半からチーム練習に参加した。いつものハッピーバレーの6番ピッチ、9時15分頃に着くとすでに数人がスパイクを履いて準備をしていた。ボールを持ってジョギングしているやつもいる。暑い、9時過ぎだというのに暑い、じっとしているだけでも汗が滲む、いつもの香港の夏だ。こんな気候の中でラグビーをやろうっていうんだから大したもんだ。これも香港ラグビーの特徴だな。
今シーズン、我らがGaiWu Blossomsはメンバー不足の危機に直面している。コロナの影響もあって仕事が忙しいやつもいてシーズンが始まりそうな今も15人が揃わない状況が続いている。(プレミアリーグは始まったのですが、我々のシニアリーグは10月開催の予定です)今日も香港人の数人を含めて何とか17〜8人程度だった。大丈夫かなぁ〜
11時半過ぎに練習を終えて練習の見学に来ていた娘とチームメイトと一緒にランチをしてプレミアリーグの試合を見にKing’s Parkへ、久しぶりに南ア出身の友人、Lukeのプレイが観れる。2時前に着いてビールを飲みながら待っていると試合前の練習を終えてLukeが来てくれた。娘のももと会うのは1年半ぶりかな?でかい、前に会った時よりもでかくなっている感じだ。今日は「8」で先発する。間違いなく30度は超えているだろうな!
残念ながらKowloonに1点差で惜敗、途中卑劣なプレイに怒ったLukeがファイトするシーンをみれた。普段の優しい雰囲気のあいつがあそこまで怒って相手に掴みかかる姿に改めてラグビーに取り組む気持ちが見えた気がした。
試合のあとすぐにハッピーバレーに戻って、今度はもものコーチが出る試合の応援だ。HKFC vs VAlley Fort、HKFCは自分が所属するチーム、対戦相手のValley Fortには学校の先生がプレイする。ももとしてはどちらを応援するか悩みどころだ。結局、こちらも一点差でHKFCが惜敗した。
応援していたチームが両方負けてしまったけど、朝からラグビー漬けの楽しい1日でした。さぁ自分の試合に向けて気持ちを高めて行こう! Go Go GaiWu Blossoms 🙂
6月7日に学校の体育の授業中に捻挫してずっと練習をお休みしていたのだけど、今日やっと1ヶ月ぶりにチームの練習に参加できるところまで回復できた。よかった。右足首の捻挫、小さく骨が欠けてしまったようだ。1ヶ月間も使わずにいた足首は少し硬くなってしまっているようで本人も少し気にして歩く癖がついてしまっている。家を一緒にでてクラブまで電車に乗って歩いていく足取りが少しぎこちない。それでもチームのみんなに会って練習メニューを少しづつこなしていく。ダッシュなどの走りのメニューはさけて体力作りの筋トレなどのメニューが中心だ。
1時間の体力作り中心の練習だったが久しぶりに汗をかいて気持ちよく疲れた様子だった。行きの時に少しぎこちなかった歩き方が帰りには少しスムーズに見えた。動かすことで治りも早くなりそうだ。頑張れMOMO!
HKFC Skills &Kicking clinic with Glyn Hughes.
シーズン最後のイベントだ。シーズンの締め括りとして香港島の裏側にある「South Bay Beach」へ行ってきた。みんなで海でボールの取り合いゲームやったり沖合のブイまで行って海に飛び込んだりして思いっきり遊んだ。そして一年間の総括としてコーチから選手ひとりひとりにコメントと手作りのメダルが渡された。メダルと言っても紙のお皿に一人ひとりの写真を張り付けた簡易的なメダルではあるけれど、コーチ二人の思いがぎっしり詰まった贈り物だ。そして個人賞が発表される。Most improve player、最優秀選手などなど、みんなひとりひとりがよく頑張ったと思う。中には内気であまり言葉は発しない娘がトライを決めたりしたこともあった。時には仲間内で言い合いもしたりしていた。それが一年を通して本当にたくましく成長してくれた。キャプテンとして準備してきた手紙をももかが読み上げた。読み始めてすぐに気持ちがこみ上げてきたのか泣き始めたしまった。すぐに仲良しの Brigid や、Saidhb、 Sierraがももかの周りにきてくれて励ましてくれた。鳴き声ではっきりとは聞こえなかったけどコーチ二人に抱きしめられてさらに泣き顔になっていた。嬉しい瞬間だった。ラグビーで繋がる仲間の輪だ。いつまでもいつまでも大切にしてほしいと思う。
5月2日(日)いい試合だった。シーズンを通してのグランドチャンピオンだ。リーグ戦を終えて1位のTigers/SKSの合同チームは5勝2敗、25ポイント、Football Clubは4勝2敗1分、ポイント差で2位につけている。そして望んだ1位vs2位のグランドチャンピオンをかけての最終戦だった。勝ったほうがシーズングランドチャンピオンだ。試合開始早々に相手のノックオンしたボールを快速ウィンガーがうまく拾い上げて先制トライを決める。コンバージョンも成功していい雰囲気で始まった試合だったが、試合再開後の陣地奥まで蹴り込まれたボールをノックオンしてスクラムから展開、タックルミスもあって相手センターに走り切られて反撃を許してしまった。その後も相手陣地へ深く入り込んでフォワードとバックスがフェーズを幾度となく重ねて、U14とは思えない見事な連続攻撃を続ける。Tigers/SKSも必死に食い止める。
そのディフェンスをトライゲッターのオリビアがこじ開けてトライを決める。その後も取っては取られてのシーソーゲームが続いた。試合の終わりが見えてきた後半の終盤、スコアは22ー19でわずか3点のリードのみ。少し不安が過ぎる時間帯だ。
そんな中、チーム一番のお調子者のブリジットがゴール手前のPGからゴリ押しで持ち込んでダメ押し気味のトライをもぎ取った。チームの雰囲気が一気に盛り上がる。そして試合終了間際だった。相手に攻め込まれてボールを蹴り返したボールがセンターライン付近を転々と転がっている、すかさず相手のウィンガーが拾い上げて大きくUターンしてライン際を攻め上がってきた。「やばい」と思った時だった。スーッと走り寄って勢いよくタックルを決めて相手を止めてくれた。ももだった。キャプテンとしての責任を果たせた最高のタックルだった。モールになった中からボールを取り上げて仲間のほうへプレゼントすると、スクラムハーフのローレンがボールをタッチに大きく蹴り出した。レフリーのノーサイドの笛がなった。みんが抱き合って小躍りして喜んでいる。その横で敗れたGighers/SKSの選手がアーチを作って祝福してくれている。「Three Cheers for Foot Ball Club! Hip up Hip up Hip up」お返しに「Three Cheers for Tigers/SKS」いい場面だ。
今シーズン初めから、ももはコーチからキャプテンを命じられていた。選ばれた理由は当然コーチに聞く訳もいかず分からないままだ。一年を通して成長したことを心から嬉しく思っている。その責任感が現れた最後のタックルだったのだろう。試合後に本人に聞くと、「絶対止めなきゃと思った」と言っていた。グッドジョブ、もも!これからもラグビーを通して多くの感動と幸せを楽しみにしているよ。
圧勝でした。vs DB Pirates、43-10! 試合を重ねるたびにチームが強くなっていくのを感じています。フォワードはボールをもったらとにかく「前に」ドライブします。体の大きな娘も小さな娘も関係ありません。とにかく前に前に少しづづですがゲインを繰り返します。そしてタイミングを見計らってというか雰囲気でバックスに展開します。きっちりとグランドの横幅を使って右へ展開したかと思うとラックからまたフォワードがドライブしてラックでポイントをつくります。そして今度は左へ展開していく。本当にお手本のようなラグビーを展開してくれました。ディフェンスも前の試合よりもずっとよくなりました。ももかには、とにかくラックでは低い姿勢を作るようにチームに徹底したほうがいいとアドバイスをしました。後から聞いたら試合前の円陣でみんなに伝えたそうです。先週の試合ではラックでめくられるシーンがいくつかあったのですが、今日の試合ではありませんでした。逆にラックをドライブしてマイボールにしたシーンもありました。
ももは、先週の試合でとっても悔しい思いをしていました。ゴール前のペナルティでもらってボールをもって突っ込んだんですが、ヘルドアップにあってしまってトライ出来なかったんです。試合が終わって私のところへ来て、悔しいと泣いていました。個人的にそのリベンジで臨んだ試合でもあったはずです。後半、相手陣地の10メーター付近、フォワードとバックスが一体になってボールをつないで前進していきます。仲良しのNO.8、オリビアが相手にホールドされた後ろでフォローしていたももにボールをパス、オリビアのすぐ脇、数人のディフェンスの間を割って一気に駆け抜けてゴールポストの左脇へトライ、嬉しかったでしょう。
トライした瞬間に泣きそうになったと言ってました。ビデオのファインダーから見ていた私も目頭が熱くなりました。よかった、強くなった。そう思いました。結果、リーグ戦トップの Tigers/SKS とは勝数でひとつ、ポイントで3ポイント差です。Tigers/SKS、5勝2敗、25ポイント、HKFC、4勝1敗1分、22ポイントです。来週の試合で勝てば文句なしのシーズングランドチャンピオンです。きっといい試合になるはずです。いい試合をして勝ってグランドチャンピオンだ。GO HKFC U14G!
香港ユースラグビー U14G、リーグ戦の単独トップをいく Tigers/SKS との第4戦。HK Football Club やってくれました。34-21で快勝でした。全体をとおしてフォワードとバックスがうまくかみ合った試合でした。スクラムやラックからはフォワードが縦につないで攻撃のフェイズを重ねて、タイミングよくバックスに展開してボールを動かしていました。ペナルティキックも初めてタッチへけりだしてラインアウトから攻撃することを実践で出来ました。さらに驚いたのは、ラインアウト、自分たちでサインを決めて実行していました。試合後にももに聞いたところ、並んでいる仲間が指でこっそりサインを出していたそうです。指で輪っかをつくると「ゼロチャン」、一番がジャンパーと一緒に下がってスペースを作ってすぐに振り返りボールを受けて走り出すというサインプレイ、見事に決まってゲインしていました。途中、20-21と逆転されるも後半に2トライを奪って逆転勝ち、チームの成長と一体感を実感したいい試合でした。本当に強くなりました。
試合後、ももが私のところに来ておめでとうよかったなぁというと突然、顔をくしゃくしゃにして泣き始めました。どうしたん?ときいてもしゃくりあげるばかりで話せません。暫くまって聞くと、トライ出来なかったことが悔しかったんだとのこと。実は逆転トライの前、ゴール前での攻防戦でももがボールをもって突っ込んだシーンがありました。大きな2人の相手フォワードも絡まれて身動きできなくなってパイルアップ、5mスクラムにもどされたんです。このことがすごく悔しかったと言って泣きじゃくっていました。父としては驚いたのと同時に娘の成長を見た気がして嬉しい気持ちになりました。
今日の勝利でリーグ戦2位に浮上するはずです。来週はリーグ最終戦 DB Pirates/Kukries の合同チームです。シーズン優勝決定戦に向けて Go Go Hong Kong Football Club 🙂
香港ラグビーの再開だ!新型コロナの感染防止対策のために中断していたシーズンが再開された。2020-2021シーズンには6チームがエントリーしている。そのうち HKU Sandy Bay、Valley Fort それに HK Football Clubの の3チームが単独でのエントリーで、残りの3チームは人数不足を解消するための合同チームだ。先週の日曜日、シーズン再開後の最初の試合は vs HKU Sandy Bay, ももはキャプテンとして試合に臨んだ。前半に幸先よく1トライをスコアできたがディフェンスのすきを突かれて立て続けに2トライを許した。そのまま前半を折り返した。
が、後半最初に1トライを許してその後、3トライを奪われた。2トライを返して反撃するも結果、21-34でロスト。満足な練習も出来ずに臨んだ試合だったが随所にいいプレイもあった。パスをもらうと迷わずに突っ込んンで体当たり、ボールをゲインしてラックのポイントを作る。さらに後ろからドライブで入ったラックを押し切って相手のボールをピックアップしてラックを作ったりして地味にチームに貢献していた。次は現在、首位の Tigars/SKS の合同チームだ。お父さんはカメラとビデオを持って臨みます。楽しみだぁ~
ラグビーが戻ってきた。娘のU14Gです。最後に練習したのはいつだろう?すぐには思い出せないくらい長い日数が経ってしまっている。集合時間は3時、二人で2時に家を出た。いつになく口数が多く、いろんな話題で話しかけてくる。きっと練習できることが嬉しいんだろう。20分も早くピッチについた。すでに数人のチームメイトがいる。笑顔だ。それから続々と仲間がやってくる。いいなぁ〜やっと普通に練習ができる。来週には中断していた試合が組まれている。楽しみだ。香港にやっとラグビーが戻って来てくれた。
やっと、やっと帰ってきた。昨年12月初めに一斉に感染症対策の強化でスポーツ施設が閉鎖されてから3ヶ月近くが過ぎた。やっとボールを追いかけて走れる日が戻ってきた。夕方6時からの娘の練習を見に仕事を少し早く終わらせて ホームグランドである Hong Kong Football Club へ駆けつけた。