今日、動き悪いっすよ(><)

若手の厳しい叱咤激励はありがたいもんです。

最近の香港は雨季シーズンでどんよりとした曇り&小雨の天気が続いている。毎年3月末頃から気温が上がるのに合わせて日本で言うところの梅雨が始まってシトシト小雨が不快感を増大させる時期だ。今年はその始まりが少し遅くなったような気がする。4月後半から始まったそれが今、ピークになりつつあるようです。今日もそんなどんよりとした曇り空のもと仲間と一緒に楽しくタッチ中心の練習でした。最初のランパスでめげてしまった。たった3往復のランパスが異常にきつく感じた。きっと空気中の湿度のせいで胸いっぱいの空気が取り入れられないせいだと外部環境のせいにしてしまう(><)
ボックスパスの後、タッチゲーム、その後1対2、2対3、軽くコンタクト練習のため膝をついてのタックル、そしてタッチゲームをやって終了、と思いきやキャプテンからダッシュで競争しようと言いだした。みんな嫌々ながらにキャプテンに従ってダッシュで競う。ふうふう言っているときに若手の仲のいい奴が傍にきて「今日、動き悪いっすよ」と一言いって去っていった。

一瞬の判断

トライ1本のビハインドだった。自陣、22mの内側の右端付近でマイボールのラック、ハーフのヨッシースミスが見えているボールに手をかけて首を左右に振って相手ディフェンスの陣形を確認している。左オープンにアタックラインをひいてフライハーフが両手を胸の前に構えている。試合終了間際で5分も残っていないことは僕の頭の中にあった。同時に自陣22mの手前、残り時間を考えると相手に大切なボールをみすみす渡してしまうキックという選択はない、チームの意識は統一されているはずだ。

僕はラックのさらに右側のショートサイドにポジションをとっていた。ラックの僕の間にはロックのサム・ナイトーがいる。ヨッシースミスが迷わずショートサイドにボールをサム・ナイトーへ出した。相手のディフェンスラインが予測していたのかラックから飛び出してきた。サム・ナイトーがその一人を惹きつけてボールを僕に放した。ボールを受けた僕の前方には相手のウィンガーが両手を八の字に下に構えて前ににじり寄ってくるのが見えた。左目で微かにヨッシー・スミスが僕の後を抜けて右側に回り込むのが見えた。相手のウィンガーが迫ってくる。このまま当たってポイントを作ってさらにフェーズを重ねて次の攻撃を仕掛けるか、それとも後ろを回り込んで右側にフォローしてくれているヨッシー・スミスにパスか、相手のウィンガーが少し左体重になるのが見えた。

僕は顔を右側に振って、同時に腕も右に振った。でもボールは投げずにダミーで相手のウィンガーを抜き去った。瞬間、目の前が一気に開けた。すぐ右後ろからヨッシー・スミスの声がした。短くパスをして同点のトライ・・・振り返ると相手のウィンガーが立ち止まって肩をすくめて僕をこっちを見ていた。最高のダミーパスが決まった瞬間だった。

なぁ〜んて、今日の練習でのタッチゲームでの一コマでしたぁ〜 🙂

Rugby is Back, GaiWu Blossoms

2022-2023シーズンに向けて練習開始

GaiWu Blossomsの2022-2023シーズンが始まりました。昨年11月以降会ってなかった気心の知れた仲間たち、新しくチームに入ってくれる(?)だろう仲間たち、そして大先輩とのピッチでの再会なんと嬉しいことか!シーズン再開を前に日本に帰任してしまった仲間もいる。それでも残ったメンバーとOBがホームグランドの HAPPY VALLEY #6 Pitchに集まった。昨シーズンまでのフラストレーションはこれから始まるシーズンに向けての糧としよう!もう何も考えまい!人生節目の年、精一杯ラグビーを、GaiWu blossomsを楽しもうと思っている。
4月23日(土)9:30 Happy Valley 6# Pitch集合、自宅から40分程度の場所ですが1時間前に家を出た。実は前日は少し興奮して寝付けなかったのでした(笑
9時15分ころグランドに着くと5~6人ほどのメンバーが集まっていました。初めてみるメンバーも数人います。以前と変わらない笑顔と冗談交じりの会話が練習前の楽しいひと時です。キャプテンの要領を得ない挨拶のあと準備運動からスクエアパス、タッチゲーム、1対2、2対3、キックパス(練習再開初日からキックパスかよッと思いつつ)最後にもう一度タッチゲームをやって1時間半の練習終了でした。

香港と日本のラグビー交流

ラグビーを通じて、子供たちの交流ができるといいなぁ

香港のラグビーシーンは2021ー2022シーズンの前半戦が終わろうとしている。各カテゴリーの前半戦最後の試合が今週末で終了する。それから香港はクリスマスホリデーとニューイヤーホリデーを迎えるのだ。そして年明け1月の第一週の土日からトーナメントが再開される。香港のラグビーシーンはコロナに負けず元気です。

そんな香港のラグビーと日本のラグビーの交流が出来たらいいなぁと思っている。どんな形ができるのか?考えるだけでワクワクしてくる。いつの日か笑顔でラグビーを通して香港と日本のラグビー交流会を実現したいと思っている。

2021-2022 シーズン前半終了

GaiWu Blaze vs GaiWu Blossoms

チームに何も貢献できないまま、昨日で2021ー2022シーズンの前半戦が終了した。グランドファイナルゲームは同じGaiWu同士で香港人主体の GaiWu Blaze vs 日本人主体のGaiWu Blossomsで行われた。聞くところによると人数の集まりが思わしくなく若干のメンバーの貸し借りをして、更に13人制として行われたようだ。

11月6日に香港を離れて日本へ行って12月5日に香港へ戻ってきてはいるが今は政府指定のホテルの狭い部屋で21日間の強制隔離中だ。その間にもチームは参加人数をやりくりしながら何とか試合をこなしてきてる。数試合はどうしようもなく棄権せざるを得ない状況もあった。試合ではさほど貢献できる働きはできないまでも頭数には貢献できる。チームに申し訳なく思う。みんなお疲れ様でした。
2022年の開幕戦で会おう 🙂

 

RUGBY IS BACK to HONG KONG Vol.1

香港は今、ラグビーが盛り沢山

非日常の週末でした。何から書いていけばいいんだろうかと迷うくらい先週末は私はラグビー漬けになったのでした。時系列でご紹介します。まず、10月30日土曜日、私が所属するGaiWu Blossomsの第2戦vs HK football club、グランドは当然、Football clubです。日本代表もクォリファイで使用する由緒あるクラブチームのホームグランドなんです。ここに立つと自然と気持ちが高揚してくる。ジャージを着てスパイクを履いてグランドにでるところから自分の心の中でいいなぁという雰囲気に浸れるんです。私は3番で先発した。キックオフ、相手のフライハーフのキックオフ、予感はあった。ポーンと蹴られた楕円のボールが縦に開店しながら放物線を描いて飛んでくる。自然に「マイボー」と声だでた。上目遣いに落ちてくるボールを見据えながら目線の下の方にまっすぐに走り込んでくるジャージが目に入ってくる。ボールを確実にキャッチすることに集中して少し半身に構えて胸に受けた瞬間、ガツっと背中に衝撃を受けた。前のめりになりながらすぐ後ろでフォローしてくれていた仲間にパスをする。「あぁーよかった、落とさなかった。バックスにボールが繋がっていくのを見ながら安堵した。こうして第2戦目は始まった。

それにしてもスクラムが異常に強かった。前の3人全員がデカい!対面の1番は特にデカくて硬かった。マイボールでは押し込まれて何度も宙に浮いた。モールとスクラムで押し込まれて5本くらいトライも決められた。

50対19の大差で負けた。負けはしたが、いい場面もいくつかあった。ボールを展開してバックスで勝負して勝てていたし、個人的にも長めにグランドに立っていられた。なによりもこのグランドで試合が出来たことが何よりも嬉しかった。残念ながら来週から日本出張で1ヶ月半の間、戦線離脱だ。最高の仲間達に気持ちを託す。

GaiWu Blossoms vs HKFC

つづく

 

Withdraw from game

開幕から2試合連続の不戦敗

GaiWu Blossomsの長い歴史の中で初めての異常事態だ。シーズン開幕戦に続いて2回目の不戦敗になってしまった。参加メンバー不足だ。試合に望む人数が揃わない。厳しい状況だ。基本的にGaiWU Blossomsというチームは日本からの赴任者を中心にしてそこに香港に住むローカル日本人で構成されている。有志によるクラブチームとして運営されている。当然、香港に駐在しているからには仕事が優先だ。みんな仕事の合間を見つけて練習や行事に参加してくれている。やっぱり例年に比べるとコロナの影響で仕事と休みのやりくりがうまく行かなかったり、日本へ一時帰国するにしても香港に戻った時の2週間の隔離制限など不便さがある。

同じクラブチームのGaiWu Hong Kongに試合のサポートをするが、今シーズンはBlossomsと同じカテゴリーでエントリーしているため試合日が重なっていてサポートに来れないという不運も!それでも数人はダブルヘッターを覚悟で参加を申し出てくれている。がしかし、今日予定していた試合のメンバーは15人がやっとだ。控えの選手がいない状態では到底戦えない。2試合連続の「棄権」だ。苦渋の決断だ。

一昨日の祝日にはホームグランドのハッピーバレーでGaiWu Hong Kongと合同で練習した。やっぱり人数が多いといろんな練習ができて効果的だし、なにより楽しい。来週は試合ができる環境が整うこと祈っている。

HKRU Community League 2

シーズンイン直前のフレンドリーマッチ

GaiWu HK vs GaiWu Blossoms

シーズンインを来週に控えた25日、GaiWu HKとのフレンドリーマッチが組まれた。GaiWu Rugby ClubのTeam Mateとのフレンドリーマッチ、フレンドリーとは言えハードコンタクトありの「ガチ」の試合だ。集合時間の9時にホームグランドであるHAPPY VALLEYに着くとHong Kongのメンバーがすでに準備運動を始めていた。「出遅れたかな」と少し気後れしながらもチームメイトが待つ輪に声をかけながら加わると、試合前の何とも言えない雰囲気というか感触が思い出される。「うぅ~ん、いい感じだ」内心、気持ちが高ぶってくる。
試合は、15分間、3本で、相手から経験の浅い新人も含まれていることから最初の15分は「コンタクト無し」と提案があった。残り2本はタックルありのスクラムはノーコンテストだ。私はいつもの3番プロップじゃなく、5番ロックでスターターだ。不思議だったのは、昨年まで感じていた試合前の小さな恐怖心とか不安感がまったく沸いて来なかったことだ。キックオフ前、フォワードは右にレシーブの布陣をしいてボールを待つ。レフリーのホイッスルで高く弧を描いて私の左後ろにボールが飛んでいく。意外と冷静にボールを追っている自分を意識できた。
試合が始まった。最初の約束は一瞬で破られた。ボールをうけた仲間に若い香港人が襲い掛かる。勢いに任せてゴールライン近くまで押し込まれるもなんとかディフェンスとキックで挽回して逆に流れを呼び込んだGaiWu Blossomsが2トライをあげて最初の15分を終わった。なかなかいい感じだ。
私は最初の10分間で交代した。それでも自分の中では「やった感」はしっかりあった。タックルも行けた(と思っている)し、ボールをもらってラックも作れたし、なによりも試合後に「楽しかった」と思えたことが昨年までとは大きな違いだ。それは私自身が感じることができた「変化」かな?結局、15分を3本やって2本-3本でトータルは逆転負けだった。少ない人数で満足に試合形式の練習もできていなかったわりには「試合」にはなっていたと思う。経験が活きた結果だろうな。さぁッ 来週からGaiWu Blossomsとしての本格的なシーズンインだ。ワクワクしている。

フレンドリーマッチの後、ももかと一緒にLukeを応援にSo Kon Poまで行ってきた。残念ながら僅差で敗れた。HKU Sandybayは開幕から2連敗だ。さらに背中から腰、足への筋を痛めてしまったようでLukeが心配だ。

2021-2022シーズン開幕 in Hong Kong

ラグビー漬けの一日なり 🙂

ついに今日、香港の2021ー2022シーズンが開幕した。1年半以上も満足に活動できなかった期間を耐えて香港にラグビーが戻ってきた。

Hong Kong Rugby Union HP

今日は朝、9時半からチーム練習に参加した。いつものハッピーバレーの6番ピッチ、9時15分頃に着くとすでに数人がスパイクを履いて準備をしていた。ボールを持ってジョギングしているやつもいる。暑い、9時過ぎだというのに暑い、じっとしているだけでも汗が滲む、いつもの香港の夏だ。こんな気候の中でラグビーをやろうっていうんだから大したもんだ。これも香港ラグビーの特徴だな。

今シーズン、我らがGaiWu Blossomsはメンバー不足の危機に直面している。コロナの影響もあって仕事が忙しいやつもいてシーズンが始まりそうな今も15人が揃わない状況が続いている。(プレミアリーグは始まったのですが、我々のシニアリーグは10月開催の予定です)今日も香港人の数人を含めて何とか17〜8人程度だった。大丈夫かなぁ〜

11時半過ぎに練習を終えて練習の見学に来ていた娘とチームメイトと一緒にランチをしてプレミアリーグの試合を見にKing’s Parkへ、久しぶりに南ア出身の友人、Lukeのプレイが観れる。2時前に着いてビールを飲みながら待っていると試合前の練習を終えてLukeが来てくれた。娘のももと会うのは1年半ぶりかな?でかい、前に会った時よりもでかくなっている感じだ。今日は「8」で先発する。間違いなく30度は超えているだろうな!

残念ながらKowloonに1点差で惜敗、途中卑劣なプレイに怒ったLukeがファイトするシーンをみれた。普段の優しい雰囲気のあいつがあそこまで怒って相手に掴みかかる姿に改めてラグビーに取り組む気持ちが見えた気がした。

試合のあとすぐにハッピーバレーに戻って、今度はもものコーチが出る試合の応援だ。HKFC vs VAlley Fort、HKFCは自分が所属するチーム、対戦相手のValley Fortには学校の先生がプレイする。ももとしてはどちらを応援するか悩みどころだ。結局、こちらも一点差でHKFCが惜敗した。応援していたチームが両方負けてしまったけど、朝からラグビー漬けの楽しい1日でした。さぁ自分の試合に向けて気持ちを高めて行こう! Go Go GaiWu Blossoms 🙂

2021-2022シーズン開幕です!

シーズン通して、安全祈願!

いよいよ2021ー2022シーズン開幕が2週間と迫ってきました。GAI WUが集まって今シーズンの安全祈願のセレモニーを行いました。香港ではお祝いの席などでよく見かけるセレモニーです。ひとりひとりお線香を神様へあげてみんなで豚の丸焼きを頂きます。昨年、一昨年と満足に試合ができないシーズンが続きました。今の香港の状況ですが、ワクチン接種率は全体の60%を越しておりレストランや施設など若干の規制はあるものの、マスク着用以外はほぼ普通に戻っています。すでに一部はシーズンを通しての試合日程も発表されています。さぁいよいよ待ちに待った2021ー2022シーズンの開幕です。

ところで、我らがGaiWu Blossomesですが、不安を抱えたままでのシーズン開幕になりそうです。毎週末に炎天下のもと練習は続けていますが参加メンバーがなかなか揃わないんです。フォワードは未だに満足にスクラムを組めたことがありません。香港人のサポートを受けてなんとか15人が揃うかなぁといった状況です。試合になるとなんとか都合をつけて参加してくれるとは思っていますが、フォワードとバックスの合わせの練習やシェイプといったシステムの確認は不十分な状況です。試合の中で作り上げていくしかないですね。日本人のチーム力が試されるシーズンになりそうです。いいシーズンになることを豚の丸焼きに祈って「さぁ出陣です」