年度末の3月は駐在員にとっての帰任の時期だ。会社の命を受けてここ香港に赴任して来て任期を全うして帰任する。達成感や寂しさは人それぞれなんだろう。前職で駐在員としての、2010年の自分の帰任の時は不完全燃焼でしかなかったなぁ〜そんなことを思い出しながら。。。
チームの主力の一人、HO坂本が帰任する。今年の2019-2020シーズンは開幕時と同じタイミングで発生した逃亡犯条例に反対するデモの影響で前半戦の数試合が中止となったり、後半は新型コロナウィルスの対策のために市民活動が全面的な中止となってしまって、結局最終戦を残したまま終わりを迎えることになった。坂本はじめチームにとってもフラストレーションしか残らない中途半端なシーズンとなってしまった。こんな状況の中で帰任することになって心残りだったろうと思い図るばかりだ。
さらに追い討ちをかけるように、20日過ぎの帰国を予定してのに日本政府のコロナ対策で帰国便を急に早めなければならなくなった。不運だ。
まぁ〜次は日本で会おう、坂本!それまで元気で
追記)コロナウィルスの影響を受ける中、有志による練習を実施!私は用事があって急いでグランドに向かったけどすでに時は遅し(><) 練習終えて帰ってくる仲間と合流!それでも久しぶりに会う仲間の顔は生き生きとして見えた。みんなに会えて良かった。元気をもらえた。仲間って本当にいいなぁと思えた、とても充実した日曜日でした。
2019-2020シーズンは前半は香港の民主化を主張するデモの影響で2試合が流れた。また、ここにきて新型コロナウィルスの感染防止の対策としてリーグ再開の目処が立っていない。日系企業に務めるチームメイトは早々に家族を日本へ帰している。週末に手持ち無沙汰の連中が少しはボールを触ろうと集まった。私は用事で少し遅れて集合場所の Tamar Park 着いた。
メールで到着を知らせると、みんなはすでにいつものバーに向かっているとの返信(><) 遅れて後をおった。最近チームでよく集まるイタリアンバーレストラン 
毎年4月に行われる
2019-2020シーズン第6戦目、令和2年の初試合、見事に勝ちました。対戦相手は Tin Shui Wai RFC3 前半戦でも勝っていた相手ではあったが 12月7日以降ずっと試合から遠ざかっていたこともあってあってみんな不安の中、望んだ試合だった。試合開始後から相手陣地に攻め込んではいるもののノックオンなどの小さなミスが出てうまく試合の流れを掴めなかった。スクラムも押されて苦しい試合展開だった。でも、相手に自陣5メーターまで攻め込まれてもしっかりとタックルに行って守り切っているうちに少しづつリズムが生まれて先制のトライがとれた。その後、逆転のトライを許して少し嫌な流れを残してハーフタイム、後半になってすぐにバックスの展開からトライを決めると一気に流れを呼び込んで最終的には、38-7 で令和2年の初戦を勝利することができた。
WTB と一対一になる瞬間、娘が見ている ことが頭をよぎった。相手が小柄だったこともあって躱されることもなくタックル(?)というか捕まえてことなきを得た。よかった。少しだけどチームに貢献できたことが少し嬉しかった。試合後、娘に「見てた?」と聞くと「見てたよ」との返事、「パパちゃんと相手をとめて攻撃を潰したやろ?」というと「パパ、タックル高いで」とダメ出しされた (><) この日の試合では自分の中では他にもチームに貢献できたいいプレイがあった。小さな自信ができた。あとはスクラムだな。姿勢がどうしても高くなってしまって押されてしまう。次の試合ではもう少し耐えられるようにしたいと思う。それにしても、いつの間にか娘とラグビーの試合の内容で話ができるようになったんだなぁ〜そう思った。
いつものように準備運動をやって軽めのタッチゲーム、朝早い時間ということもあってさほど日差しも強くなくいい感じだ。その後はコース分けしたラインでランパス、ディフェンスをつけてのランパス、水を入れて、スクラムの基本姿勢の確認。タックルとオーバー、このあたりからみんなある程度コンタクトの意識であたりが少しづつ本気モードに入ってくる。
最後に少し狭めのスペースで本気モードのラック中心のADだ。眉間、鼻筋、顎としっかり擦りむいたのと、あたりに行って相手の頭を顎にもらったのと、ラックで上からのしかかられて「うぎゃッ」となったくらいで大怪我せずに今日も楽しい練習でしたぁ!


最高にいい仲間たちだ。でも今日のスパークリングワインはちょっとヤバい!飲みすぎた。途中、日本に帰任した高原にも電話して迷惑かけた。反省!「ごめん、許せ高原!」
一人はパン屋さん、もう一人は発電所マン!パン屋の思い出はミラーサングラスと多かった試合途中の怪我でのリタイアかな(笑、発電所マンはというと会社に嘘ついて試合に来てた事とチームを救ったギリギリのところでタックルかな(笑 でも実際のところ昨シーズンと比べると5人もバックスが抜けてしまった。やす、オギャン、松本、パン屋と現場監督、バックスの最年長の浅田が困ってた。毎年のことだけど、寂しいもんだ。年末の AJRCでは GaiWu Blossoms として参加してくれるだろう。それもまた楽しみだ。ふと思う、こうして人と人とが「ラグビー」をとおして繋がっていく、もしラグビーがなかったら決して知り合うことはなかっただろう二人。帰任するのは仕方ないけど、またいつか会えることを楽しみにしているよ。
そしてもうひとつ題名に書いた「焼肉だいもん」ここにもラグビーつながりの仲間がいる。仲間が集まってくる。とっても大切な仲間だ。左の写真は俺のことを唯一呼び捨てにできる野田先輩とスクラムを一緒に組んでたタク、少し痩せたかな?野田先輩には感謝している。最初の試合で遠慮して参加を断っていた俺に「何やってんだ。試合しに来てんだろうッ!出ろ」と言って半ば強制的に試合に出させてくれた。
あそこだと思って、入り口から店の中を覗くと先輩がいた。何と言う偶然か!一緒にいたのはジャカルタの鴨川さん!弾む会話の流れで渡部に電話をするとなんと大門にいると言う。偶然が偶然重なって貴重な再会だった。


その後、タッチラインに並んで腕立て10回やって5mまで歩いてジャンプスクワット、これを4往復。水を入れて腕立てのポーズから足を宙に浮かせて膝を惹きつける腹筋x10回、5mまで歩いて背筋x10回。バテる(><) 水を入れてキックパス、4人ひと組になってセンターライン付近で構えてキックされたボールを受けてランパスしてトライラインまで走りきる。これを3往復やったかな?人工芝で蒸し返すグランドを時折風が吹き抜ける。気持ちいい。そのあと1対2のタッチでのアタックとディフェンス練習、次に3対2に増やして同じ練習が続く。最後に7人づつに別れてタッチゲーム。
練習最後のダッシュをやって今日の練習が終了だ。暑さで気分が悪くなったものも居たけど誰一人文句なんか言わずキャプテンが示すメニューをこなして行く。途中、冗談や気合いの大きな声を出しながら和気藹々とでもやる時は真剣に集中してやる。今のこの時期の練習が10月から始まるシーズンに大きな自信になる事をみんな分かっている。2019-2020シーズンは始まったばかりだ。さぁ怪我に注意して気合いを入れて頑張りませう!