Hong Kong XV vs Brazil

おめでとう香港代表

香港時間7月22日午前2時30分 香港代表 vs ブラジル戦の中継がYou Tubeで始まった。香港代表の南米ツアーテストマッチの最終戦だ。チームリストを見るとLukeはNo.8でスターターだ。試合の3時間ほど前にWhatsAppでLukeに体調はどうかと聞いてみた。すぐに All goodと返事があった。その言葉通りに試合開始10分過ぎ相手陣地22mの左端でボールをもらうと2,3人のディフェンスを交わしながら最初のトライを決めてみせた。コンバージョンも決まって7-0とするもすぐに同点に追いつかれてしまった。前半30分過ぎには追加のトライをきめて14-10で前半を終えた。後半はブラジルペースで試合は進む。なんとか我慢して耐えていた香港だったが58分過ぎにゴール前のラックから押し込まれて14-15と逆転を許してしまった。更に65分過ぎにはまたもフォワードで押し込まれて追加点(14-22)を許してしまった。それでもひとつトライを返して19-22と食い下がるもブラジルはPGを決めて19-25と香港を突き放す。6点差のまま刻々と時間が進む。終了間際79分に相手陣地深くにはいった右端でラインアウト、しっかりボールをキープしてモールを組むとブラジルゴールへ向かってドライビングモールで進んでいく、たまらずブラジルはオフサイドのペナルティを犯す、アドバンテージをもらって更に前進していく、途中で出したボールを左端にキックパス、ボールを受けたウィングがブラジルゴールへ進もタックルを受けてモール、出したボールをライン際で張っていた右ウィングにパスすると飛び込んでトライを決めて1点差とした。時計は80分を過ぎていた。静まり返った静けさのなかコンバージョンを決めて26-25の大逆転勝ちを見せてくれた。朝方4時20分過ぎだった。僕はひとりYouTubeの前で涙を流した。日本でプレイすることを夢見て南アフリカからひとり香港へ渡り住んでプロとしてプレイしているルーク、今は香港ラグビーのちょっとした有名選手だ。初めて会ったときは26歳だったと思う。逆転勝ちを決めて喜び合う選手の輪の中にルークを見つけた。本当に嬉しそうなその笑顔をみてよかったと自然に涙が流れた。

You Tube: Hong Kong XV vs Brazil

Hong Kong Rugby Union: Hong Kong Rugby Union News

南アから友来たる

Mr. Gavin Willson

「I will be at Di Vino on Wyndham street this evening around 6-8 pm」 先週木曜日 WhatsAppにこんなメッセージが届いた。2週間ほど前だったか、7月10日から香港に行くから、会えたらいいんだけどといったメッセージが届いていたことをすっかり忘れていた。そっか今日だったか!会社をさぼってゴルフの練習に西貢フェリーに乗り込む前だった。3時から1時間だけのドライビングレンジで切り上げて汗だくの中シャワーも浴びずに4時20分発フェリーに飛び乗った。西貢ピアからミニバスとMTRで帰宅できたのは5時20分過ぎ、大急ぎでシャワーをして5時45分頃に家を出た。
MTRの中で集合場所のワインバーを確かめる。ランカイフォンの上の通りでSOHOとの中間くらいだ。ハロウィン向けの雑貨の出店がならず会談をひっしに上り続ける。結構キツイ。途中、大陸からの若い観光客らしき複数のグループがSNS向けだろう、スマホで写真を撮り合っていた。街中で普通語が聞こえてくることがすごく増えた。息をきらしながら石段を登り切って左手に指定の「DiVino wine & bar」はあった。
外からガラス越しに見ると6時半過ぎだというのに多くの客で込み合っている。入口を恐る恐るあけて入るとすぐに「Hi Haruki」 Gavin が両手をひろげて近づいてきた。頭の形は同じ、相変わらずの笑顔でハグしてきた。周りで飲んでいる10人以上のお客さん達は全部 Gavin 繋がりだ。全員がお互いに知り合いじゃない。それでもGavin繋がりで集まって飲んでいる。どういう知り合いなのと聞くと、仕事仲間だという。なんの仕事?建設関係さ、みんないいやつばっかだぜ!あっちのデカいのはラグビー繋がりだよ。HKFCのキャプテンだったやつだよ。紹介するよ。そんな感じでワインを何杯も飲んだ。不思議だったのはみんな適当な時間にきて適当な時間に帰っていった。料金も支払いせずに(笑 きっと最後にGavinがもつんだろうな、こんな集まり方っていいなと思った。日本じゃ何時に集合、何時まで、ひとり〇〇円ね、って感じだもんな。
Mr. Gavin Willson が 今の香港代表 Luke Van Der Smitを日本に紹介してほしいと持ち掛けてきた男だ。このブログを書き始めたきっかけの男の一人だ。

 

Mr. Luke Van Dea Smit

DiVino Bar & Restaurant

 

久しぶりのGai Wu

4月初めに引退宣言をして3カ月ぶりにGai Wuの練習に参加させてもらった。Gai Wuのホームグランド Happy Valley Pitch #6 13時集合、12時45分過ぎに着いた。暑い。めっさ暑い。31度、日差しが痛い。懐かしい顔が声をかけてくれる。引退するって誰も許可してませんよ。笑 気心が知れた仲間たちのイジリが嬉しい。タッチゲームからパス練、1対2、2対3と基本練習が続く。暑い。日陰がない。水分を十分に補給しながらの練習。この暑さと湿度の高い気候が10月のシーズン開幕まで続く。一旦、気持ちが切れた身としては到底続けるとか想像がつかない。長いGai Wu J の歴史をつないで言ってくれるみんなに感謝だ。練習終わって、ビール飲み過ぎた。家に帰って爆睡だった。来週も行こうかなぁ(笑