WXV Global Series Challenge

Fiji vs Hong Kong China

試合会場の啓徳周辺は目覚ましいスピードで開発が進んでいる。駅に直結のショッピングモールの AirSide には多くの若者であふれていた。今年春に香港セブンスの観戦で立ち寄った時の印象とは大きく違って店舗数が各段に増えて充実しているようにみえた。特にペットを連れた若いカップルが多い。香港はにわかにペットブームらしい。2Fにある翡翠拉麵小籠包(Crystal Jade)で小籠包と乾煸四季豆 、排骨(スペアリブの甘酢煮)上海粗炒 に青島ビールで試合前から少し赤ら顔だ。途中のAEONでペットボトルの水を買って会場についたのは3時過ぎだった。
無事に入口での飲み物チェックを潜り抜けてメインスタンド側2Fの自由席に座った。

グランドには試合前のアップで両チームの選手達が軽くシステムやラインアウトなどの確認をしていた。遠目にもFijiの選手の体格が固そうで重いことが分かる。全員がフォワードか?と見間違えるほどの体形をしている。試合前に気持ちのリラックス感は重要だが笑顔は不要だ。Fijiの選手の顔には遠目からでも緊張感が見えた。一方のHong Kong Chinaというと残念ながらチームとしてのそれは伝わってこなかった。素人の老婆心であればいいのだが・・・

3時30分 Hong Kong China の KOで始まった。ボールを受けたFijiはボールをパスすることなく体格に任せて前に前に出てくる。一人のボールキャリアに対して2人3人としがみつかないと止まらない。ラックになってもすぐに次のポッドができていて次から次に前進していく。当然ながらラック周辺にHong Kong China のディフェンスが寄せられてしまって両端におおきなスペースができる。バックスへ展開して外で勝負するのかとみているとセンター陣もボールを持つと前に仕掛けて出ていく。バックスでも十分にデカい(笑 二人のディフェンスを振り切ってフリーでゴールポスト下に余裕の最初のトライまで2分とかからなかった。

その後は言うまでもない。圧倒的な体格差というかディフェンスの差だろう。Fijiの体格を止められない。システム云々の前にタックルミスが多すぎる。反対にFijiは一人でひとりを確実に止める。その分立ってディフェンスの準備をする選手が十分に残る。体格の差は変えられないがディフェンスの精度はシステムやスキルアップで変えられるはずだ。Hong Kong Chinaには肩からではなく手からタックルにいく選手が多くいた。スタッツを管理していればタックルミスの数字はきっとFijiの3倍程度まで多かったはずだ。やっぱりラグビーはタックルだなと再認識させられた試合だった。もうひとつ言うと大差をつけられた試合終了間際にトライを決めて大きくはしゃいで盛り上がるチームは猛省が必要だろう。