あぁ痛恨のノックオン

Semi Radradra Fijian Rugby football player

9月9日にフランス vs ニュージーランド戦で始まったラグビーワールドカップ 2023 フランス大会、10月29日の決勝まで約7週間もの長丁場の激しい戦いが続くことになる。週末の夜更かしで月曜日は出勤しても午前中は仕事にならない人も多いのではないだろうか?私は午前半で対応しているので問題は無い(笑、 2週間が過ぎて私が一番印象に残っている試合は11日のWALES vs FIJI戦だ。余談ですが、自宅のテレビは過去一カ月間録画のストリーミングサービスが提供されておりいつでも巻き戻して観ることができるのでとても便利だ。試合そのものよりもあのあごの周りに異常なまでにもうもうとくっついている髭の塊と6点のビハインド、ロスタイムの82分過ぎゴール手前でノックオンしたFijiのCTB Semi Radradra がグランドに両手をついて愕然とする姿だ。振り返る、6点差を追いかける試合終了間際、モールからFIJI が押し込んでトライをとったように見えた。TMO判定の結果ダブルモーションでの=トライ判定、自陣まで戻されたFIJIは終了間際の常識を破ってキックをつかって前進する。

ボールをつないでWALES陣22mまで切り込んで正面少し右のモールから左へ展開する。CTBのキャプテン Waisea Naycalevu から長い飛ばしパスが左サイドのウィングの位置で張っていたRadradra放たれた。WALESのディフェンスはモールからの移動で少し遅れている。Radrandraの前にはディフェンスが居ない。一直線に走って飛び込んでトライのはずだった。飛ばしパスで少し勢いを欠いたボールがRadrandraの少し手前でワンバウンド、小さくゆれたボールが手から前に転げ落ちた。終わった。Radradraは両手をピッチについて茫然として視線が定まらない。このシーンはずっと忘れないだろうな。WALES 32 – 26 FIJI いい試合だったなぁ。

WALES vs FIJI

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