アノちゃんにも会えた夏休み
1 日本 21 vs 16トンガ 試合内容や結果についてあれこれいう人はいるだろうけど、何はともあれ勝ってよかった。勝利の期待を抱かされて望んだはずのニュー人ーランド15とサモア戦に連敗して望んだワールドカップ前の. ‘ トンガとのテストマッチだった。どんな形であれ勝利が最低条件だったはずだ。80分が過ぎたことを知らせるフォーンがなってからの日本ボールのラインアウト、上手くキャッチされたボールがスクラムハーフから途中交代で入ったスタンドオフの松田に渡って少し慌てたようにスタンドに蹴り出された。その瞬間、日本の選手と観客の大きな歓喜で花園は揺れた。明るく照り出されたグランドでは多くのトンガの選手達が片膝をついて項垂れている姿がとても印象的だった。最後のインタビューでトンガのキャプテン スクラムハーフのソナタネ・タクルアが話していたのを聞いて納得した。「我々はこの試合にすべてをかけて戦った」その話ぶりから冷静な悔しさが滲み出ていた。きっとワールドカップでは大きな躍進をするだろう。チームとしての一体感は日本を超えていたと私には見えた。
日本はチーム内でまだまだ最終選考に残るためのサバイバルが続いている。主力選手もすべてが参戦していない中でのテストマッチであったことを忘れては行けない。最終選考に残った選手立ちがさらに強いジャパンを見せてくれるはずだ。
ところで、今回は出張に夏休みを兼ねてお休みをもらっての帰国だ。大阪といえば難波だぁということでグリコまで行ってきました。東京から観戦にきた友人達と一緒に粉もんを食べてすっかり大阪観光してきました。花園のリポビタンDのブースでは久しぶりにアノちゃんにも会えて娘も大喜びでした。
連日ぐずついた天気がつづいている香港、11時の練習開智のあと一瞬晴れたと思ったら結局、最後まで雨天練習となりました。駐在員が中心のメンバー構成なので人数確保が毎年の悩みの種ですが今日もなんとか15~16人が集まってシーズンに向けての練習ができました。準備運動のあと走るコースを意識してのパス練習、続けて1対2、2対3、3対4のアタック、ディフェンスを続く、今シーズンはディフェンスのシステム強化を進めている。瞬間瞬間で詰めやドリフトとラインを通してコミュニケーションを取りながら攻守のシステムを強化している。近代ラグビーなのかな?ついていくのが大変だ。チームへ貢献どころか迷惑をかけないようにするのが貢献かな 🙂 今シーズンはディフェンスの練習にも例年になくキッチリと取り組んでいる。タックルからのジャッカル、ミニラックゲーム、ゲーム形式でのガチ当たりと続く、この練習がきっとシーズン終了時の結果に結びつくはずだ。それにしても一日経ってパス練でやった「突き指」が大変なことになってきた(><)
自身としても体力的には見劣りするがスキルとしては昨シーズンよりもアップしていると思う。何よりもラグビーが楽しい。怖いと思っていたアタリが楽しく思えてきた。年齢による俊敏さは如何ともしがたいところではあるが痛みよりも嬉しさのほうが心に響くのだ。練習は裏切らない。今シーズンの開幕が楽しみだ。気持ちがはやる。