Hand made PIZZA under the critical sitation of Coronavirus in Hong Kong

「Hand made PIZZA under the critical sitation of Coronavirus in Hong Kong」と、ながいタイトルですが、なんの事はなくて思い立ってピザを手作りしてみることにしました。私、学生時代は喫茶店のバイトと麻雀に明け暮れていました。昼ころ起きて溜まり場になっている喫茶店(サップという名前でした。30数年前の話です。当然もうお店はありません。)に行ってコーヒーを飲んでいるといつの間にか仲間が集まってきてお店の2階の雀荘で夕方まで打つのです。バイト先はこの溜まり場のサップの弟さんが店長のお店でした。ほぼ毎日にように夕方6時ころから深夜2時まで時給1050円で働いていました。学校も行かずに!授業は受けていませんでしたがこのお店で私は「社会を学ぶ」貴重な経験をしていたのかもしれません。お店は小田急線の読売ランド前駅からすぐのところにありました。毎晩、終電でいつも帰ってくる銀行員のサラリーマンの方や読売クラブのサッカー選手、読売交響楽団の方、俳優さんもたまに立ち寄ってくれたりしていました。バイト仲間との関係や社員として一緒に働いていた先輩(大学の先輩です)今は会うことも連絡することもないのですがふとどうしてるかなぁと思い出したりします。大学1年の終わりから卒業するまでやりました。その時に覚えたのが生ジュースの作り方、カレーの仕込み方、サンドウィッチ、オニオントースト、その中にピザのレシピもありました。この店では生地から作っていました。コーヒーとセットで700円だったと思います。前置きが長くなってしましましたが、ピサを作ってみようと思い立ったのです。

まず必要なのは、「ドライイースト」これがないと始まりません。少しワクワクしながら電車に乗ってCausewaybayのCitySupperに行ってみることにしました。コロナウィルスの対策制限があるはずなのですが午後の早い時間帯にも関わらず異様に買い物客で混み合っていました。強力粉や薄力粉が売られているコーナーに行ってみても、ケーキの材料のコーナーにもドライイーストが見当たりません。変だなぁと思いながら店員さんに聞いてみると「Sold out」とそっけない返事!OMG

まぁ売り切れなら仕方ないなぁと思いながら歩いてSOGO Hong Kongの食料品売り場に行ってみることにしました。ここも人で混み合っています。店員に聞いてみるとここも「Sold out」!コロナの影響で自宅でパンやケーキを作る人が増えているんやろかぁとひとり思いながら、どうするか考えて大古駅の日系スーパーに行って見ることにしました。この地域は香港の中でもずいぶん前から日本人が住んでいる地域で日系スーパーの「APITA」と「AEON」があります。期待をこめて帰り道方向だしと自分を慰めながら行って見ることにしました。結果、APITAにもAEONにも無し!家を出る時にときめいた昔を懐かしむピザ作りのワクワク感はすっかり消え失せました。実は電車にのる前に家の側のローカルのスーパーにも行って確かめていたので結局、City Supperの前に寄ったJasonも入れると香港のめぼしいスーパー6店舗を回って買えなかったのです。iPhoneのヘルスケアをみると9500歩を越していました。がっかりして家に戻ることにしました。念の為と思って家の最寄り駅について少し遠目にあるWelcomeというスーパーに行ってみることにしました。普段はほとんど使わないスーパーなので期待感もなく商品がありそうなあたりを探していると商品を配列している若い店員さんがいました。歩き回るのも嫌だったのでヤフーで検索したドライイーストの英語表示「Yeast」を見せると何も言わずの歩き出して棚の奥の方から一つだけ残っていた小さな箱を差し出してくれました。「あったぁ〜」心の中で叫びました。若い店員さんは無言でまた配列の作業に戻って行きました。間違いないよな?念の為箱の表示を何度も確認しました。レジに行って「HKD11.00(日本円で約150円位)」払ってウキウキ気分で家に戻りました。

夜、ビールとつまみでお腹を満たしたあとひとり楽しく生地作りに取り掛かりました。嫁さんが使っていた小さなTANITAの計量器を取り出してきて、ネットで強力粉と薄力粉の分量を確認しながら30数年前の記憶を頼りに大きなボウルで練り込んで行きます。表面がつやつやしてくるまで少しづつ水を加えながら力をいれて捏ねているとバイトしていた時の事を思い出しました。懐かし思い出です。楽しかったなぁ〜なんて思いながら。。。

今日、近くのスーパーでチーズとオイルサーディンを買って来ました。懐かしい思い出のピザです。今日本に帰省している嫁と娘が香港に戻って来たらもう一度作ってみようと思っています。

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