ラグビーがシーズンオフということもあって、ちょっとゴルフのことを書いておこうと思います。シーズンオフとは言え毎週日曜日に練習は行われているんですが。。。さて、ゴルフのこと、はっきり言って私はゴルフは上手ではありません。へたっぴです。キャリアというか、始めたのは20代なので、かれこれ30年以上の年月は経っているのですが、その間まったくラウンドしていない年や、やっても数回の年がながくあるので正味数年のキャリアと言ったところです。そんな私ですが、ラウンドすることはもちろん好きなのですが、もっと好きなのが練習している時間がとても好きなんです。アドレスから始まってスイングの向きや体の捻転度合いやグリップの位置などいろんなことを考えながら一人で試行錯誤しながら練習に没頭している時が好きなんです。なので練習は一人で行くに限るんです。昨日出来たことが今日は出来ない、なんで?なんで?と自問自答を心の中で繰り返しながらイライライしたり、いい感じのボールがでると「ははぁ〜ん」と納得したり、そうやって時間を過ごすのが好きなんです。
今日は早起きして西貢の KAU SAI CHAU GOLF に行って来ました。ここはパブリックのコースで、東、南、北の3つのコースがあります。海沿いの地形に少し無理やりと思える感じでコースが配置されていて、初心者からベテランまで楽しめる(はず)のコースです。また、海沿いということもあって景色も素晴らしいんです。KAU SAI CHAU GOLF までの行き方から紹介します。私はいつも自宅からクラブを担いで徒歩移動です。自宅の最寄駅、調景嶺駅から坑口駅までMTRで移動します。HKD4.8で、6分です。改札を出てすぐのバスターミナルからミニバスで西貢まで移動します。早朝やオフシーズンであれば終点の西貢までは約20〜25分程度で行くことが出来るのですが、この西貢というエリアはマリンスポーツや BBQ ができる場所としても有名で、西洋人も多く訪れるエリアで、渋滞にはまると40分以上かかる場合もあります。西貢から周りある島々にはジェットスキーや水上スキーを楽しく人や家族づれも多くいますし、飛び込み台がついたクルザーなんかも見かけます。要するに夏場はけっこうな渋滞スポットでもあるんです。なので、西貢までの所要時間はミニバスの運転手のおっちゃんの力量に大きく影響されてことも多々あります。料金は確かHKD9ドル程度です。終点の西貢でミニバスを降りて海に向かって歩いていくと KAU SAI CHAU GOLF 行きの専用フェリー乗り場があります。
ミニバスを降りてから約20秒程度、途中、フィリピンのハウスヘルパーの女性たちがグループを作ってダンスの練習をしている中を知らんぷりで通り抜けます。専用フェリーの出発時間が、00分、20分、40分の1時間に3回です。特に乗船チケットの売り場はありません。往復でHKD75ドルなのですが、料金は帰りにまとめて支払うシステムです。うまく出来てるなぁと感心します。コースのある島まではフェリーで約15分程度です。フェリーを降りるとマイクロバスが待機していて、クラブハウスまで連れて行ってくれます。おおよそ30秒程度で到着します。以上がコースまでの行き方です。https://www.kscgolf.org.hk/index-e.asp
クラブハウスについてマイクロバスを降りるとその日ラウンドする人たちのための受付窓口があります。窓口は東、南、北とコースごとに分かれていて、事前に予約した時間を言ってHKID を見せて料金を支払います。シーズンによっても少し差があるのですが、おおよそHKD900(JPY12400.-)程度です。今日は私はラウンドではなく練習なのでこの窓口はスルーです。練習ベイの確保はクラブハウスに併設されたゴルフショップのレジで受付します。HKD90/1時間です。初めてこの練習場にきたときは、その環境のすばらしさに嬉しさを感じたことを覚えています。ベイは1階と2階があって、私はいつも1階を選んでいます。階段をおりていって、広く並んだ練習ベイの中央付近に座っているタッフさんに受付でもらった紙を見せると無言であっちと指差してくれます。気の利いたスタッフさんだと指定のベイまで連れて行ってくれてケースに入ったボールを持ってきてくれます。ボールは日本でみる「練習場」向けのものと同じだと思います。時間制なのでボールの数に制限はありません。練習ベイも日本のサイズよりは少し広いような気がします。それからここの練習場には日本でよく見られるような防護ネットはありません。目の前に緑色した自然が広がっているだけです。これが私がこの練習場が好きな理由のひとつです。今日も10時30分から2時間、しっかり練習しました。でもなかなか上達しません。でも、やめません。ゴルフが好きなんですねぇ~(笑
もうひとつこの練習場が好きな理由があります。それは、練習グリーンがあることです。そのグリーンもそこそこ広くて、グリーン周りからアプローチの練習が出来ることです。しかも特別に追加の料金も時間制限もないんです!最高でしょ!私の場合は2時間、ベイで練習したあと、この練習グリーンに移動して約1時間から1時間半程度アプローチとパッティングの練習をするのがパターンです。ちょっと私のアプローチとパッティングの練習方法を紹介したいと思います。まず、ボールは3つ、練習場から持ってきたボールではなくて、自分のボールを使います。グリーンには複数のカップがきってあるので、適当なカップを決めてグリーンのそとから3つのボールをアプローチします。ひとつ打っては、その軌跡をみて強さや方向を考えて二つ目を打ちます。そして3つ目、その間、「あちゃーダフった」とか「強すぎた」、「あほちゃうかぁ」、「よっしゃ」等など、独り言をつぶやいているんです。そして、カップの周りにのこった3つのボールをパットしていくんです。当然、カップまでの残った距離が一番遠い順番に「スリーオン、ワンパットのパー」を想定して打っていきます。このときも「ちょいスラ」、「カップの左端」とか、距離を合わせて大きめに見て」とか、強めに浅くとか一人でつぶやきながらです。そばに人が居ても基本的に日本語は分からない人たちなので問題ありません(笑
制限時間は無いので気が済むまで練習可能です。でも炎天下で1時間、これをやり続けると結構、疲れます。行かれる方は日焼け止めをお勧めします。1時間半くらいすると集中力もなくなってきますし、いかんせん、疲れます。大汗かいてぐちゃぐちゃなのでそろそろ終了です。クラブハウスではシャワーも使うことができます。シャワーをした後は、食堂に行ってビールのご褒美です。
なにかいい事をしたわけではありませんが、いい汗をかいた後のビールは最高ですよね。飲みながらまた、今日練習して出来たこと、出来なかったことを一人、考えながらまったっりとするのです。これがまたいいんです。これが私の「ちょっとゴルフィングでした!」 また行こうっと!