Hong Kong Sevens vol.1

あっという間の3日間だった。
香港で最大のスポーツイベント香港セブンスが終わった。
毎年4月の第一週に開催されるこの大会と同時に香港のラグビーシーズンが終わる。そしてすぐに次のシーズンが始まるのだ。これから香港は一気に暑く暑く、高湿度の「夏」へと季節は移っていく。

今年も心底楽しかった。いろんなことがあった。嬉しいことも嫌なことも!そして多くの友人達とも再会できたし、新しい出会いもあった。古い友人に新しい発見もした。それらみんなラグビーというスポーツを通して経験する必然なんだろうと思っている。そしてそこから生まれた出会いがまた次の出会いへと繋がっていくんだろう。私はラグビーというスポーツを経験した人間には、共通して持っている意識があると思っている。それは、みんながこのラグビーというスポーツに関わったことで生まれた不思議なつながりを強く認識していて、そしてみんながとてもそれを大切にしているということだ。それはプレイヤーとしての経験だけが生じさせる意識ではなくて、たとえプレイヤーとしての経験がなかったとしても、ラグビー仲間に触れれば確実に実感できるものだと信じている。

今回のセブンス大会で嬉しかったことは去年の大会前の夕方、香港の女人街という偽物や雑貨の出店が多く立ち並ぶ賑わいスポットで偶然出会った Jamaica Crocs (Jamaica seven team) の選手に再会できたことだ。名前は、Mr. Gareth Stoppani という。左がその時(2018年)に撮った写真だ。彼が今年も選手として香港に帰ってきてくれて、我々家族のことを覚えていてくれた。試合前のちょっとしたアップのあとで控え室に戻る際、観客席の最前列にいた私をみつけて笑顔でウィンクしながら自分が被っていた帽子を投げてくれた。また、更に嬉しいことに Team Jamaica のマネージャらしき人も試合後に控え室へ戻る際に私の顔を認識してくれて、   「 I know you !」 と言って声をかけて娘にはチームのキーフォルダを投げ渡してくれた。実は私は昨年、Instagram と Facebook を通して今年も香港セブンスにきてくれよとメッセージを送り続けていた。そのメッセージを見てくれていたんだろう。しっかりと繋がりを実感できた。下が今年の再会時のものともらったチームキャップとキーホルダー!

昇格試合の結果はというと残念ながら、ロシア、ウルグアイそしてアイルランドに3連敗を喫して、コアへの昇格という目標には至らなかったが、私には、Jamaican fried という最高のプレゼントと底抜けな笑顔を残して帰っていった。

Thank you for your smile and see you all at Hong Kong Sevens next year 2020.

 

 

 

 

Qualifier result: https://hksevens.com/match-schedule/2019-match-schedule

Jamaica crocs Instagram: https://www.instagram.com/jamaicarugby_official/?hl=ja

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